来年は、光合成細菌も自作して、使用してみようと計画立ててますよ
エヒメAIだけでは、足りないですね・・
納豆菌のグルタン、共生菌A300とか・・
いろいろありますからねえ・・少しずつ増やして行きますよ
EM菌は、まあ、様子見です
平成29年度は、えひめAIに続き
光合成細菌の自作も始めます

 


えひめAI の使用について・・


僕の最近の作り方は
せっかくのコメントを参考にして
最初はヒーターの限界、35度にして糖蜜5Kgとヨーグルト5Kg、納豆1パックで
一晩おいてみて、それから、イースト菌を100g・・300gも要らないですね・・実際
投入して、温度もイーストの適温25度まで下げます
それでどうなんだ? なにも変わりません、約5日で完成します
他に、魚系アミノ酸を50gほど入れて見たりします・・
飲んでみれば、普通に酸っぱいヨーグルトのお酒です
 

別に変わらないけど、使用料も増やしてます
もう、灌水にガンガン入れてます 週に10アール10リットル・・
散布も普通に100倍ですよ・・
 

別に何も変わりませんね (笑) 効いてるのかな?
土壌は団粒化してるし、灰色カビは少ないですね
 

安価だし、まあ、使用する価値はあるかと・・
 

エヒメAIについては、公開技術なので、僕も公開します

えひめAIについて・・
えひめAIは現代農業で紹介されてる、自作菌体資材です
 

僕の場合、一回100リットルあまり仕込みます
砂糖5Kgとイースト菌300gと納豆20gとヨーグルト5リットル
最近は砂糖の代わりに、糖蜜を使用します
その方がミネラルが入るからです
それを、水槽ヒーターで水温35度に保って、仕込みます
 

えひめAIは、灌水と散布に使用します・・
これのジャンルは食品です・・
この菌体資材を使用するとき、防除を目的として使用したら・・違反です
食品の散布はグレーゾーンです・・
自己責任で、植物活力資材として使用しないと駄目ですからね・・
 

えひめAIの制菌効果は、インプレッション、ボトキラー、タフパール等の
微生物農薬に匹敵します・・と言っても駄目かな?
でも、匹敵するので、コスト的に十分使えます
ただし、微生物農薬自体、週二回くらい散布しないと
効果が現れない・・たまに、たっぷり散布しても、あまり効いた気がしません
葉面散布に消毒にと週二回くらい使用すると、制菌効果が現れます
 

使用濃度は・・えひめAIは乳酸菌のおかげで酸性です・・
これは、リン酸等と同じく生育抑制の効果があります
なので、夏秋トマトの場合100倍~300倍で使用します
100倍は抑制効果があります・・300倍は何ともありません
生育状態、強樹、勢か弱めかで、様子を見て濃度を決めて下さい・・
 

まあ、使用倍率は個人差がありますけど、1000倍だと
薄くて、効いた気がしないし、週一回だと、制菌効果が弱いと思います・・
 

灌水については、最近は反当たり8リットルですかね・・
週一回、灌水します・・土が団粒化するのが判りますよ~
 

個人的感想では、灰色カビには効く気がするんですけど
葉カビには、効くというより、気休めですかね (笑)
共生菌のエサにはなってると思うので、なんらかの効果はあると思います・・
 

100リットルのタンクに、300wの水槽用ヒーターで加温して発酵させます
100リットルのタンクに、300wの水槽用ヒーターで加温して発酵させます

えひめAIについては賛否両論あります、えひめAI自体は、食品に分類されます
食品を栽培に使用するのは、禁止はされてませんけど
法律で規定もされていないので、いわゆるグレーゾーンです
 

販売用農作物にグレーゾーンを使用してはいけない、そういう意見もあります
 

試験された農薬のほうが安全が担保されている・・
 

僕の考えは、農薬は薄めても飲めませんけど、食品は薄めて飲めます・・
 

トマトを食べて問題が無ければ、使用します、農薬より、環境負荷も少ないと考えてます
 

なので使用を推奨はしません・・あくまで、使用するのは、自己責任でお願いします・・・・・ 
 


こんなコメントを頂きました・・参考までに
<えひめAIが効かない理由>
1、えひめAIにはミネラル分が少ないので菌の持久力が無い。アミノ酸系の活力剤程度。
2、現代農業のやり方では納豆菌が少ない。納豆菌はカビ菌が大好きで溶かす効果があるのに・・・・
3、酵母・乳酸菌の種類が少ない。この二つはあらゆる場所・植物に付着しており種類が豊富。
多様性こそ最大の強さ。(より強く、より大きく、より多くが生物の強さであり生存戦略?)
4、えひめAIはかなり無理した作り方をしている。
この点が主な理由だと思います。
<解決策として>
1、まずミネラル分。白糖などはミネラルが含まれておりません。ですのでシープロテインとか海草エキス、
ニガリ、粗塩などで解決できます。また白糖の代わりにミネラルが含まれている黒糖、てんさい糖、
サトウキビの砂糖、粗糖がおすすめです。菌のドーピング剤と思ってください。
2、納豆菌。これは好気性なのでえひめAIの上部に生息しています。納豆菌は乳酸菌のコロニー
(細菌叢:サイキンソウ)を作ります。これにより乳酸菌は守られより強力になり、そして自らカビを攻撃する・・・・
まさにコロニーキャノン?なので多い方がいいのですが下部は酸素が少なくあまり数はいません。
金魚のエアーなど使うと増えます。
3、酵母・乳酸菌の多様性。これは1、の黒糖、サトウキビの砂糖、粗糖に住み着いていますので
材料を代えることで解決できます。また玄米(2リットルにつき1合)などを入れるとさらに多様になります。
4、えひめAIは材料を一度に入れて24時間で完成とかいっていますが、このやり方だと乳酸菌は酵母の
増殖に押されてあまり上手くありません。まずブルガリアヨーグルト・イースト菌・納豆・粗塩(リットルの1%)を
入れて30℃以上で1日置きます。24時間たったあと黒砂糖(リットルの3%)を入れます。
すると乳酸菌が限界まで増えたあとに酵母が一気に増えます。
私は玄米乳酸菌を5日かけて培養したところへ豆乳とえひめAIの材料を投入して上記の手順で作っています。
効果のほどはないよりマシ程度ではありますがね・・・・・


殺菌剤ってあまり使いたくありませんよね。作物に付着している酵母・乳酸菌まで死んでしまいそうで。
あと私の家は北海道でアスパラを作っていますが病気にかかったものも全てハウスの中に放置しています。
が、病気とかそれほどひどくはありません。外に持ち出している家と変わらないんですよね
。一戸だけですがまったく病気がでず害虫被害もほぼ無いハウスもあります。
春先のEC濃度は290~360μです。
アスパラは一度植えたら10年は続くのでその年に必要な肥料を追肥するしかないんです。
雪解け水でもかなり流亡するし・・・。IB602・アズミン・マイフィッシュ・ミネカル大地などを様子を見てやっています。

どうもありがとうございます・・参考にさせて頂きます~
 


光合成細菌について

最近の光合成細菌の様子ですけど
春に仕込んだ物は、赤黒くはなったけど
真っ赤では無い・・この方法は、安価に大量に培養出来るけど
精度も品質も低いですね、とてもALAを利用できる感じでは無いです
それでも、腐敗はしておらず、灌水には使えそうなので、量もありますし
灌水で使ってしまう予定です

第2ロットも同じ方法で200リットル仕込んであるので
同じ様に製造してますは、やはり、赤黒くなるだけですけど
それでも、菌体資材としては使えそうなので
灌水に使ってしまいます

この方法は、一定には使えますね・・
でも、精度が悪いので、この方法は、この位にして

今年は時間がないので、ここまでですが
今後は、キチンと、培養出来る設備を作って
精度の良い光合成細菌を培養しようと思います

平成29年7月

 


平成29年シーズンより、エヒメAIに加えて、光合成細菌も自家培養と使用をスタートさせます。 
これについては、「農家が教える光合成細菌とことん活用読本」の内容にそって行って行きます
培養方法、使用方法そのものについては、一般公開技術の部分は、公開していきます が・・
花村トマト農園独自のノウハウについては、ネット上では非公開にします

平成29年3月

光合成細菌については、公開部分と、非公開部分があります

今回購入した光合成細菌の種菌の一つです
今回購入した光合成細菌の種菌の一つです

PMBかPSBか、ネットで簡単に買える元菌は何種類かありますけど
安価で簡易なPSBを買ってみました・・
次は、ちょっと高価なPMBを買うかもしれません

光合成細菌培養中
光合成細菌培養中

作り方は、教科書の一例を真似て、海藻エキス、ブドウ糖、魚アミノ酸肥料を使用し
濃い、1次溶液を発酵させ、それを、薄めて2次溶液を作る方法が、大量に培養するなら
簡易だと思うので、採用しました。  エサも簡単に手に入りましたしね

光合成細菌培養中
光合成細菌培養中

最初はヒーターを使いましたけど、これだと、光が当たりにくい・・
今度は、薄めた溶液だけど、ヒーターが確保出来ないしね・・
でも、日は良く当たるし、日中は、温かくなる・・

光合成細菌培養中?
光合成細菌培養中?

ちょっと、赤くなってきました・・上手く出来るといいな~

こういうのも・・
こういうのも・・

赤菌を元菌にするのは、また今度次の機会に・・でもまあ、それもやって見ますよ~

非公開ったって、たいしたことはありません、聞きに来る人には、教えてますしね (笑)

取りあえず、種菌を2種類、購入しました

培養器の為のヒーターとかタンクとか、揃ったら始める予定です