苗、育苗中その2

春の雨が、今年は多くて、いろんな仕事が遅れています。

苗を育苗する専門のハウスばかりで無く、ポットに入れての育苗は

栽培するハウスにビニールを敷いて、仮の育苗施設にします。

育苗しながら、育苗ハウスを整備し、植えながらまた元の畑に戻し

其処にまた植えると言う、4月5月は大変な忙しさになります。

ついでに、祭り、有害鳥獣の許可とわなの設置、PTA、子供会。

田舎の生活は、仕事に追われ、残業や転勤といったことは少ないですが、

特に農家は転勤とか配置換えは関係ないです、しかし

その分、暇に見られがちですが、実際は、雨が降っては予定が崩れたり

苗が手元に来てからは、1日たりとも離れられませんし

生き物だから、天候で変化が変わるし、

常に、予定が流動的に変化するので、しっかりと

段取りを頭に入れて、変化に対応しないといけないので、

仕事で、段取りがぱっぱと、組めないような人には向いていません。

 

それ以外にも、資材の発注確認、技術の勉強、ネットの対応

家事、育児、普通に忙しいです。

サラリーマンと違い、日常生活と仕事がリンクして動くので

家に帰って、休みでは無く、布団に入るまで休む暇はありません。

テレビを見るのも好きですが、和風総本家とかいってQとか、

この時期から、見なくなります。

もちろんDVDを借りて見る暇も無く、ゆっくり音楽を聴く暇も無いです。

 

軽トラのCDには斉藤ひとりさんの講演が12本あって、順番に聞いています。

それも精神的な勉強ですからね。

 

農業はゆったりと人間らしい生活が出来ると、考えている人、

人間らしいですが、物事をぱっぱと、こなせない人には向いてないですからね。

もっとも、農業に限らず、そんな、のんびりしては、子供を養って

生きていける世の中では無いですよね。

誰の人生も波瀾万丈、どんな人生にもドラマがあるはず。

病気も怪我も無く、働ける事に感謝します、幸せ幸せ!