トマト苗、その7

お祭りで忙しくて・・・・遊びですけど。

3日分の変化を順番に載せて見ました。

毎日見てると、変化は少ないですが、写真で見ると、

少しずつ成長しているのがわかります。

セルの写真は、自分で播種したレイカです。

これにも水疱症が出てしまいました、しかし、情報が入っていたので

回避処理をして、農協で共同購入した苗よりは、被害が少なくて済みました。

水疱症の原因は、葉の薄さ、接樹をするために徒長気味に

生育させるため、全体が柔らかいので、

発生するのでは無いか?という見解です。

少し全体を堅くする、養生室での高湿管理を短くし、トンネルによる

養生を取り入れる、などの回避方法が今の所考えられます。

ここら辺は

苗は堅く締め作りが良い、苗の水はおちょこ一杯などど指導しますが、

僕の場合

鉢上げした、レイカの苗、水疱症がひどいですが、

これは逆に、締め作りをせず、水を多めに与え、

徒長気味に伸ばして、葉面散布で加速させ、

次の葉を早めに出させる作戦で、管理しています。

水疱症で葉の有効面積が小さいので、光合成能力に欠けると思われるので、

乾燥状態よりも、湿度を高めにし、光合成をより促進させるよう、仕向けます。

桃太郎も、天候が悪く、気温も低いため、こちらも柔作りです。

 

育苗経験もたった6回ですが、毎年、結果と原因を考え

何故、そうなったのか反省しながら経験を積んで来たからか、

今年は苗で、迷うことはあまりありません。

おおよそ、予測の範囲内で動いてくれるので、心配はしていません。

苗が全滅に近いような大きな失敗も3年目にやっています、

その時は正確な理由すらわからなかった、

後から勉強し、おおよその原因を突き止め、

床土を替えたりしながら、悩んで来ました。

今だって正解とは言えないし、百点満点でも無いですが、

おおよその、状態と、未来の予測が出来るようになってきたので

管理をするのも、水を灌水するのも、少し楽になりました。 

 

何とか、このまま定植まで持って行きたいと、思っています。

楽にはなりましたが、気は抜いてはいません。