育苗、その10、水疱症と徒長苗とポットの肥料について

桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎

4月6日の桃太郎 苗

1葉2葉は少し徒長気味

葉色は薄く、全体に柔らかい。 

人によっては不合格かもしれない、

葉の皺は十分、要素の不足は見られない、肥切れでも無い。

曇天続きで予定より伸びたのは事実、もう少し締めることにしよう。

水疱症、レイカ
水疱症、レイカ
水疱症、レイカ
水疱症、レイカ

4月12日、揖斐川工業のレイカ

水疱症は進行しないので、症状は出ているが、

上の葉が伸びてきたので目立たないのは事実。

初期の立ち上がりは遅れたが、伸びてくれば影響は少ないと思われる。

やれやれ、この段階でやっと、少しは安心できる

最初から揖斐川工業さんに大丈夫とは言われたくない

慎重に調整をして栽培しているのだから。

レイカ、自家播種
レイカ、自家播種
レイカ自家播種
レイカ自家播種

レイカ自家播種

地上部は12日苗より大きいが

地下部は追いついていない、まだ根も広くなく

水の吸い上げ量も少ない。

一部広げてみたが、急速に乾いても、根の大きさが追いつかないので

様子をみて、根が伸びるのを待つ。

 

石川さんより、ポットの追肥について相談を受ける。

エーザイのポット錠を入れるかどうか?について

土壌分析の結果は、ECも低く、窒素も少ないが床土に混ぜた

ぼかし肥料の量から計算すると、窒素はその8倍くらい

無いと勘定が合わない、窒素とECとも正比例していない。

従来なら、ECより追肥だけど、今回は自分たちで土壌分析を行っている。

カルシウム、リン酸などとECとPHの関連性を見ることも出来る

何よりも、毎年の経験が大切で、単純にECだけで追肥をしてはいけない。

分析は絶対量では無い、小さなポットでも、抽出液に養分が全て

溶け出すわけでは無いので、経験と、関連性を見ることが大切だと思う

今回は、最初の元肥で、生育に必要な肥料分は十分にあると考えられる

短期的に不足が出るようなら、液肥で対応した方が良いとの結論。

特にカルシウムが少ないので、液肥による追肥は、カルシウム入りが

良いのでは無いかと、話し合った。

ポット錠など固形は過剰になったとき減らせないので、見送ることにする。

以上を農家同士で話し合うことにより知識も知見も身につく、

普及員に聞いてただ、追肥せよ、とか足りているでは、自分で判断出来ない。

農家は経験と、計算と理論を考えてまた経験にフィードバックしていくのが

技術的に向上する為には必要だと考えている。

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コメント: 2
  • #1

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  • #2

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