育苗その12、農薬散布・・・・

女房、散布中
女房、散布中

今日、農薬を散布しました

スタークル粒剤です、これは葉潜り蠅などが、冬眠から目覚め、苗に卵を

生み付け、発生するのを防ぐ、予防的な散布です。

ネオニコチノイド系農薬、今、全国的にミツバチがいなくなってしまった原因の

一つとされているタイプの農薬です。

人体有毒性が無く、残留性も無いのが良いとされる物ですが、

これの使用を止めるためには、大量の粘着テープ材を使用する以外無いですが

労力は農薬散布の何倍も必要です。

良いのか悪いのか、今発生しているわけでは無い虫ですが

一度発生すると、より強力な農薬を多量に使用せねばならず、

まだトマトの実が出来るまでには一ヶ月以上あるので、

消費者には何ら残留する可能性は無いと信じ、使用します。

ここら辺、まだまだ改良の余地はあります。

使用している散布機はショット君と言います。

昨年導入しました、

大変優れもので、レバー、一回で同じ量を確実に落としていきます

それまで1日かかっていた作業が、わずか三分の一で済むようになりました。

作業を楽にする道具はすぐに導入します、そうしないと女房に逃げられますから。

 

このように農薬は、作業量を減らし、コスト削減をしてくれる一面もあるので

無農薬、正義、ばかりでは無いのも事実です。

もー暑いの・・・・

人間が参ってしまう。

水多めの徒長気味のトマト苗だけど、

昨日今日の乾燥高温、大丈夫かと思っていたけど、大丈夫。

水も急激に増やしはしません、いたずらに増やしても、追いつかない

もう、この高温は予想済みです。

ここん所、毎年同じように低温から高温え急激に変化する事が多くて

いつもしおれたり、焼けたりしましたから。

灌水多めだから弱いのも事実、でも水少なめでかちかちに締め上げる育苗は

後の生育を考えると、やりたくは無い。

ブレーンのおかげで乗り越える方法もいくつか見つかったので

その方法で乗り切っています。

他人の知恵をいただいて、生きていますから

常に感謝を忘れないようにしたいです・・・・ありがとうございます。 

それでも天気予報をみて、先の予測を正確に立てる事は大前提ですから

苗の観察、天候の予測、そして対策と、しっかり行う必要があります

それが出来て始めて、安心して、育苗が出来ます。

レイカの水疱症も、誰でも大丈夫なのかどうか

大丈夫なのは農家の知識と経験と努力によりますね。

暑いけど、頑張ります。