定植苗、低温障害

桃太郎サニー 15日
桃太郎サニー 15日
桃太郎サニー15日
桃太郎サニー15日
桃太郎サニー15日
桃太郎サニー15日

16日の朝の様子

下葉が反り返ったと思ったら、黄変・・・・

1300本中1000本程度の樹に何らかの下葉の黄変が見られる

石川農園でも低温にあった樹が同様に下葉が黄変している

下葉だけで無く、双葉も黄変してしまった

これは浅い部分の根痛みもあると考えられる

先端部とその下は元気で、花芽にも異常は見られない

これは深いところの根は傷んでいないと言える。

低温で上部が痛んだのか、根が傷んだ結果なのか・・・・

どちらにせよ、これでスタートがもたつく事には違いない

花が咲いていないので、トマトの玉に影響が出るのか出ないのか・・・・

今の段階ではわからない

先端が死んでなければ枯れることは無いので、遅れながらも

このまま先へ進めるしか無い、上へ上へ、下へ下へ、根を広げさせ

樹を大きくするしか無い、

カンフル剤と栄養剤を打って、様子を見る

1日2日早く植えても、これでは意味が無い

十分余裕をみて外に出すべきだったと反省している。

レイカ苗 12日苗と泉苗 15日

レイカ苗 16日

苗はトンネルで保護して極端な低温にあってはいない

高温と低温に耐える樹を作るには、従来は締めて締めて堅くする方法が

一番だと考えられているけど、それだと成長も進まない

締めないで、丈夫な樹を作るにはどうするのか?

 

定植後は水を全く与えないで、締めながら、根を下へ下へ伸ばさせる

従来はそれが一番だという人が多かったが

下に伸びた根は水しか吸わない、だって肥料は表面近くにたくさんある

 

定植時にぎゅうぎゅう踏みつけて根を出させるのが良い

定植時はそっと植えて、絶対に根を傷めさせない

定植後は水を与えず、根を下へ誘導し伸ばす

定植後は水を十分与えて、根を周りに広げさせる

 

さあ、どちらが正しいのでしょう?

どちらも正しい・・・・新しい理論と

それを実現するための新しい資材

栽培理論は日進月歩で進んでいるので、名人に聞いて、まねするのもよし

最新の理論、資材を投入して、挑戦するのもよし

 

自分の栽培技術は自分で考えて、選ぶのが一番・・・・

そう言うと、お前、みんなと違う理論や違う資材を使うなら

組合から出て行けという人がいますが・・・・・・

これはあくまで農家の姿勢を言ってみただけで

僕は農協の組合員の一人ですから別に変わったことしてませんから・・・・ね。(^_-)-☆

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コメント: 1
  • #1

    新潟の山崎 (木曜日, 24 5月 2018 16:53)

    低温障害。
    参考になります。