トマトの生育、その1、水やり

Aブロック、桃太郎1
Aブロック、桃太郎1
Aブロック桃太郎2
Aブロック桃太郎2

10日に定植した桃太郎サニー

下葉は黄変し、中位葉も色が薄く、先端にしか勢いは無い

成長は例年と比べると、初期の低温ショックか、遅れている

灌水は、株元に手灌水する日と、チューブによる全体灌水の2種類を

使い分ける、水に混ぜるときは手灌水、水だけはチューブ

よく、定植後は水をやらないで我慢させ、根を出させると言うけど

ここは作土が薄く、下は耕地整理した盤なので、地下水も無いし

層桂砂質土の堅い盤なので根は張らない。

マルチも無いので乾燥してしまい、根が横に出にくいので

初期からチューブで灌水する

列の真ん中には、透水、透空気マルチを張って雑草を押さえる

透水マルチの下にもチューブが入っており、

全部で1列3本のチューブを使用する。

灌水は、ほぼ毎日で、チューブにより少量ずつ灌水している。

 

チューブは点滴で、点滴にした理由は、方押しの送水のため

手前と奥で水量が変わってしまうのを避けるため

今の方式にしてからは、ハウス全体が均等に灌水出来るようになった

ただし、チューブとチューブの間はどうしても表面が乾くので

月に3回くらい手灌水で、蓮口を用い、全面灌水する

樹が大きくなると、灌水量が増え、チューブ間も湿るようには

なってくる。

 

Cブロック レイカ1
Cブロック レイカ1
Cブロック レイカ2
Cブロック レイカ2

同じく17日定植のレイカ

こちらも定植後、1日だけとはいえ低温を浴び

下葉に多少の黄変が見られる

低温から次の日に夏のような暑さ、そして乾燥

樹にショックを与えるので、灌水は必要と

考え、これもチューブによる少量灌水をおこなう

定植直後からチューブによる灌水を行うが

このタイミングは、マルチのあるなし

土質、装置の特性による

初期、チューブで灌水して

勢いつくことはまず無い、元々、多灌水育苗なので

このくらいの水では走ることは無い、走っても、葉面散布で

コントロール出来る

生育の様子を見ながら、水量を調節していく。

Dブロック レイカ1
Dブロック レイカ1
Dブロック レイカ2
Dブロック レイカ2

定植直後のレイカ

僕は、植え穴に先に灌水はしません

定植後に、根回し灌水で、肥料などを含む液をたっぷりとかけ回し

固めます、またポット表面は地上から少し出るくらいの浅植えです。

苗床の撤収作業
苗床の撤収作業

苗を定植したら、苗床を片付け、そこをまた、定植するために

定植準備をします

だから5月が一番慌ただしい

片付け、起こし、畝立てと連続作業です

ここも改良ポイントの一つです

大きな弓を使って苗の収容量を増やし、苗床のハウスを

前年より一つ減らしました

来年は育苗専用ハウス温室の築造により、もう一つ減らします

再来年は、さらに育苗専用ハウスを建て増し、さらにもう一つ減らします

後はポットの小型化でさらに収容量をへらしたい

今のように11枚目の花ではやはり13.5センチポットでないと

急激に根回りとやせが入ってしまうので、花芽を下げる

その技術も重要です。

こうやって、10年計画で作業性の向上をはかっています

金をたっぷりかければすぐ出来ますが、そう資金も無いので

いろいろと試行錯誤をしながら

ゆっくりと改良しています。

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コメント: 1
  • #1

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