まだまだ、終わらないぜ~

今年初めての鮎
今年初めての鮎

本当に、疲れが溜まってま~す

ブログの更新もままならない・・・・

すいません

 

トマト組合の定例会

今日はうちと、石川農園を視察したら

集会所を借りて、上矢作トマト組合の慰労会となりました

 

今年初めての鮎、ゲット

一応、潜りで捕った鮎みたいで

これは組合員の大島さんの、好意で、出てきました

石川農園の様子

特に問題なし

地区の集会場を借りて、上矢作トマト組合の懇親会

石川農園のプロシェフ、ゴマさんの料理もあります

 

宴は夜まで続きます

トマトの話、組合の話、いろんな話

たまには、皆で寄って、話をすることも大切

 

鮎やら、野菜やら、持ち寄って、皆で食べます

 

石川農園から、

アシスタントのピカちゃん、の友達の

女性が、 今だけ短期研修してるので、たまたま参加してくれました

まだ25歳の女の子・・・女の子?、

うちの女房は25歳でもう長女を妊娠してたな

同じくアシスタントのさとる君も29歳

おれ29歳の時は、結婚もしてたし、会社でも責任を持ち

ストレス抱えて、毎日仕事してたなあ

 

今の世の中、若い人が正社員になれない

安定した生活、将来像が描けないから

よけいに、ふらふらと不安定な状態になりやすい

国の将来のためにも、景気対策にも、若者が正社員に

なりやすく、安定して将来像を描けるようにしないといけないね

 

このかわいこちゃん、農業関係で就職してみたいとか・・・・

おじさんとしては~・・・・やめときな!・・・・即答

就職はなあ~、国立ファームの山形ガールズ農場みたいなのなら、まだしも

普通、きちんとした給料もらえる、農業ってのは知らない

苦しくなったらいつでも家に帰れる状態なら良いけど

それは、それで、30過ぎても、ふらふらと生きる事にもなりかねないからね

単なる農業団体の事務員の様な仕事はたくさんあるだろうけど

それなら、普通のOLみたいなもんだから、農業とは言い切れないし

 

結婚願望はあるらしい・・・・

おじさんの個人的考えでは・・・・

結婚したいなら、さっさと早くした方がいい

子供ほしいなら、若いうちに、授かった方がいい

子育ては体力がいるから、若い方が相手もできるし

40代になった頃、子供が話し相手になって、楽しいから

人それぞれだから、勝手な話だけど

 

言いたいことはね

人の時間は止まっていない、人は誰しも年を取る

年相応に、やることがある、修行がある

子供は若いうちしか安全に産めないし、確率も年々下がる

人は誰しも平等に年を取ります、何時までも若くは無い

おじさんになって、頭も薄くなって

人生の残された時間を意識するようになったので、若い人に、つい、言ってしまう

 

60歳から見れば、俺もまだ若い

でも、45歳のやらなければいけない事は

25歳のそれとは違う

焦っちゃいけない、でものんびりしてたら、あっという間だぞ・・・・

 

花村トマト農園の様子

残存窒素を極力引き出すため

施肥はぎりぎりにする

おかげで、樹の先端部は痩せている

葉も茂っていない、玉ばかりが見える

いつもは、窒素が残り、頭がわさわさしてしまい

玉が隠れる位だけど、窒素が多くても、後半、玉は伸びないから

今年は、土壌窒素の事もあり、切れるとこまで、切っている

今年は、後半始めて、窒素がぎりぎりの状態なので、先は読めないが

玉伸びをさせるために、灌水、肥料も、バランスを考えながら

切らずに与え続けている

今年は気温も高いので、急激に止めるような事はしないつもり

 

摘心をしなくてはいけないが、まだ先端が小さく

取っても、すぐに、脇芽が茂り、もう一度摘心しなくては、いけないので

脇芽だけ取り、先端は、少し伸ばして、

高枝切り、はさみで、ばっさり行こうと考えている

 

もう収穫の終わった部分の葉っぱは、病気も入り、枯れかかっているし

通気も妨げ、日照も、無駄に受けるだけなので撤去します

8月から2回に分けて、シルバー人材を頼んで切り取ります

 

10月に入ったら、葉っぱも半分に切断し

太陽の光が全体に入るように手入れをします

 

なので、まだまだ、休むことはできません

夏秋トマト農家には、大きく分けると二種類あります

 

一つは、規模を大きく取って、コストをかけずに

ざっくりとトマトを栽培する方法

大規模だと、細かい調整や、手入れに、手がかけられない

土作りや、肥料にもコストがかけられない

ざっくり作って、市場にどかっと出荷して

樹が早くだめになるから、さっさと片付けて、ほうれん草とか作る方法

 

小規模に、精密に栽培する方法

細かい調整をして、手入れもしっかり行う

土作りにこだわり、肥料にもコストをかける

調整しながら、初夏から晩秋まで、しっかり出荷する

冬は片付けて、土を休ませ、土作りをする

 

前者は、大規模耕地のある飛騨方面に多い

後者は、中山間地の小規模耕地に多い

 

前者は、市場に出さないと、さばけない、大量に出るのと、収穫期間も短いので

契約には適さない、人も集中的に必要になり、雇用の問題も出てくる

大規模に手をかけると、技能のある人が常時他人数必要になり、人件費に取られ

相場などが崩れると、一気に赤字になるので、必ず契約が必要になり

規模が大きいだけに、売るのにも、苦労する

 

下呂に、ある大規模なトマト農家があり、中国人研修生などを入れているが

売るのには仲卸を通し、栽培には、あまり、こだわることが出来ないようである

とてもじゃないが、オーナーは、農家ではなく、事業家になってしまう

自分自身で営業をしたり、資金繰りとか、人を使うのが仕事になり

農場に入る暇がなくなる

 

後者は、高品質、高収量を確保し、味も良い

出荷量も、小規模に長期間出るので、契約しやすい

都市部に近く、流通が確保出来るのかがネックになる

同じく、下呂に、何軒か小規模の契約売り農家があって、それなりに売っている

ただ、規模の都合から、大金は稼げない   

零細企業のままだ

 

下呂市には両方、合って、小規模な方は友達がいるので、勉強させてもらっている

 

あと、小規模でも、年金をもらってざっくり作ってる人もいますけど、

これは、考慮しない

 

小規模が、集まって産地を作り、ざっくりの大産地と同じ事をやってても

未来はないような気がする・・・・

小規模は小規模なりの、付加価値を作れるやり方を模索した方が

良いように思える

新しい、システムの構築を急がないと、こんな、相場の暴落があと1回来たら

倒産してしまう・・・・

 

 

 

今年のトマト相場は安い

しかし、スーパーのトマトは高い

別に豊作でないから、意図的な相場崩れのような気もする

 

必死で努力して栽培しても、相場で原価割れをつけたら

どう、努力しても、原価割れ・・・・

 

しかも、安い方が、選果が厳しくなる

ちょっとした、傷、つや、で厳しくはね出す

僕は直売してる農家の知り合いもいるので、選果を見せてもらったけど

スーパーに直に出すトマトでも、そんなに、厳しい選果ではなかった

しかも、固定契約で、東美濃より価格が高い・・・・

なんでや?・・・・

 

いま農家は、相場が崩れなくても、そんなにお金が残らないから

1年でも崩れると、すぐに、資金が枯渇し、倒産する可能性が高い

打つ手が無いのです、市場に出す限り、打つ手が無い

 

東美濃では年金暮らしの年寄り農家が多いから、みな、あきらめが早い

 

トマトの小売り価格は決して安くない、なのに、たたかれる

 

今全国の野菜でも、市場を経由するのは約半分も無いそうです

どこの農家と話をしても、市場はだめ、農協はだめ・・・・

これで話は一致します

これで良いのか?

 

直接取引、固定契約など

個人ではなかなか、これに挑戦するのは、容易ではない

 

今年から、土岐市で、トマトを作り出した若手の農家がいるけど

農協が、一応、スーパーとの取引をまとめてくれ

金の回収もしてくれる事になったけど

秀品、良品ぶっ込みで一律○○円で買い上げ

その金額は、はっきり言って、原価割れ・・・・・

新規就農者が、信用もないのに、買い上げてくれるのだから

そんなもんかも知れないけど、最初から厳しいよね~

 

だから、小売りとつきあう前に

安定生産と、きちんとした品質が確保出来るだけの

実績を積む必要があると考えます

 

なので、今しばらくは

産地で農協に出し続け、生産を安定させる技術を身につけ

品質も味も確保する努力を、個人的に行い

直売所などに、個人の名前で規格外を出して見たりしながら

ちゃんとお客さんに評価してもらえるトマトであることを証明していきます

 

最近うれしかったのは、直売所でトマトを買って下さったお客さんが

スーパーのトマトは美味しくないのが多いけど

あんたのは、スーパーのより美味しいから、また買いに来た

と言ってくれたとき・・・・スーパーより安いしね

市場のトマトは玉石混合で真っ青で取った桃太郎が主力

僕のは、一応、市場出しだけど、コストもあるけど

めいっぱいの努力をしてますから、単体で出せばそれなりに評価をしてもらえる・・・・

味を良くするだけなら、有機の高価な液肥を使用すれば、見違えるほど変わるけど

市場に出せば、みんな一緒だから、そこにコストをかけられない

今の所、土作りと、窒素消化資材にコストをかけ

病気を出さない、収量を上げる事に特化している

もし、直売をし、味も必要になって、コストがかけられるのなら

高価な有機肥料を主体に栽培すれば、味も確保出来るとこまで来ている

農協、市場出しでも、技術開発は決して

人に預けっぱなしでは、いけない理由が、ここら辺にあります

 

なんでこういうことを言うかというと

本当は産地として、農家が組合を作っているので

組合が農協に指示を出して、販売方法を、新しく

構築させると良いのですが

実際は、農家にその、気概はなく、農協に任せきりの様に見える

技術も、任せっきりで、自己開発に乏しい

僕から見れば、そう見える

組合役員になって、このあたりの意識を変えないと・・・・

いけないと思っても・・・・

 

僕の様な、新参の農家は、役員にもなれない

うちは農家として歴史は古く、農協の出資金も小さくはないです

ただ、僕の代ではまだ6年目の小僧

何の役もないです、でも役がないと言うことは、縛られない

めんどくさい役も無いから、好きに、行動する

組合には30~40代の若手もほとんどいないし、都市近郊だけに、皆それぞれ勝手に

いろんな事を模索している・・・・後は50代後半から60代、70代ばかり

 

市場が安くたたけば、たたくほど、真剣にトマト栽培に取り組む若手は

市場から離れる事に努力するしかない

小売りが安く買いたたこうとすると、良い農家は、離れる

今に買いたたく小売りには、良い品が集まらなくなってくる・・・・と良いなあ

別に買いたたいてるつもりはないでしょうが、安く抑えたいのでしょうけど

生産者からみたら、たたかれているような気持ちになる

 

努力が評価される商品を作り、ちゃんと採算ベースで売れるシステムの構築も

農家自身が考えないといけない、まともな小売りと手を組めるような仕組みの

構築もしないといけないなあ~

 

まだまだ、がんばります

 

この文章まだまだ、2,3日、手直し、します

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Monet Beene (月曜日, 23 1月 2017)


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