少しだけブログ更新、玉先 葉後

うーん
うーん

いろいろ、きつくって、ブログの更新出来ませんでした・・・・

伝えたいこと、いろいろあって

つい長々と書き綴ってしまうので、一つブログ書くのに

4時間とか、使ってる・・・・エネルギーを込めすぎですね

なので、軽くします・・・・

軽くして、更新を増やして行こうと思います

 

上のトマトは、エイリアントマト・・・・

トマトの中から、別のトマトが生えてくると言う・・・・

レイカの中から桃太郎が出てきたら、一粒で二度美味しいのにね~

実際は、レイカの生理障害で、こうなると食べられないです

 

原因はある程度分かっているので

これも、生育診断の一つになります

滅多には出ませんけどね

 

 

わき上がる雲
わき上がる雲

山の向こうから、わき上がる雲

台風の影響で、この日は、雲が猛スピードで動いています

風も強く、晴れているけど、台風並みの突風が吹き付けました

 

 

レイカの様子
レイカの様子

玉先、葉後

 

これ下葉は、欠いていますけど

頭は、先端を取っただけです

 

つまり、上部は葉が小さく、まだこれから茂ってきます

先に玉が目立ち、最終的にも、玉が見える程度にしか繁りません

 

昨年までの4年間、後半も大量の窒素が土壌に残り

摘芯後も、葉が生い茂り、2回3回と取り直さないと

葉が通路に覆い被さるように繁って、玉は隠れ

しかも、小玉・・・・後半いつまでも栄養成長をして

生育成長に切り替わらない状態が続きました

 

 

レイカの様子2
レイカの様子2

今年は、やっと、やっと、土壌からの窒素の発生が落ち着き

9月になっても、アンモニアの障害とみられる兆候はありましたが

樹の生育を、大きく動かすような事は無く

ゆるりと、生育成長に切り替わりました

 

ただし、レイカは、そうなりましたが

桃太郎は、その、わずかの違いで、栄養成長状態が続き

最後まで、生育不良の状態を維持しました

 

レイカと、桃太郎の特長の違いは、そのままメーカー

サカタとタキイのトマトの違いになり、サカタ系の方が

窒素に強く、作りやすいことが分かってくると、結果として

全国的に、桃太郎はそのシェアを落としているようです

 

それにより

困ったことに、中部地区では、レイカの生産量が増えた影響で

今後は、レイカの販売量が増え、桃太郎同様、価格が低迷する頻度が増える

良いとなると、皆が生産を始めるので、すぐに市場に増えて、価格が低迷する

致し方ないですけどね

 

なので、桃太郎にせよ、レイカにせよ

これからは、小規模産地ほど

品質の確保、味の確保の努力をして、販売の特徴をつけていかないと

苦戦するようになる

 

イオンなどの巨大小売りは、味よりも、販売量を優先するみたいなので

巨大産地の、ざっくり作った、おおざっぱなトマトでも

安定した生産量を盾に、市場を席巻し

安い価格で取引され、巨大小売りの売り場を独占するのかもしれません

別に、味も品質も、すごく違うわけではないですし

収穫期間が短いだけで、おそらく旬の夏場は圧倒されますね。

 

東美濃のような、小規模産地

僕の様な、零細トマト農家は、どういう方向性で生産したら良いのだろうか?

少なくとも、ざっくりと作っていたら、早晩、撤退に追い込まれるだろうなあ~

しっかり戦略を立ててかないとねえ 

 

 

直売所、ハナイチトマト
直売所、ハナイチトマト

直売所に並ぶ、ハナイチトマト

僕は摘果しないので、大量の規格外が出ます

なので、それを、手頃な価格で、直売に流します

 

摘果しなくても、生産量に影響は出ない・・・・

ただ、全体にL、Mサイズが主流になりますが

3L、4Lはまず、でません

僕自身、技術的に、出荷のばらつき、サイズの変動を小さくしたいので

これで良いと思っています

 

小玉傾向と、規格外は増えますが、農協に対する出荷量は減ることも無く

レイカは、桃太郎のように、出荷のばらつきも無いです

反収は、土壌窒素の減少とともに、従来の収量を取り戻しつつあります

収量だけで無く、病気も減りました。

 

それに伴い、食味も良くなってきました

堆肥を止めたのに、美味しくなる?

そうです、それに変わる土壌改良材を投入しながら

栽培技術の向上を努力してきたせいかが、出てきました

有機肥料も使ってますが、アンモニアの影響の出る物は

使用していません。

 

これも、僕の技術ブレーンのおかげ、もっともっと勉強していきます。

 

 

レストランも併設された、瑞浪農産物直売所、きなあた瑞浪

 

週末ともなると、大きな駐車場も車で一杯

店内も人で一杯になります

 

バックヤードには、いろんな品物が積まれ

売り切れると、補充されます

地元の野菜もありますが

地元に無い野菜は、一部、流通からも入れているようです

 

僕も、規格外品を納入してますが、おかげで、売り切れてしまうので

今までつきあっていた、小規模直売所に回すトマトが無くなりました

ごめんなさいです

だから、都合の良いときだけ持って行くことは、逆に出来ず

毎日、きなあた、にトマトを納め、売り場が空にならないように

して、お客さんの期待にこたえるのは、僕のような零細には

大変な努力です

 

直売専用で栽培すると、

トマトが多くて売れないときに困ってしまう

規格物を納めるのは、農協との契約で、簡単にはできない

なので、無摘果栽培をして、結果として、規格外を大量に作っている

そのために、生産量を落とさない、技術的な努力もしています

無摘果は本来、生産量を増産するために行っているので

今は、過剰な土壌窒素のために、規格外の幅が広がっているだけなので

本来のパフォーマンスが出せるようになれば、規格外の生産量は減ります

そうなったら、個人的にC品の品質を少し引き上げて、直売を確保するだけです

ここは、考え方ですね、農協には、申告した予定契約数量以上を納めます

 

それ以上に

味の面でも、しっかりと安定した食味を出したいと思います

ハナイチトマトのブランドに恥じないための、技術開発も

やっぱり努力しています、常に改良、向上の努力・・・・

零細だからこそ、大規模な農家に負けない戦略と努力は必要です

 

努力、努力って何回言いました? 自分を鼓舞する口癖ですから、すいません。

というわけで

定期的に力尽きます・・・・・・

 

大津整体のゴットハンドで養生し

また立ち上がります

 

行くったら行くの、やるったらやるの、逃げ場は無いのです

ルビコン河は渡ってしまった、三途の川かも知れない

 

農業に飛び込むのは、崖の上から河に飛び込むようなもの

特に、資本を投入し、自営業になる事は覚悟が必要

向こう岸に泳ぎ着くしか、もう道が無い、戻ろうと思っても崖だ

どこに泳ぎ着けるのか、いまだ五里霧中

 

努力、努力で、泳ぎ続けます、そのうちどっか岸に着くだろうから・・・・。

 

 

ほんとに、ダウン寸前
ほんとに、ダウン寸前