オフシーズンの日記 その3

良く雪が積もりました

20~25cm位でしょうか

おかげで、屋根ビニールの汚れも、少しだけこそげ落とせました

 

しかし、仕事は、はかどりません

片付けと温室の新設は、遅れています

 

犬は寒くても平気

この雪でも元気に飛び回っています

 

我が家の猫は? 

当然、暖かい部屋で丸まっています・・・

ようやっと、ハウス内の草もはぎ取り

軽トラックで運び出し

外に山積みにしてあります

満載で15台、大型ダンプ1台分より、多いくらいの容積です

三分の一は表土です

表土には濃い硝酸塩が昇華しているし、雑草の種も付いているので

出せる限り、雑草と一緒に搬出します

 

雑草の吸収分と表土搬出も、畑の塩類除去の一つです

 

硝酸塩とは硝酸が土のカルシウム、カリ分と結合した状態の物をさします

 

一番下のブロックは、カリも硝酸も少ないのにECが高い

これは、畜産糞尿由来の塩化ナトリウムが疑われます

事実、土壌の塩素量も1桁違います

粘土質が強いため、水を貯めても、塩基が抜けにくいのでしょう

ナトリウムはそれ自体は毒にも薬にもならない

入浴剤などにも大量に入っていて、自然界に普通にありますが

ハウスの中にあると、土壌のCECを余分に掴んでしまうので

畑では、じゃまな存在です

 

この後、ハウス内にため水して、脱窒を試みますので

ナトリウムも抜けると良いです

 

月末に、某県某所のトマトハウスを見学しました

ここは、〇スバーガーに出荷したり、地元スーパーに

名前を出して出荷している、もう20年以上トマトを栽培している

ベテラン農家で、僕が目標にしている人です

 

1段に、Lサイズの大玉が5個~7個もぶら下がっています

暖房費が高騰しているので

温度が取れず、赤くならないの

今年は出荷量が落ちているとのこと

 

試食させてもらいましたが

サカタの麗容ですが

糖度は8度くらいありました

ただ、皮はちょっと厚めで酸味も強く

冬春だけに、味の濃いトマトでした

 

この方のトマトハウスは、毎週視察者が来るほどの

実力の方ですが

僕も夏秋で、同じくらいのレベルになりたいと

目標にしています

 

 

修理に行ってきます~
修理に行ってきます~

やっとこさ、ハウスも片付いたので

起耕しようと思ったら

今度は、トラクターが故障しました

機械的故障では無く、電子部品の故障のようです

古い18年選手、僕が買ったときすでに10年以上経過していましたから

何時、壊れてもおかしくはありません

トマト農家に取って、トラクターは主力の機械では無いので

新車を入れる価値はありません

 

農機具屋は新車を売りたがりますが

趣味で農業をやっているわけでは無いので

新車は必要無いのです

 

日本のトラクターと言えども、実際、良く壊れます

壊れなければ、韓国製のデドントラクターでも

ちっとも構わないのが本音です

 

まあ仕方ないので、修理に出して

先に出来る仕事をします

 

育苗温室の新設です

もう待ったなしで、建造を始めます

2月のブログでは、この建造の様子をお伝えしますね。