さてさて・・ちょっと言いたいのです

赤シャツです
赤シャツです

僕は基本的に年中赤シャツです

シャツも、ワークマンの499円の安いのです

理由は・・

肉体労働者は赤い下着!

それだけです

トランクスは赤では無いんですけど

最近、赤いトランクスを売ってる店も紹介してもらったんで

パンツも赤になる日も近いですね・・明日のジョーか!

 

全身赤下着! なんやそれ 

それは置いといて・・

 

 

今年の様な曇天は何の対策もないのか?

農家の取れる対策は?

 

ありますよ・・何種類もあります

 

ただし、農協や普及所などの公的な物ではありません

それらは、この東美濃農協の公式コンサルである

生科研の技術にもありますけど、それだけでは不完全です

 

そういう資材と技術はどこで得られるのか?

やはり農家は闘わなくてはいけません

 

闘うつもりがあれば・・見つかります、得られます・・

 

でも、産地のトマト組合としては

闘う農家、は、じゃまの様ですね・・・

 

みんなと違う技術を使うな、岐阜クリーン農業の範囲から逸脱するな

 

そうなります・・

 

年金もらって営農してる農家は何だって良いんですよ・・

この曇天だって、平気です

でも、トマトの営農だけで、子育てしながら、年金払ってる身としては

農協や普及所からの技術のお下がりだけで、やってられません

だから闘うのです・・闘うと叩かれます・・

 

組合の役員でもね・・

僕の事を叩きながら、若いヤツが就農して来ないと言ったりします

もっと若いヤツをトマトに誘わないといけないと言います

 

つまり、逸脱しないで、素直に言う事を聞いて

普及所と農協からのお下がりの技術に甘んじてるか

甘んじてる振りをしてる農家で良いんです

 

なので、今後はね

僕も甘んじてる振りをしながら、闘います(笑)

 

同じ、甘んじてる振りをしてる、仲間は

組合内にもいますからね・・・(笑)

 

 

 

農家は自営業です

自営業って、本来誰にも守ってもらえません

自営業って、仕事が趣味でないといけません

農家どうしで集まって、パチンコの話なんぞ、していてはいけません

トマト農家はどこまでもトマト・・・

いかに美味しく、沢山取れて、高く売るか・・・

それが第一です

 

良いと思われる技術があれば

即、調べて、習う・・見に行く・・研修を受ける

商売はスピードが大事です

即です即!!

 

 

今回の曇天は二つの技術があります

一つは、土壌から・・

土壌から肥料としてアミノ酸等の肥料を用いる

もう一つは、土壌に根酸の代わりに有機酸を与える

これをいかに有効に使用するかです

それには、いくつもの資材と技術があります

 

それに、きちんとトマトの生理学と土壌微生物学が

判っていないと、ポイントを間違えます

仕組みを理解しないと、いけません

 

昔から、すとちゅうという

酢と焼酎と糖蜜を使用する技術はありますけど

感覚で使用しても、限度がありますね・・

 

それについては、今後のブログに書いていきます

 

 

毎年、毎年、同じような事、言いたく無いですよね

毎年、毎年、駄目な所を改良して行けば、何年かすれば

大体、安定していきますよね・・

それでもさらに改良していけば・・

もっと良くなります・・

 

僕が就農してから、今年で8年になります

最初に、トマトの栽培を指導してもらってから

この8年、毎年配布される資料は

正直、内容はあまりかわりません

 

農薬が新しくなるくらいで、基本的な、栽培手法に変化はありません

あと、袋栽培とか花芽をとったり、早期晩期栽培とかは

ありますけど、栽培手法の変化はありません

 

それでいいのだろうか?

 

あ、品種は変わりました・・・

東美濃農協でも、中津で始まったレイカが恵那市でも

出来る様になりました・・

おかげで、桃太郎は毎年減ってます・・

そりゃあそうです、同じ面積で、収入が増えるんですからね

自営業なら、当然の選択ですけど・・

恵那市恵南地区の役員は、長らくレイカの栽培に反対し

桃太郎を指定してました、だから、これだけ収益に差が出ても

まだ、桃太郎を栽培し、レイカより桃太郎を薦めます

 

自営業失格・・

桃太郎への思いは判りますけど

産地の役員としては、判りますけど

自営業としてはアウトです

 

レイカどころか、時代はリンカにシフトしてます

桃太郎は一旦捨てる必要があります

自営業は誰も守ってくれない

個人で収益を確保するのが大事です・・

だから、収益性の良い品種を常に選ぶのが正しい

収益性の良い品種は、当然お客の支持も要りますけどね・・

 

だいたいそんな意識だから

曇天に対応した技術

高温に対応した技術

新しい技術の導入や取得、情報収集に理解があるとは・・

言えませんよねえ

 

最近の普及所と試験所の資料では

 

高温に対応した技術で、日照を遮るために

遮光したりしますけど・・アホです

トマトは日照が命!  今年、痛いほど判りました

それなのに遮光・・

なんで、割れるの? 何で軟化するの?

そこを突っ込まないで、対処療法に終始してます

 

曇天に対応する技術・・無い

生科研の資材

アミノ酸液肥ジャンプの多用とクエン酸資材チャンスの投入くらいです

ジャンプは高価です、それに、それしか無い

クエン酸も大量に投入はできませんし、分子が大きいです

それに、土壌改良、土壌の力を発揮させる技術が抜けてます

 

袋栽培の研究・・これは土壌無視です、つまり

試験所は土壌については研究しませんと言ってるのに等しい・・

 

どうすんの? 俺たち中山間地の土耕が主体の産地だよ・・

 

 

 

基本的なポイントは

トマトはその生命維持

呼吸と細胞分裂して体を作ること、肥料を吸うために必要な

生命エネルギーを、ほとんど、光合成に依って得た

エネルギーに頼っていると言う事・・

これをいかに、土壌から、肥料から補って

トマトにエネルギーを消耗させないかが大事なんです・・

 

他に、土壌中の肥料は全てイオン状態で吸収されます

イオン状態になるためには、すべて窒素でもカリでもリン酸でも

カルシウムでも、酸素分子が必要です・・

しかし、多量の酸素は毒にもなります・・

 

あと、品種的に割れるトマトは止める・・

これが一番大事かもしれません

 

これらのポイントを補って、土壌微生物の力を借りる事により

高温でも萎れず、割れない、軟化しにくいトマト・・

曇天でも、花落ちと、樹が弱らない、それを最小限に抑える事も

出来るはずです

 

花落ちはホルモンを濃くすれば良い?

濃くしても、樹自身が、エネルギーが足りないと判断すれば

落とします・・そうでなければ、先端の花芽を飛ばします

ホルモンはきっかけに過ぎない・・と、先日普及員に言ったら

そんな話は聞いたことが無い!と、言われました・・

これは、ある先生に教えてもらった事ですし

僕が実感したことです

 

あと病気は樹体内に滞った肥料成分が原因で

曇天と高湿により菌の活動が活発になるのと同時に

樹体内に消化されない肥料が増えると、病気が出ます

 

そのためにも、土壌からアンモニア性窒素を主体に出す

資材は、なるべく避けるべきですね・・

晴天時はそれでも、硝化されるのも消化されるのも早いのですけど

曇天時はあっというまに滞って、病気に花落ちです

 

土壌から得られる地力窒素は、なるべくタンパク質からアミノ酸で

得られる物が正解です・・それこそが、樹のエネルギー使用量を

減らしてくれます、だから、家畜糞尿主体のボカシや堆肥を

多投しては、晴天時はあまり問題がでないから分かりませんけど

実は、良くないんですよねえ・・

 

今、僕はいろんな人から、資料から、習ってます

ヒントをもらって勉強して

自分のハウスの状態を分析して

ノウハウを身につけてます・・

 

まだまだ道半ばです

 

農家は自営業、自分の技術は、自分の意思で取得しないと

生き残れないような気がするんですけど・・

どうなんでしょうねえ??

 

では、続きは、またそのうちに・・

 

 

 

 

 

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コメント: 1
  • #1

    Chiquita Meli (火曜日, 24 1月 2017 19:08)


    Greetings! This is my 1st comment here so I just wanted to give a quick shout out and tell you I genuinely enjoy reading through your articles. Can you suggest any other blogs/websites/forums that cover the same topics? Thank you!