今期の反省会

これ・・午後ですよ・・
これ・・午後ですよ・・

ここら辺りはね、昔、室蘭から来た土建屋の出稼ぎの

おじさんが、ここは北海道より寒い!

そう言った場所なんですよ・・

海から遠い準高地ってのは、そんな物です


ずっと氷点下・・・凍てついてますから
ずっと氷点下・・・凍てついてますから

凍てつくと・・

作業効率が著しく悪いんですね・・

だから、年賀状とか、書いてます・・

日中氷点下だと、凍っていて

割れたり壊れたりしやすいので、さわれません


試験所の講習
試験所の講習

反省会がありました・・

いつもの年度末反省会です

いつもどおりの展開です

今年は、昨年より不作の年になりました


普及員の研修
普及員の研修

生産者の技術部会の取り組みの発表、(写真無し)

試験所の発表と普及員の発表・・

これは、きちんとやるべき事をやりましょう・・・そんな講習です

あとは業務伝達などの連絡・・

で、終わり・・


なんか気にいらねえ・・
なんか気にいらねえ・・

そのまま、シャンシャンと終わるはずでしたが・・

なんか気にいらねえから、ちょっと、やりました

各農家の単価や成績表が配られますが

レイカと桃太郎で分けてないから、比べられない

それに、販売金額や市場との話も何にも無い?

農家が品種について検討したりする機会が設けられてないので


生産技術指導もレイカと桃太郎で分けてないので、

突き詰めると、レイカと桃太郎はマニュアルが違うから

試験所も分けてやってくれと、まずお願いしました


試験所は基礎的な栽培手法は同じであると言いましたが

ここは組合だよ、もう一歩進んだ講習をと言ったら

その基礎も出来ていない人が多いから、全体講習は基礎の話で良い!

こういう指摘がでました・・


そしたら、名人が、切れたようです

桃太郎とレイカの普段の自説をぶちまけました

農協に選果場がレイカ一本化なんて、言わせないぞとお叱りです

そしたら、組合長も、桃太郎が無くなる事は無い、そうフォローしました


僕も最後に、もう一回言いましたよ

品種の問題は、儲かる様にしてくれ

儲かる事を第一にしないと、若手は困るんだ!

名人の今までの努力を馬鹿にしてるわけでは無い

誰しも、名人みたいに10何トンという成績が達成出来る訳では無い

まず、若手が食えるように、利益の取れる選択をして欲しい

それだけですよ・・


レイカは反収よりA品率の高さから収益が良いです

桃太郎は反収は上げられますが、裂果などのロスが大きいです

どっちも買い上げ単価に差はないから、10t程度収穫したとき

どうしてもレイカの方が利益が良いです

桃太郎は多収しないと、利益がでません


名人も桃太郎をレイカより高く売れる様に

農協に要請してるのだと、思いたいのですが

レイカの評価が高すぎる、そういうふうにも聞こえました


その話は、公の場ではタブー・・・それは駄目でしょう?

組合は、一般の組合員にも、品種と収益性の問題

市場の要求と現在の販売先、戦略など、全員で話し合う機会を設けるべきだと思います

一部の役員さんだけが、会議で話していて、その動きがまったく見えない

これからは、市場を超えて直接販売だって進めて行く必要があるのでは無いか

そうも考えるのですが、僕などは、まったくカヤの外です


だから、利益が取れるように個人販売の方法を模索したりするんですよ


もっとも、そんな事も何にも興味の無い、そんな老齢農家が

主力かもしれない産地ですから、こうやって、突き上げる僕が

異端児になっていますけどね・・


まあ、どこの産地でも同じような問題がありますね

でもね、自己主張もしないで、静かに言われたように生産に励む

市場が付ける値段に一喜一憂するだけで、モクモクと反収を上げる事に

専念する・・または、市場の要請どおり、出荷の平準化に努力する・・・


それも大事ですよ、否定はしてません・・


でもね、農家何ですよ、僕は農家だって自己主張出来るようにしたい

おらのトマトを食べてくりょ! うまいから・・そう、大声で宣伝したい

そういう気持ちもあります、僕はトマト農家ですってハッキリ言いたい


それには、品種選択、売り先、新しく美味しくする技術・・なんでも取り組まないと

いけません、 もちろん、みんな取り組んでますよ・・・・


農家が組合を作って、検討し合い、切磋琢磨して、売り先に要求する

気に入らなければ売り先も変える・・・

小売りから、要求があれば、それに技術的に応える・・

なんとか、手取りを増やす事を第一に、常に検討する


小さな産地だからこそ、小回りを利かせ、変化していけるはずなのに


まあ、年寄りばかりだから? でも若手も入って来ますから・・

でも、今回、僕も吠えたけど・・若手はビックリしただけで

ただ、僕がわめいただけ・・それだけですね


僕自身、もっと、力をつけられるように

進化していきますよ・・悩みも多いけど、

いろいろ、やりながら、超えて行きます・・・