10月定例会にて・・・・

いつもの様に大名行列
いつもの様に大名行列

10月の定例会、午後から、皆でぞろぞろと、見て回ります

今回は、僕は自分の提案どおり

概要説明として、現在の様子や、灌水、施肥について

一通り説明してから、視察に入ってもらいましたよ


みなで、ぞろぞろ、と・・
みなで、ぞろぞろ、と・・

特に、意見も無く、ぞろぞろと見て終わり・・

今回は、僕の話を無視して、帰ったりすることは無く

一応、提案どおりの、形になりました


僕は、これが普通やねん
僕は、これが普通やねん

この状態で見てもらいました・・・

でもね、これ珍しいんですよ・・

僕は就農当時から、他所の産地の先生についてるせいか

最後まで、葉欠き、脇芽取り、玉出しをする、癖になってます

もちろん、灌水も施肥も、10月一杯、最後まで行います

これが、ハナイチトマトのスタンダード・・

だから、地域の反収トップからは、ずり落ちましたが

単価トップになる事は良くあります・・つまり、高単価の9月、10月の

出荷が、多いと言う事でしょうかね


最近の若手は、これを真似してか、

最後まで葉欠き、脇芽取りをする人も増えてきましたが

主力の60代以降の人で、ここまでする人は

回りには、見かけません、(知らないだけかもしれませんけど)

写真は、批判になるんで、乗せられませんけどね


多くが、9月後半からは、放任栽培になります

灌水もストップして、脇芽も伸び放題・・

定例会でも、通路を歩けないくらい、脇芽が伸びてる事があります

だから、10月と11月の出荷量は、当然落ちます

8月の手入れが9月に

9月の手入れが10月に

10月の手入れが11月に・・

最後まで、手など抜けませんよ・・


多くの農家が

なんでここまでやらないのか?

判りませんね・・熱意と危機感が無いんでしょうね

やった所で、微差しかないのかもしれませんね


僕は、ハナイチトマトのブランドを作る為には

最後の1玉まで、心を込めて送りだしたい!

その思いと、

最後の1玉まで、しっかりお金に換えたい!(笑)


トマト農家の経営は、楽ではありません

全て最後まで拾っていかないと、生きていけません

途中で手を抜くなんてありえない!


まあ、産地の古い農家は、もう僕はどうでもいいのですけど

これからの若手は、危機感を共有して

こういう、品質維持の意識も共有して


良い品質のトマトを最後まで送りだす産地として

個人として、切磋琢磨したいのですね・・


農協のHPより拝借
農協のHPより拝借

今年も、販売促進として、農協の職員と一緒に農家も、

3回位、小売りの店頭に立たせてもらいました・・

これは持ち回りの順番でやってますけど、

いそがしい時期ですが、出ています


小売りの店頭で、直にお客様の声を聞くのは大事ですね

現状は、ただ、めんどくさい(笑)になってますけど

これも、産地の大事な仕事、産地の宣伝と

情報収集も兼ねて、しっかり取り組みたいですね


ただ・・状況の写真見たんだけど・・

店頭に並んでるのが、C品らしいとは言え

特価品みたいな感じ・・・だった

せっかく店頭に並ぶのに、お値打ち品ではねえ・・・

どうせなら、売るのが恐いくらい、高値のブランドの方がええ(笑)

ここも、しっかり考えて取り組まないといけませんねえ


頑張ります!