いつまで灌水をするのか?

わずかな水田ですが、稲刈りしました・・
わずかな水田ですが、稲刈りしました・・

晴れ間に稲刈りしました・・我が家はわずか

9アールの水稲作付けしかやってませんけど

これが湿地田なのです・・

それに、トラクター以外持ってませんので

稲刈りは営農組合に委託します・・

なので、大型で、湿地田でも稲刈り出来るコンバインで

わずか30分で刈り取ってしまいます・・

水稲は親父にお任せですけど・・・・

出来高は? わずか4俵 !!

これ、友人に乾燥籾摺りをお願いして、色選もかけない状態で、です・・

もし農協のライスセンターなら、おそらく3俵プラスで、3俵しか、無いでしょう・・

そのまま、友人の米を買って補填します・・

親父も、45年前は、米農家やっていたのに・・

今は、もう、適当です(笑) 手抜きばかりです

来年は、水稲を20アール以上増やして

約30アール作付けしますけど

まあ、僕の仕事になりそうですわ


ちなみに、この9アールも、あたらしい作付けも

全部、借り物なんです・・我が家の水田はね

大半、僕が、トマトに使ってます

後は、牧草地になっていて、しかも、場所が良くないので

休耕田になってる、他人の、場所の良い水田を、安価に借ります

その方が、効率いいんですよね・・・・

自分の水田にこだわる必要は無いんです

休耕田だらけですから・・



昼寝してると・・・・

寒くなって来たので、猫も僕の上に乗って寝ます・・

重い・・・こっちが目が覚めますね(笑)

ぎっくり腰になりかけて、僕も、養生中ですわ

10月は溜まった疲れが、出て来ますねえ

整形外科に行っても、検査して、痛み止めくれるだけなので

僕は、このくらいの痛みでは行きません

椎間板ヘルニアもやってますしね

慣れたものですわ(笑)

もっぱら、接骨院に通ったり、整体に通ったりして

養生しています・・

それで、そのうち良くなります



Aブロック 
Aブロック 

本題です・・

トマトはいつまで灌水するのか?

ここは無加温の夏秋トマトですから・・

何時までも灌水はしません・・・

もちろん、霜が降りる頃には終わりますから

凍結するまえに、パイプの水は抜きますけどね

10月の灌水は、農家ごと、それぞれですね


Aブロック
Aブロック

9月中旬から、灌水を減らしたり、止めたりする人もいますね

でも、どこで絞るかは? 個人の考えです

それに圃場の条件もあります

乾くハウスでは、枯れてしまいますからね

トマトは10月も高価です、できれば

しっかり出荷したいですよね


Bブロック
Bブロック

うちも各ブロックに、まだ玉が残ってますからね

これを玉伸びさせたいですね・・

水やらなくても伸びる圃場もありますけど

うちは地下水が低いし、下は整地盤なので

灌水しないと、乾いて枯れてしまいます・・

なので、玉も伸びません・・・

だから、玉を伸ばす程度に、灌水します


Dブロック
Dブロック

水をやり過ぎると・・割れますから、割れない程度に灌水します

この時期、肥料をどうするのか?

水だけやってると、樹が老化するだけで

トマトの味も落ちるような感じがします

と言って、肥料も要りませんしね

なので、クエン酸等の、残置肥料を溶かす有機酸か

微生物のエサになるような、炭素資材か

食味確保のアミノ酸の灌水を行いますね

アミノ酸は肥料でもありますけど、残らないので・・


でもね、水切っても、窒素は吸えるのですよ・・

水を減らして、吸えないのは、カリ、カルシウム、微量要素・・

水減らしても吸えるのは窒素・・・

水切ると、窒素が勝って、尻腐れや、

微量要素なども不足して、裂果につながったり

味も甘みも乗るけど、窒素過多でスッキリしない味・・

と、言う事もおきると思うんですよね・・・・


Cブロック
Cブロック

この時期のハウスには

赤い玉・・沢山残っています

樹熟型のレイカは赤取りが基本ですからね・・

僕自身は、食味の為に、極力、熟させて出荷します

つい先日、選果場から、赤すぎます!と注意されました

しかし、赤くないレイカは、あまり美味しく無いですから・・・


Cブロック
Cブロック

最近ね・・

回りの農家をちょっと回って気が付いたのは・・

あまり、赤い玉が残ってない事ですかね・・

なぜか? 

玉数が少ないから、あまり赤くなくても出荷してしまう・・という事でしょうね

10月後半は安いですから、さっさと出してしまう・・そういう考えでしょう

もちろん、桃太郎は元々青取りですから、それも判りますけど

なんで、レイカもそうなるのかな?

薄ピンクでも、選果場は取ってくれるし、市場で時間を取るから

店頭では問題無いのかもしれませんが・・

あんまり美味しく無いよ~それ・・


樹で赤くすると、軟化しやすい?

それもあります、それは、玉の硝酸値に影響されますから

真夏のトマトは窒素も効いてるし、高温だから、確かに軟化は早い

でも、しっかり、窒素以外の物が効いてると、持ちは良いです

9月後半からなんて、窒素効かさないから

玉持ちは良いはずです

だから、桃太郎でも、もっと赤くして良いはず

なのに、真夏のように、青い色で出荷するのは

農家の手抜きでしょう??


選果場に出して、金になれば、少々味が乗ってなくても

かんけねー・・・

それも判ります・・農協出荷はそんな物です


自分で、直売すると、もっと自分のトマトに責任を感じますよね

農家自身も、お客様の目線で・・お店の目線で・・・

もっと考え無ければなりませんし

お店も、市場も、仕入れ値を下げる事ばかり優先しては・・・


ここはもっと考え無いといけないと思いますよ・・・

しっかり11月前半まで無加温で、状態の良いトマトを出荷する

市場も、10月後半は、価格をかなり下げて来ますからね・・


ここらの関係性を、よく考えた取り組みが必要だと思いますよ。