29年の農薬使用記録について、公表します
29年の、農薬使用については、まず、静電憤口の使用を止めてます
マルナカのノズルは安価で、高性能ですが、いかんせん、噴霧量が少ない
消毒に時間がかかる、散布量が少なすぎる・・・・・・
等の理由から、やめました。 より、大容量の静電憤口に変更する予定ですが
今の所、普通のスズランノズルに戻しています
消毒は葉面散布とも兼ねているので、一定の散布量が欲しいんです
周辺に農場があるわけでもないので、思いっきりドリフトさせて、ハウス内に
充満させる作戦に変更しました
あと、使用回数に縛りは持たない方針です
化学農薬カウントをあまり考え無いようにしたいです
何回使用しようと、無農薬ではないので、回数という物は
あまりこだわらない様にしたいです・・・・?
じゃあ、慣行どおりか? そうではありません
今までどおり、農薬に頼らない栽培に変更はありません
人体に影響の強い、殺虫剤の使用は、控えますし
ネオニコチノイドの、栽培中の使用は、行いません
ただ、回数にこだわるのは、反収に、こだわるのに似てる・・・
あと、サンヨールの様に、汎用の化学銅剤などを、使いたいので
これは、毒性は殆ど、無いでしょうが、カウントされるので
回数にこだわると、使えないので、そういうのは、もうやめたい
基本の方針は変えないのですけど、回数にこだわるのは、止めたい
そういう事です・・・・でもまあ、おおむね、慣行の20回の半分
10回程度に納める予定です
播種から、定植まで
播種から、鉢上げまでも、農薬は一切使用せずに、行いました
と言いましたが、鉢の段階で使っておりましたすいません
基礎的な銅剤などは、不使用で、行けました
4月28日 スタークル粒剤 殺虫剤 一鉢 1.5グラム
6月17日 Zボルドー 0カウント 保護銅剤 200リットル
6月24日 ポリオキシンAL水和剤 1カウント 殺菌材 290リットル
6月24日 ゼンターリ顆粒水和剤 0カウント 殺虫剤 290リットル
7月 2日 Zボルドー 0カウント 保護銅剤 300リットル
7月 8日 ベルクートフロアブル 1カウント 殺菌剤 380リットル
7月16日 プレオフロアブル 1カウント 殺虫剤 460リットル
7月29日 ペンコゼブフロアブル 1カウント 殺菌剤 530リットル
7月29日 コロマイト乳剤 0カウント 殺虫剤 530リットル
8月 5日 トップジンM 1カウント 殺菌剤 500リットル
8月13日 Zボルドー 0カウント 保護銅剤 550リットル
8月19日 カンタスドライフロアブル 1カウント 殺菌剤 520リットル
8月26日 スコア顆粒水和剤 1カウント 殺菌剤 550リットル
9月 2日 ダコニール 1カウント 殺菌剤 580リットル
9月 2日 Zボルドー 0カウント 殺菌剤 580リットル
9月24日 ファンタジスタ顆粒水和剤 1カウント 殺菌剤 530リットル
9月24日 サンヨール 1カウント 殺菌剤 530リットル
9月30日 Zボルドー 0カウント 殺菌剤 550リットル
ここまでで、化学農薬カウントは10回です
今年は、特に病害虫に悩まされる事無く
ここまで来られました・・・・
10月
病気は土から、環境から・・・・
僕が、良く口にするフレーズですね
褐色輪紋 も、疫病 も、土の影響が大です
灰色カビ も土や、環境の影響が大です
葉カビは、やはり、土と施肥の影響が大です
虫は・・・・よく判りませんけど、うちは標高が高いせいか
少ないですね 忌避剤的な資材を用いているのも
あるかもしれませんね・・
平成28年の作の農薬使用について、公表します
ここで公表するのは、月別の
単純に農薬の種類と使用量のみです
最近、フェイスブックの日本農業者クラブでの投稿で
現在、岐阜クリーンは、9月以降の、ハスモンヨトウの警報と
9月の長雨からの、灰色カビの警報が出ており
農薬カウントが、20回から、警報それぞれ、1回
合計22回まで延長されているという事で
延長を願う農家がいて、延長してくれって、普及員にお願いするんですけど
それだと、岐阜クリーンの意味が無いんじゃ無いか? という投稿をしたんですけど
県外の農家さんからは、だいたい、総数をカウントして規制してるのは
岐阜県くらいで、普通は、薬剤内容とか、成分とか、連用とか
そういうのを第一に規制する・・
使用回数を気にしてるのは、岐阜県の農家の特徴だと、指摘されました
ええ! そうだったのか・・・・・・・・
だいたい、20回も使えるのに、規制だと言えるのか?
最初が18回・・これで足りないから、20回に増やして
しかも、さらに増えてしまうんなら、薬を使わない努力より
増やす方を懇願した方が良いんじゃ無い? とかね・・・
県外の農家さんからは、それらの、意見も、もらいましたけども・・
もう、岐阜クリーン農業を名乗っても、なんのアドバンテージも無く
県の補助金の対象になるためだけの、そんな規制・・・
農家自らが、農薬の使用回数の増加を懇願するのは
この規制の価値を落としている事に他なりませんね・・
どういうもんでしょうねえ・・・・
それでも、総使用回数に制限があるからこそ
農薬を減らす努力に向かうと思いたいですね・・
20回しか使えないから、なるべく病気を出さない様にしよう
そう、思考するなら、無駄だとは思いませんけどね
育苗中は、播種から定植までで、
化学農薬成分カウント 使用回数
Zボルドー 0 保護銅剤 1回 500倍 30 リットル
スタークル粒剤 1 1回 1.5g 一鉢
今回、スタークルの散布が遅れ、一部、定植前3日になってしまったため
本来、育苗中の農薬はカウントされませんけど
定植前1週間以内は、カウントするそうで・・・
スタークルが、僕の岐阜クリーン農業のカウントに入ってしまいました
ここで、書いてある使用量は、25アール全体での、散布量です。
6月 化学農薬成分カウント 1回 ここまでで2回
Zボルドー 0回 保護銅剤 500倍 140 リットル
Zボルドー 0回 保護銅剤 500倍 180 リットル
ゼンターリ顆粒水和剤 0回 微生物殺虫剤 1000倍 280 リットル
ポリオキシンAL水和剤 1回 殺菌材 1000倍 280 リットル
天候もありますけど、葉カビが散見されて来ました
これが、あとから考えると、ゴースト窒素の予兆でしたが
まだ、想定できて居なくて、取りあえず、殺菌剤を使用し始めました
静電ノズルも、ピタットノズルは装置の基本的な散布量が少ないので
発病後は、使用を止めて、3頭口スズランノズルで、普通に散布始めました
7月11日、産地の残留農薬検査に、うちのトマトを出しました
結果は、残留物ゼロ! やった~・・と思ったのもつかの間・・
7月 化学農薬成分カウント 3回 ここまでで5回
ベルクートフロアブル 1 回 殺菌材 2000倍 470 リットル
ペンコゼブフロアブル 1 回 殺菌材 1000倍 430 リットル
プレオフロアブル 1 回 殺虫剤 1000倍 470 リットル
コロマイト乳剤 0 回 殺虫剤 1000倍 460 リットル
Zボルドー 0 回 保護銅剤 500倍 460 リットル
8月は、赤信号、葉カビが止まらない・・
液肥の追肥を減らしても、樹が繁り、葉カビが止まりません・・
アンモニアでは無く、硝酸的に、ものすごく、樹が肥えた・・
ああ!!、地力窒素が出てるかも? と気が付いた時は時既に遅し・・
葉カビからの、葉枯れ・・褐色輪紋の様なベルト状の葉枯れ・・
ただし、輪紋は見えないので、褐色輪紋とも言えない
毎週、消毒剤を散布して、様子を見る羽目に陥りました・・(涙)
8月 化学農薬成分カウント 5回 ここまでで10回
トップジンM 1 回 殺菌剤 1500倍 480 リットル
スコア顆粒水和剤 1 回 殺菌剤 2000倍 510 リットル
ダコニール1000 1 回 殺菌剤 1000倍 580 リットル
ダイマジン水和剤 2 回 殺菌剤 1500倍 500 リットル
Zボルドー 0 回 保護銅剤 500倍 580 リットル
9月 化学農薬成分カウント 3回 ここまでで13回
ファンタジスタ水和剤 1 回 殺菌材 2000倍 560 リットル
カンタスドライフロアブル 1 回 殺菌材 1500倍 570 リットル
サンヨール 1 回 殺菌材 500倍 570 リットル
Zボルドー 0 回 保護銅剤 600倍 530 リットル
10月 化学農薬成分カウント、1回 ここまでで、14回
セイビアー20 1 回 殺菌材 1000倍 500リットル
スピノエース顆粒水和剤 0 回 殺虫剤 5000倍 500リットル
11月 未使用 化学農薬成分カウントは全部で14回でした
10月、11月の状況
特に変化もなく、病気も出ないので
囲うまえに、灰色カビの予防防除として、セイビアー20を使用しました
葉面散布自体は、10月末まで行いましたが
えひめAIは10月は、毎回、50~100倍で散布しました
特に病気もでなくて、心配していた、灰色カビもコナジラミも
ほとんど出ませんでした
9月の状況
窒素の収まりと、湿度の低下と共に
病気の進行はピタッと止まるんですよ
しかし、葉カビからの、褐色輪紋(輪紋が出ないけど)だと推測する
葉腐れが、1段・・全ての圃場に出ました・・
帯の様に葉が枯れるんです・・しかも、その段の上も下も
何とも無いんですよ・・
葉カビの上昇が止まって、いきなり葉枯れを起こし
停止しました・・その上には、葉カビの斑点がちらほら出てるだけ・・
農薬なんて、ほんと、お手伝いに過ぎません
トマトの樹の状態が一番、次が、天候と湿度・・
そんな感じですかね
8月の状況
結局、病気は土から・・・
葉先枯れからの、葉カビ・・
旺盛な、脇芽・・
液肥だから、施肥を減らしても、どんどん、樹が肥えてくるんです・・
最初は、ハッキリ見えないから、少しずつ液肥を減らしたんですけど
間に合ってなかった・・もっと思い切って、減らすべきだった
なんで、地力窒素がこんなに、あるのか??
地温が上昇して、こんなに、出て来るとは??
8月後半、窒素の施肥を停止しても、どんどん、肥えてくるんです・・
久しぶりに脂汗がでました・・・
兆候は、トマトの糖度低下、葉カビ、葉の艶が無くなった事・・
葉面硝酸値は、葉面散布を繰り返しているので
常に変動し、絶対では無いんですけど
樹体には、兆候はあったんんですね・・・あとで気が付いたんですけどね・・
これは・・・・非常に厳しい結果になりました
7月の状況
今年は、葉カビですかね
かつて、あれほど苦しめた褐色輪紋は
まったく陰を潜め
疫病もほとんど見ないし
灰色カビも無い
これらは、畜産糞尿由来の堆肥を使わなければ
そうは、出ないと思います・・これを実証した感じですね
でも、cf9を破る葉カビだけは、駄目ですね
増えて来ました・・環境による影響が強いのかもしれません
えひめAIも、灰色カビには、効く気がしますけど
葉カビには、効いてる気はしないんです・・気休めです・・
ただ、共生菌のエサにはなってると思うので
無いよりは、ましだと思います
葉カビの増加に対し、消毒も必用ですけど
まずは、カリの追肥の増肥と、葉面散布による、カリと微量要素の散布
葉面にZボルドー等の硫酸銅や、追肥も硫酸カリも加えての
イオウの供給なども行いながらの・・・・
アミノ酸、有機酸などの樹を元気にする肥料を増やしながらの
消毒をやってます
葉カビが増えてきた以上、消毒回数の削減にこだわり過ぎても
厳しい面も感じてますので、必要以上に行うつもりは無いんですけど
10回と言う目標は据え置きますけど、こだわりません
どうもすみません・・それでも、10回程度に抑えようと
思ってます~
今年、あらためて感じた事があります
トマトの病気について感じた事です
人の病気って、大半、中から来るんです
食生活、生活習慣などです
トマトの場合は? 土ですよ土
根を張ってる土ですね、病気は土から来ます
葉カビ・褐色輪紋は中から来る面が多い、そう、土から来ます
灰色カビは、外から来る面が多い・・
疫病は、外と中が一致すると、来ますね
そんな印象なんです
だから、病気の発生は、そこも見て対処しないと
農薬だけ使用しても、ホントに効き目が少ないと思いました
まあ、ずっと、そう考えていましたが、
今年改めて、そう言い切る事にしました
まあ、そう思わない人は、聞き流して下さい
いち農家の一人ごとですからね (笑)
27年度の農薬使用回数の目標は
定植後の農薬使用回数として
岐阜クリーン農業30の使用範囲内 20回の適用を
受けていますが、さらに、それの半分として
化学農薬成分で、10回以下を目標とします
昨年は11回でしたが、今年は頑張ります! 目標の10回で
納めたいと思います・・え? 10回じゃ多い? そうかもしれませんねえ
僕が、僕の、できる限り、使用回数は減らして行きたいと思います
でも、無農薬指向ではありませんから・・・・・・
殺菌材を中心に、予防散布的に、使用して行きたいと思ってます
もちろん、魚毒性のある殺虫剤の使用に関しては
極力控えたいと考え、使用予定はありません
化学農薬カウントの無い、天然由来の殺虫剤を中心に
使用して行きます・・・・値段が高いんですけどね・・・・
農薬の、目標使用回数が約半分、プラス、静電憤口で散布量も約半分です
なので、地域慣行農法の四分の一の農薬使用総量で
栽培、できているかもしれませんね~~
育苗中 育苗中の農薬については、岐阜クリーン農業ではカウントしない
化学合成成分数 使用回数
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 500倍 30リットル
スタークル粒剤 1成分 殺虫剤 1回 1.5グラム 1鉢
栽培中 ここより岐阜クリーン農業の農薬カウント 化学農薬成分20回までの上限があります
ハナイチトマトの26年の化学農薬の使用目標回数は10回以下・・・・
初期より補虫テープ、トルシーMを1000枚・・約400枚/10アール・・設置済み
産地の推奨品 ラノーテープ(成分カウント 1 )は未使用です・・
6月 1成分
Zボルドー 0成分 保護銅剤 2回 80リットル 10a
ゼンタリー 0成分 微生物殺虫剤 1回 100リットル 10a
ポリオキシンAL水和剤 1成分 殺菌剤 1回 100リットル 10a
7月 4成分
Zボルドー 0成分 保護銅剤 2回 120リットル 10a
ベルクート水和剤 1成分 殺菌剤 1回 120リットル 10a
プレオ 1成分 殺虫剤 ヨウトガ等 1回 116リットル 10a
トップジンM 1成分 殺菌剤 1回 125リットル 10a
ライメイフロアブル 1成分 殺菌剤 1回 125リットル 10a
ここまで5成分 特に病気などは出ていませんが
昨年の反省から、褐色輪紋の発生に備え、予防的に散布しています
目標まで、あと5成分、なんとか、これくらいで抑えたいと考えています
8月 3成分
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 120 リットル 10a
カンタスドライフロアブル 1成分 殺菌材 1回 140 リットル 10a
ペンコセブフロアブル 1成分 殺菌材 1回 270 リットル 10a
スコア顆粒水和剤 1成分 殺菌材 1回 270 リットル 10a
スピノエース顆粒水和剤 0成分 殺虫剤 1回 120 リットル 10a
ここまでで、化学成分カウントは 8回です
9月 3成分
ダイマジン水和剤 2成分 殺菌材 1回 270 リットル 10a
リドミル銅水和剤 1成分 殺菌剤 1回 200 リットル 10a
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 160 リットル 10a
ここまでで、化学成分カウントは11回・・残念! 目標を超えてしまいました
ごめんなさい ・・・・・・
10月 1成分
セイビアー20 1成分 殺菌材 1回 150 リットル 10a
コロマイト乳剤 0成分 殺虫剤 1回 150 リットル 10a
カリクリーン 0成分 殺菌剤 1回 110 リットル 10a
ありゃあ ・・・・ 化学成分カウントは最終で、12回で終わりました
目標は10回以下・・2回オーバーですね
晴天率も悪かったけど、まだまだ改良点もありますね
精進します
正直言って、成分カウント10回以下の達成は出来なくなってきました
レイカは、CF9、の葉カビ耐性があったのですが、CF9を打ち破る
葉カビ菌が出て来ました・・
そこへ、盆から曇天、高温のむしむしした日々が続いています・・・
盆明けは樹勢が衰え、余った窒素もあります、葉カビにやられやすい状況です
うちも、葉カビが、かなり広がっています・・
これはやっかいです、もちろん、樹勢アップに窒素消化、カリの増量も
やってますが、むしむしした天気では、止まりません・・
ここは農薬に頼るしかありません、でないと、ものすごく減収してしまいます
今までは耐性があったので、良かったのですが、破られた以上
発生したら、止めるには、もう農薬しか無いんですね・・・・
なので、今年は、天候にも寄りますが、晴天が続けば、11回
まだ、雨が降るようなら、12回は行ってしまいそうです・・
それに散布量も、充分回るように増やしていますので
残念ですが、無農薬栽培をしてるわけでは無いので、ご勘弁下さい
なにせ、連作ハウス内での密植栽培ですからね、限界があります・・・・
もちろん、トマトの樹を健康に保ち、病気の発生を抑え、
化学農薬を減らす、努力は続けて行きますよ・・・・
26年度の農薬の使用回数の目標は
定植後の農薬使用回数として
岐阜クリーン農業30の使用範囲内 20回の適用を
受けていますが、さらに、それの半分として
化学農薬成分で、9回以下が目標です
これには、微生物農薬や天然成分由来の農薬
保護銅剤や炭酸水素カリウムなどの無機資材は含みません
ネオニコチノイド系農薬は、育苗期の1回のみとし
本舗では使用しません
昨年は7回で済みましたし、ネオニコチノイド系農薬も
育苗期のみの使用でしたので、達成可能だと思います
もちろん、それで、病気を出さない事が大前提ですよ
育苗中 育苗中の農薬については、岐阜クリーン農業ではカウントしない
化学合成成分数 使用回数
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 500倍 30リットル
スタークル粒剤 1成分 殺虫剤 1回 1.5グラム 1鉢
栽培中 ここより岐阜クリーン農業の農薬カウント 化学農薬成分20回までの上限があります
ハナイチトマトの26年の化学農薬の使用目標回数は10回以下・・・・
初期より補虫テープ、トルシーMを1060枚・・約420枚/10アール・・設置済み
産地の推奨品 ラノーテープ(成分カウント 1 )は未使用です・・
6月
Zボルドー 0成分 保護銅剤 2回 90リットル 10a
ゼンタリー 0成分 微生物殺虫剤 1回 90リットル 10a
7月 2成分
Zボルドー 0成分 保護銅剤 2回 120リットル 10a
ライメイフロアブル 1成分 保護薬剤 疫病 1回 116リットル 10a
プレオ 1成分 殺虫剤 ヨウトガ等 1回 116リットル 10a
現在までの化学成分カウント 2 回
8月・・・なんと6成分・・
ダイマジン水和剤 2成分 葉カビ・灰色カビ 1回 160リットル 10a
プロポーズ水和剤 2成分 疫病 1回 160リットル 10a
ポリオキシンAL 1成分 葉カビ・灰色カビ 1回 160リットル 10a
トップジンM 1成分 葉カビ・灰色カビ 1回 160リットル 10a
8月末で、8カウントです・・残念です
台風からこっち、肥料強めで持って来たせいか
褐色輪紋が発生し、その後疫病・・弱って葉カビ・・と、曇天と高湿と高温で
連続で病気が発生しました・・・残念です・・見込み違いの施肥のせいですね
晴れる事を想定して、肥料を増やし、晴れないから、窒素過多・・
9月も連続散布になりそうです・・ここまで曇天続きは・・・災害ですね
今年は、12カウントくらいまで行きそうです・・
どうもすいません
9月・・3成分
スコア 1成分 葉カビ 1回 150リットル 10a
カンタスドライフロアブル 1成分 葉カビ・灰色カビ 1回 140リットル 10a
スピノエース 0成分 殺虫剤 1回 140リットル 10a
ベルクート 1成分 葉カビ・灰色カビ 1回 130リットル 10a
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 120リットル 10a
インプレッション 微生物薬 0成分 葉カビ・灰色カビ 2回 100リットル 10a
9月末で、化学成分は11回です
もちろん回りに比べると少ないですが・・
目標をオーバーです・・残念
しかし、気温の10月並の低下と晴天続きによって
新たに蔓延しなかったので、このくらいで済みそうです・・
10月は、天候によりますけど・・せいぜい1回か、無しでいけそうです・・ほ!
10月 成分無し
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 130リットル 10a
今年は結局、成分回数11回と、目標の10回以下を達成出来ませんでした
たいへんすいませんでした・・・・
異常気象とはいえ、残念でした
10月後半から閉め切っていますので、湿気が強く
灰色カビによる、ゴーストスポットや、コナジラミ、スリップスのような
極小の虫などによる、害で、農協への正規の出荷は減っています・・
これらは、全部直売所でお値打ちに販売してますが
もう、出荷総量はかなり減っていますので
この段階で、新たに殺虫剤や消毒をしようとは思いません
農協への協同出荷は11月17日で終了です
直売所向けは、このまま、氷点下で樹が枯れるまで、継続します
あとしばらく、お付き合い下さいね。
来年も、チャレンジしますから、よろしくお願いします・・
今年から、成分回数が18回/年 から20回/年に変更されました・・
あんれー?? 増えてるじゃん・・
県内各産地より、夏秋トマトにおいて、化学成分18回では
栽培できない?という要請があって、2回増やしたそうです
それに、病気や外注の多発警報がでれば、いつもと同じように、さらに
1回、2回と増やすそうです・・
意味無くねえ? 化学農薬が環境に負荷を与えるから、7割に制限して
それを達成する条件で、産地は補助金をもらったりするわけです・・
僕自身は農薬自体が危険だとは考えていません
それが危険なら、今宣伝してる、香りの残る洗剤の人工香料だって
おんなじ化学物質ですから、僕らの生活は化学物質にあふれてますからね
なにもかも危険・・まあ、そう言う人も、いますけどね・・
それでも、化学農薬の使用回数に制限を授けることで、考える・・
どうして病気が出るのか? どうしたら防げるのか?
病気を・・虫を減らすには、どうしたらよいのか?
それが技術じゃないかと、考えます・・
病気が出たら、べったりと殺菌剤
虫が出たら、ガスマスクをして殺虫剤で殲滅
殺菌剤、業界では治療剤と予防剤と言い分けますけど
治療剤・・殺菌! 予防剤、表面保護!です・・治療などしませんから
なにかあったら、ハイ薬! これだと、植物について考えません・・
だから慣行農法は農薬まみれとか言われてしまいます
慣行農法は、何でも使える(有機資材も含んで)制限無し・・・
有機農法は、有機由来しか使えない、制限有り・・・
慣行は制限無く資材が使えるのに、技術が低く見られてしまいます
有機無農薬なんて、有機資材の制限プラス農薬まで使えない・・
手かせ足かせ・・本来は、むっつかしい~のです
慣行農法は、資材に制限はありません・・
植物がほしがる要素を十分に与えられます・・
ならば、病気も虫も出さない、農薬を減らす栽培を目指してもいいと思います・・
僕が、自分自身に化学農薬9回以下の制限を設けているのは
農薬が危険というより、技術向上のためです・・
もちろん、ガスマスクが必要な散布や、土が死ぬ可能性のある土壌消毒など
なるべく使いたくは無いですからね・・
僕は肥料に化学肥料などの制限をかけてません・・
植物が必要としてる要素を遅滞なく与えるために、そこは制限かけませんが
もちろん、有機資材も多用してますよ・・
なので、今回の回数追加は・・まあ、岐阜クリーン農業の登録の重要性を下げた・・
自殺行為じゃなかろか? そう思ってます
昨年は、サカタのレイカを4400本 自家接ぎ木 台木は、がんばる根
タキイの桃太郎8を550本 自家接ぎ木 台木は、がんばる根
合計4950本を、25aの雨除けハウスで栽培しました
今シーズンも、無事に終わりました・・・
結果はレイカは好調・・
桃太郎8は・・不調でした・・
理由は、いろいろありますが、まだ、桃太郎を栽培するには
土中に余計な成分が多いのだろうと予想できます
なので、来期は、レイカ1本で行きます
当産地は、桃太郎とレイカの2種類しか選択できません・・
本来、レイカは、多収性では、桃太郎に劣りますが
裂果などのロスが無いので、結果としては増収できます
直売所の評価も、レイカの評価は良かったです
桃太郎の栽培が上手にできず、悩んでいる産地は
サカタのレイカ、あるいは、桃太郎と同種のリンカをお勧めします
多収性では、レイカより、遙かに収量の取れるリンカは、お勧めです
レイカは、樹塾の硬い玉なので、桃太郎好きの人には、向いてませんからね
僕は、レイカが好きですけどね・・・
少量しか受け付けていませんが、通信販売も始めました・・・
とは言ったものの・・
まあ、ほとんど売れずに、遊びで終わりました
育苗中 育苗中の農薬については、岐阜クリーン農業ではカウントしない
化学合成成分数 使用回数
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 500倍 30リットル
スタークル粒剤 1成分 殺虫剤 1回 1.5グラム 1鉢
栽培中 ここより岐阜クリーン農業の農薬カウント 化学農薬成分18回までの上限があります
ハナイチトマトの25年の目標は10回以下
6月
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 100リットル 10a
ゼンタリー 0成分 微生物殺虫剤 1回 100リットル 10a
7月
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 100リットル 10a
ライメイF 1成分 疫病、予防剤 1回 100リットル 10a
プレオ 1成分 蛾、ハエ 殺虫剤 1回 100リットル 10a
8月
Zボルドー 0成分 保護銅剤 3回 140リットル 10a
スピノエース 顆粒水和剤 0成分 天然物由来 殺虫剤 1回 140リットル 10a
ダイマジン水和剤 2成分 灰色カビ病 1回 140リットル 10a
インプレッション 0成分 微生物農薬 1回 140リットル 10a
9月
コロマイト乳剤 0成分 殺虫剤、コナジラミ等 1回 140リットル 10a
ライメイF 1成分 疫病、予防剤 1回 140リットル 10a
カンタスドライ 灰色カビ 葉カビ
フロアブル 1成分 菌核病 1回 130リットル 10a
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 130リットル 10a
インプレッション 0成分 微生物農薬 1回 100リットル 10a
10月
マッチ乳剤 1成分 殺虫剤、コナジラミ等 1回 130リットル 10a
Zボルドー 0成分 保護銅剤 1回 100リットル 10a
11月15日現在 岐阜クリーン農薬カウントは化学農薬として
7 成分/18成分 まで、花村トマト農園では、使用しました・・・・
今期は、ここで終了です・・・
なんとか目標をクリアできました・・これでも、
消毒回数20回の農家のハウスと何ら変わりの無い状態です・・・
もし、病気だらけなら・・・説得力が無いですからね・・
来年はより精進しますが・・回数をこれ以上減らすのは、急ぎません
収量が、慣行の農家より、多くないと、誰も、認めてくれませんから
そこの所の技術がわかるまで、急激な減らし方はしません
天候や、他の条件に左右されますからね
あくまでも、取り組みの一つです・・・・
今年は10月が暑くて、例年なら虫も、もう増えないのですが・・
今年はコナジラミが爆発的に増えて来て
補虫テープでは抑えられなくなって来たのと、
初めての経験ですが、蛾の幼虫があっちこっちで出るようになったので
マッチ乳剤・・オールラウンダーの弱い殺虫剤を使用しました
多いか少ないか? 当産地では、ここらでカウント18回の農家さんも
珍しくはありません・・・・僕も昨年までは13回位でしたから・・
まあ、少ないと思ってもらえると・・・・助かります
それと、9月頭の曇天続きで、灰色カビ警報というのが岐阜県下で、でまして
岐阜クリーンカウントが一回追加されて、年間19回まで増えました
これで、良かった!後一回消毒出来る・・とか、言ってる農家もありますけど
はて? 何のための、岐阜クリーンなんだろう?
とか言ってたら・・ヨトウ蛾など、芋虫系の注意報もでて、さらに一回足され・・・
年間20回まで増えました・・・意味ねーじゃん、岐阜クリーン・・・
確かに、今までに無い発生の仕方でした・・僕も遅くに殺虫剤が必要になるとは
予想してませんでした・・・だから偉そうには言えませんね・・・すいません
病気の現状は・・・・全体を通じての考察
殺菌剤を使わないでいたら・・・輪紋病が台頭してきました・・・
えひめAI等では、押さえられそうにないので・・・・このまま広がると困るので
農薬を使用しました・・・・
輪紋・褐色輪紋病に登録のある農薬は、少ないですが
輪紋病に登録無くても、効けばいいので、一番効く農薬を使用しました
ただし、法律上は、登録の無い病気に使用するのは、法令違反なんですね
そんな事は、どうでも良いんですが・・・なので
灰色カビ防除の目的で、ダイマジン水和剤を使用しました
コナジラミ等が増えて来たので、化学農薬0カウントのコロマイト乳剤を使用しました
9月頭の、曇天、高温の多湿環境が続き、輪紋などが急激に蔓延したので
カンタスドライとライメイ を使用しました・・・・
天気が良ければ、必要無かったのですけど・・この湿度では
耐えられ無かったようです・・・
ところが! 出てないハウスは出ていない・・・
堆肥の影響の多いところ程、病気になりやすい・・・という結果です
ところで・・・・
拮抗資材は農薬では無いですし、使用量や回数については個人的技術ですから、公表しません
コナジラミが増えたので、ネオニコチノイドの殺虫剤を使いたい誘惑に駆られますけど・・
使いませんよ・・・・モスピラン・・・・
スタークル粒剤はネオニコチノイド農薬です
ハナイチトマトは、ネオニコチノイドについては
今年は、育苗期に1回のみ使用し、出荷期間中には使用しない
(例モスピラン、アドマイヤーなど) の予定です
自然の蜂に与える影響が大きいのがその理由です
25年は、3つの減農薬の取り組みをしています
1つ 窒素コントロールにより、トマト樹体のCN比を高く保ち、病気にさせない
2つ えひめAIなどの微生物資材を用い(食品ですから、農薬ではなく、活力剤として散布)
カビなどの菌と拮抗させ、農薬の使用回数を減らす
補注テープを400枚 10aぶら下げ、虫の密度を下げ、殺虫剤を減らす
3つ 静電ノズルを用い、薬剤の散布量その物を減らす 10aあたりで今まで
200~250リットルだったのを、100~120リットル程度にする
ほかに、化学農薬カウント 0成分 の
保護殺菌剤や微生物拮抗保護材 天然由来成分、微生物利用殺虫剤などを使用し
岐阜クリーン農業で18回以下(従来慣行は25回)
それを下回る
10回以下に減らすのが、ハナイチトマトの目標です
人によっては・・・
10回以下でも・・20回でも同じじゃ、ね?
ごめんなさい・・・m(_ _)m・・・
今できる最大限の努力です・・・・
でも、これも技術開発ですからね~・・
まだまだ、減らしてきますよ~・・