平成24年3月 栽培日誌ブログ

苗は順調、その5

今日は朝から土砂降りの雨、そして強い風。

今年は雨も多く、雨の日は仕事が出来ないので、仕事も遅れがちになります。

そんな雨の日なので、苗の管理に泉農園まで出かけました。

今日は石川美女農園の右木子さんに泉農園の社長を紹介するのが目的です。

石川美女農園も、育苗技術を習得する為の研修を受けるために、他の生産者の

育苗や情報を収集していたので、近くの僕が泉農園さんを紹介することにしました。

他の生産者では、石川トマト農園の苗を育苗する余力がありませんが、ここは育苗も

商売なので、育苗を受けながら、研修もさせてくれるので、

僕は、近くだし研修するなら、最適では無いかと思い、紹介しました。

石川美女農園は、同じ組合、同じ木の実地区の農家で、

故人石川哲也とは消防団など地域のつきあいで昔からの中でしたから、

協力するのは当たり前なので、こういう紹介は損得勘定抜きです。

僕は商売の関係者、協力者とは情報交換は頻繁に行います。

情報は出さないともらえないので、信頼関係がある人とは良く話をします。

中には聞くだけで、自分の事は出さない人がいますが、そういう人には僕も本当の事は言いません。

農家でも、商売をするには、信頼できる協力関係が沢山あると良いと考えています。

石川美女農園もそんな協力関係なので、お互いの経営にプラスになれば

よかれと思って、つきあっています。

 

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忙しいけど。

忙しいけど、昨日はその前の晩から左目が痛くて開けられなくなり、朝一番で目医者に行ったら

目に鉄片がが刺さっていた、ハウスの組み立ての時、鉄板ビスをセーフティゴーグル無しに打ち込んだとき

目に入ったようだ。 作業の安全はやはりきちんと手順をふんで、安全装備をしないといけませんね、反省。

 

苗は、順調、やはりかどうかレイカの方が早くて、台木のがんばる根を追い越しそうなので、

調整が必要。 発芽時の水やりの差でもあるらしく、発芽と水分の関係は重要な事が良くわかります。

 

春先の土壌分析を行いました、石川農園のアシスタントの三郎君に手伝ってもらい、

15検体の分析を行いました、まだ不慣れなので、3時間半以上かかりました。

室温が低すぎたのか、リン酸値が低めに出ていたようだし、一部塩基類も測定値が検出下限と

やはり、不慣れな作業でデータの信頼性が落ちてしまいました。

作業に慣れて、段取りを整理して、毎回きちんとした計測が行え、データの信頼性をあげたいです。

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育苗は順調?その4

育苗は順調、さすが泉農園さん、最初発芽しなかった種も遅れながら発芽して来ました。

早く発芽し、さっさと進む苗を抑制し、生育の遅い苗を追いつかせる技術は、

花卉栽培由来の技術で、従来のトマト農家の育苗技術には見られない方法です。

コスト的にはかかりますが、発芽とそろいは良いです。

 

古いトラクターが壊れました、 時間的には900時間程度で機械的には全く問題が無いのですが

制御システムの入った、コントロールボックスという、電装関係が壊れました。

しかも、古いのでもう部品が無い!  代理店もすぐ修理はあきらめて、次のトラクターを

買いませんか?だって。  ちょっと待ってよ!趣味に近い稲作用のトラクター

トマトハウス用の小型トラクターと違って、稲作用は大きい、しかも米は今は収入になっていないから、

米で機械の費用は償却出来ない。  つまりもう新しいのは買えない、買う気は無かった。

 機械関係はぴんぴんしてるのに、電装部品一つで、次の中古トラクター170万の費用が

出せるかっての。  新しい機械を買わせる為なのか、すぐ部品が切れる。 

建設機械が、海外の需要の為なのか、30年でも分品を供給してくれるのに比べると、短い。

もう景気の悪い日本の農家は厳しいのだから、中古を長く使い続ける時代に、戻ってしまったので、

新車が売れなくても、メーカーが生き残れるようにした方が良いのと違うやろか?

規模拡大をするほど、機械は大きくても台数は少なくて済むので、これからますます売れなくなります。

それに、非正規社員ばかりで、TPPもやってで地方が疲弊すれば、自動車も農機具も売れなくなり、

結局、景気は悪くなるのと違いますか?

まあ、結局、うちのトラクターは、代理店、メーカをあきらめて、電装関係の修理が可能な農家仲間の

I さんに預け、修理を試みています。

 

育苗用のハウスの主骨が組み上がりました、汎用の主骨と特注のジョイントを組み合わせて、

規格には無いサイズで作ってあります。

ハウスの骨は、簡単に特注で作れるので、割高ですけど、自分の仕様に合った物を作るのが

良いと思いますよ。  そのためには自分の作業パターンを練っておかないといけませんけど。

 

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育苗は順調 その3

泉農園さんで育苗している苗の様子です、ほぼ全部発芽し、そろってきました。

この発芽をそろえるところに、ノウハウがあります、それを今研修中です。

今日は他の苗を、接ぎ木しているところを見学しました。 

接ぎ木しているのは泉農園の技術者、白州さんで

一万本以上の苗の育苗をほぼ一人で担当しています。

ここら辺の普通の農家が自分の苗を育苗しても年間数千本ですが、ここでは年間数万本を

育苗することになります、そのノウハウは、自分一人で最初から始めるのに比べれば

大変な情報で、もちろん自分で育苗を始めてからが、自分の技術の蓄積になりますが、

育苗はデリケートな技術なので、この最初の研修を基本に組み立てて行くことになります。

トマトの栽培自体は無謀にも、研修無しで挑戦してしまいましたが、

育苗だけは、確実なシステム、技術を取り入れたかったので、

教えていただけるのは、新規農業者にとっては、ものすごくありがたい事です。

泉農園さん自体は、シクラメンの種、苗の生産が主体で、野菜苗は主力ではありませんが

社長の好意には、感謝しています。

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トマトハウス、耕しました。

水を張って、代掻きしたままの畑を耕しました。

代掻きすると、土粒子が詰まって空気が入らず、屋根をしていても乾きが悪いのです。

実際に、耕転しても中はあまり乾いていませんでした。

田んぼなら、こてこてになってしまいますが、そこは土作りをして来た畑土だけあって、

柔らかく、握れば簡単にばらりと砕けます、土が軟らかいのです。

臭いは、未分解の有機物が多いと、カビ臭い臭いや、腐ったような臭いがしますが、

そんな事も無く、今年は悪くなさそうです。 ただ苔や藻の繁殖具合から見るに、やはり

リン酸、窒素もまだまだ多い肥えた土のようです、冬場の冷水では、あまり溶け出しては

くれなかった見たいですが、普通の温度で硝酸は60%程度は溶出するらしいので、

相対的に硝酸値が低下してくれれば初期制御は可能なので、昨年までのような、

硝酸過剰の初期暴走は避けられるとありがたいですが、まずは分析ですね。

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苗は順調。

苗は順調です、さすがは泉農園。

最初の僕の灌水が、がんばる根は少し湿らしすぎたようで、発芽はレイカの方が早く

2日早く播種したのにもかかわらず、追いついてしまいました。

新設の育苗ハウス、フレームが完成。

48の丸鋼管、60の角鋼管で組んであります、これ全て土木用の仮設資材。

農業用より大きく、肉厚で強度もあります、建設業時代の在庫を流用し自分で加工。

贅沢な仕様になってますけど、自分で設計施工だからこそ出来る構造です。

石川トマト農園を訪問

仕事始めのスタッフミーティングにおじゃましました。

女性陣おそろいのエプロンがうらやましい、うちも夫婦で作ろうかしら?

石川トマト農園よりもまさに、石川美女農園!(名付けたのは、この私)

がんばれ石川美女農園!  男性スタッフがじみだぞ。

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播種した種が発芽しました。

がんばる根は4日、レイカは3日で発芽したので発芽器から取り出し養生室で養生します。

レイカの播種は今年が始めてですが、桃太郎よりも発芽は早かったです。

僕の水の掛けようが悪かったみたいで、がんばる根の方が出が悪い気もしますが、

大きいセルほどは遅くなる傾向があるようです、理由は温度の伝わり方などだそうです。

発芽器は湿度100%なので、あまり最初に水を掛けすぎない方が結果は良いようです。

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播種しました、その2

夫婦で朝から泉農園に行き穂樹を播種しました。

穂樹はサカタのレイカです、128穴のセルトレイで育苗します。

研修でもあり苗の委託なので水を撒いて発芽機にセットしたら、

接ぎ木の時までは、朝来て水を撒く位で後は、気温データを取るだけです。

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育苗ハウスの建設始めました

育苗用のハウスを新設で建造します、完成は来年1月の予定で、今年はトマトが始まるまでしか出来ません。

今日は柱を建てました、柱も自分で加工し、自分で造成した土地に丁張りをかけて、自分の機械を使い

自分で施工します。  トマトハウスもこうして自分で建造しました。 業者に発注してたら、とても費用が

回収出来ませんし、第一お金がたりません。 前職が建設業だったからこそ出来る技です。

 

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播種しました

花村トマト農園の協力農園の泉農園さんに苗の栽培を依頼しながら、自分で作業する研修を受けています

今日は台木のがんばる根を播種しました。

72穴のセルに播種
72穴のセルに播種
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ハウスに水をつけました。

水を漬けました。
水を漬けました。

ハウスを水没させました。 土壌の塩類濃度を下げるため溜水しています

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