平成24年6月 栽培日誌ブログ

定例会の次は、目揃え会

日常の作業セット一式の姿
日常の作業セット一式の姿

忙しいですね、5000本のトマト

この時期、ほとんど一人で手入れをしてます

出荷が始まるまでは、何とかなります

 

そんなさなかでも、定例会

そして、目揃え会

中津川選果場はレイカと桃太郎を一緒には出荷しません

それぞれ個別にブランド化しています

最終選果は選果場で行いますが

出荷段階でA、B品とC品、格外に選別して出荷します

なので、農家を集め、シーズン中に2回、目揃え会を行います

なので桃太郎、レイカで各2回で合計4回あります

もちろん、片方しか栽培しない場合、片方しか出ません。

粘着テープの状況
粘着テープの状況

補虫テープの様子

黄色が主体で青色は試験中です

黄色にはたくさん虫がつきます、特にハエ類

コナジラミも散見されます

今の所、青色にはあまり着きません

 

農協、普及所はマルハナ蜂を推奨しているのと

ラノーテープの販売もあるので、補虫テープには否定的です

 

ラノーテープは銅剤がかかると成分が、分解してしまうし

接触式なので、結局触らないと効かないしコナジラミにしか効かない

化学農薬カウントも加算されるし、だったら補虫テープでいいやって

個人的に試験してきました、結果あまり差が無かったので

僕は補虫テープにしました

ただし、マルハナバチを使っている人には向いていません

ハチが着いちゃうからね。

ガンマンよろしく腰にマックステープなーのホルダーを装備

普段の手入れスタイルです

 

桃太郎は、根痛みしたのか、朝雨で午後急に晴れたら

少々萎れ、水散布したけど額枯れが出てしまいました

まあ、曇天で肥料が吸い上がっていないのが一番の理由のようですが

草取りしたとき、少し根も傷んだのかもしれません

 

レイカは問題なし、額枯れもでず、萎れもせずです

 

ただし、レイカは生育温度帯が桃太郎より高めのようです

今年の様な低温だと、樹の動きが鈍く、いまいち遅れがちです

ここ大事な所です、低温下では桃太郎の方が樹の生育は良いです

どの品種もメリットデメリットがあるので

技術的にもよく検討しないといけません。

 

 

レイカの目揃え会の様子

中津選果場で行います

いすが無いので、農家はコンテナに座らされます

一通りの挨拶の後、全農、市場関係者の話

その後、3班に分かれて、確認します

見本のトマトを見ながら説明を受けます。

こんな感じ・・・・

細かく説明を受けます

参考のトマト現物
参考のトマト現物

桃太郎の目揃え会

これは、農協のアグリセンターの会議室で行います

全農、市場関係者の挨拶、一通りの挨拶の後

同じように3班に分かれて、説明を受けます

レイカと桃太郎は選果基準が違うので

覚える事が多いです

僕の様に2種類、栽培している生産者は少ないです

トマト一つの選果に欠ける時間は0.3秒位なので

直感的に覚えます。

東美濃農協、トマト生産者協議会は町村ごとの各トマト組合が集まり

出荷協議会を作っており、目揃え会は一括して行います

 

まあ、おじいおばあ、ばっかりで若手は少ないです

 

そんな中でも上矢作町トマト組合はまだ若手が多い方です

帰りに、みんなで喫茶店に寄り、ちょっと一服

たばこ吸わないから、ちょっとみんなで、コーヒーブレーク

楽しいひととき

 

連日午後から、ほぼ3時間、時間を取られましたが

これも必要な作業なので、しっかり行います

 

うちに帰って、勝手口を開けたら

猫がお出迎え、腹が減ってるのでしょうか?じっと見つめられます

ちょっと怖いです

 

帰ってからも、明るいうちは、もちろん仕事します

すぐさまハウスへ行って作業の続き

梅雨の合間の貴重な晴れ間、これが無いとトマトが参ってしまいます

 

ありがたい晴れ間に感謝!

まだまだ始まったばかり、これからがんばりますよ~

東美濃農協の出荷は今日から始まりましたが

うちのトマトが出荷出来るまで後10日ほどかかりそうです

今しばらく、お待ちください。

 

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トマト組合6月定例会、回りました。

定例会野外研修
定例会野外研修

今日は上矢作トマト組合の定例会に午後から参加しました

いつも通り、岩邑町2軒、上矢作6軒をみんなで回ります

 

岩邑から周り最後は組合長のハウス前で野外研修して終わりです

 

今日は自分の所の写真が無いですが、上矢作の中では僕のところが1番

調子悪く見えますので、恥ずかしいから載せません

標高は僕の670mから、金さんという人のとこの350mまで

300m以上の高低差があります

 

正直、僕の所の1段目の玉伸びは1番遅いです

もちろん気温も低いですが、それだけではありません

定植後の低温、雹、過度の押さえなど

トマトにストレスを与えすぎたのが原因だと思いました

反省・・・・

ただ昨年までの様に、定植直後から EC2.0 窒素20Kgという様な

土壌からわき出す過剰窒素が原因で、1~3段目までおかしくなると言った

状況ではなく、単純に遅れている様に見えるので、とにかくここは辛抱

気温が上がり生育が追いつくのを待つだけです

 

ここまで化学農薬を使わずに来ましたが、さすがに灰色カビが

出始めたので、ポリオキシンALとBT剤を使いました

それも、桃太郎サニーに集中的に発生しました

やはり桃太郎サニーは灰色カビに弱い

花も額枯れが発生し、3段目がかなり減ったりもしています

反面、レイカは灰色カビもあまり発生しないし、額枯れもほとんど

ありません、全く丈夫です

僕はこの曇天で、桃太郎は消化しきれない窒素に反応してるか

消化しきれない窒素を吸い上げたかして、病気も多発してるように感じます

上矢作でレイカを導入したのは僕だけなので比較が出来ませんけどもね

 

 

冒頭の眼鏡の紳士が普及員の間宮徹氏です、ちゃんと仕事してます

此処は岩邑のIさんの圃場、いつも通りのいつもの状況です

次は岩邑の営農組合のハウス

ここは土に牛糞堆肥をどっさり入れます

ちゃんと土壌分析をして肥料設計しても、堆肥のことは計算外です

土を見ても、土だか堆肥だか分からない位、混ざってます

あげく、脱窒、塩分過剰の様な状態を引き起こしています

こんな状況下でも、中玉トマトは何とか育っていますが桃太郎はだめです

はっきり出ます、中玉もそう良い状態には見えませんが、何とか出来ます

堆肥過剰の極端な見本になっています

次は石川トマト農園

良い状態です

特に新ハウスは全く調子が良いです、新規のハウスはほんとに出来が良い

ただ古いハウスはトマトの根にその古さが表れており、今後徐々に

その土の変化が生育に影響を与えると予測できます

籾殻堆肥だけでは土は出来ません、そこを今後どう乗り越えるかですけど

まあ、今は僕より状態がよく見える以上、余計な事は言いません。

次はFさん、この人はもう70代後半ですが

がんばっています、面積はだいぶ縮小しましたが

この年でも葉面散布などを行う馬力があります

手堅い生育状態です。

次は一番標高の低い金さんのハウス

もう気温からして暖かい

だから生育も1.5段進んでいます

玉伸びも一番よく、出荷も始まります

 

ここで金さんおもしろい遊びをしてくれました

ぶどうの木の枯れた幹にトマトを這わせ

どこまで伸びるかクイズ?を提案しました

各自、自分の名前を書いた札を縛りつけ、トマトが最後に止まった所に

一番近い人に、自家製ジネンジョをプレゼント、だって

みんなでちょっと盛り上がりました

 

元上矢作町職員の金さん、いつも遊び心一杯です

みならう必要があるけど

僕は、今それだけの心の余裕が持てません。

 

次はGさんのハウス

この人は、前職、下請け重機屋のころの元請会社の

職員さんで、昔っからの知り合いです

それでも、もう70代後半です

面積もほんの少しです、まあ止める、まあ止めると言いながら

やっています、田舎の年寄りには定年はありません

生涯現役、これが田舎の百姓です・・・・元土建屋ですけど。

最後に組合長のハウス

経験も長い、上矢作ではトマト一筋で知られた人です

僕は何度も衝突してるので気は合わないですけど

経験に裏打ちされた技術のある人です

組合長だけに、各種の栽培方法を試験しています

生育の状態も毎年同じで安定しています。

 

上矢作は皆、栽培にぶれが無く毎年安定しています

 

僕が一番不安定です、毎年変更を繰り返し、失敗し、また変更する

就農1.2年目こそ地域トップになったものの、この3年は本当に

いろんな事で苦しい状態に追い込まれました

ホームランを狙って空振りばかり・・・かな

おかげで、いろんなノウハウを身につけることが出来ました

ただ、結果が出なければ、意味が無いので

人の圃場に、いろいろ見て取れるのですが、余計な事は言えません

今年も初期に低温、押さえすぎで、つまづいたし

ただ少しずつ、コントロール下に入っているのも事実

自然なトマトの生態を無理に曲げるのでは無く、押してやる事が

やっと見えてきたように思えます

トマトの生育を、かまい過ぎる、これがやっと分かってきました

地域の他の生産者がいるので自分の欠点がよく分かる様な気がします

 

就農当初、反収トップに立ったとき、つい俺が俺がと天狗になってしまいました

上から落っこちてみて始めて分かることもありました

また再び頂点をめざし、粛々と努力をします

今度は、俺が俺がと威張りません

皆さんのおかげです・・・・と感謝出来るようになりたいと思います。

 

ハナイチトマト、6年目の反省と再度の挑戦です。

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トマトの生育、その8 油断をしたら草ぼーぼー

左が草取り前、右が草取り後
左が草取り前、右が草取り後

寒くて、草の伸びが悪いので油断をしていたら

わずか2週間でこのざま

シルバー人材を投入し、今週中には片付けます。

草取り中
草取り中

なぜマルチをしないの? って言われます

津具村なら、マルチをしても収量が上がっているのですから

当然ですね・・・・

最終目標が違うからです、マルチがあっては限界があるので

まだ限界には遠いですが、有機の置き肥、置きカルシウム

あるいは灌水による追い込みなど、

片側は透水通気マルチを張っていますが、片側は無しです。

桃太郎、1段目
桃太郎、1段目

桃太郎です

今年は例年より10日ほど遅れています

曇天続きで晴れ間も見えず、トマトにはつらい日々だと思うけど

 

定植から現在までの、農薬使用は

化学農薬は無し、カウント無し農薬の

硫酸銅剤 Zボルドー2回

微生物農薬 インプレッション 2回

 

葉先枯れ 無し

葉カビ、すすカビ 無し

灰色カビ わずかに散見

褐色輪紋 輪紋病 無し

 

虫類 食害 わずかに散見

桃太郎、1段目
桃太郎、1段目

昨年、あれだけ悩まされた褐色輪紋も、今年はまだ見えない

理論通りに行けば、そうは出ないはずだったが

今の所、やはり少ないようだ

このあたり、僕の技術ブレーンは正しい

 

月末あたりから、食害が増える可能性があるので

化学農薬のマッチ乳剤と

微生物農薬のBT剤 ゼンターリを使用しようと思っている

 

屋根ポリは紫外線カットなのでスリップスは少ない

全体的に寒いのであまり虫は出ない

密植しないで、条間を取り、トマトの樹同士があまり接触しないように

しているので、カビ類も疫病もそんなに出ない

レイカと桃太郎は動きが違うので

追肥のタイミングは変えないといけない

 

今の所、少し樹に行っていて、玉伸びが弱い・・・・

アクセルを踏んだまま、少し押さえてみようと思う

 

化学農薬は18回しか使えない

実際は13回くらいで終える予定

 

病気は薬で抑えれば良いという考えは使えない

虫も薬で殲滅すれば良いという考えも使えない

 

ここに栽培技術が必要になる

きちんとトマトの仕組みを知る努力をしないといけない

レイカ 1段目
レイカ 1段目

1段目は基本的に5個残す予定

実際には、2個3個の樹も多いですが

ある物は5個残します

1から3段目でだいたい10から12個をつけておく予定です

レイカ 1段目
レイカ 1段目

昨年までは、コナジラミ対策にラノーテープを使用していましたが

同時に補虫テープも試験していました

結果はあまり差が出なかったので

ラノーは化学農薬1カウント加算し、高価で、コナジラミしか効かないので

補虫テープのみにしました

ただし、蜂を使用する人は、蜂がくっついてしまうので、使えません。

ほんと、晴れ間が見えない

これはつらい・・・・

ここを抜けるのが一番、落ち着かない

トマトじゃ無いです、僕がです。

レイカ 1段目
レイカ 1段目

同じ苗を定植しても

時期と土の状態によって定植後の姿はだいぶ変わります

花芽定植した物は、樹は良いけど、玉伸びが悪いか、障害が出ています

まだ土に窒素が強く残っていたのか、低温が効いたのか・・・・

1部のブロックのハウスで1段目が飛んでしまった樹が多かったハウスがあった

1段目が止まり、2段目が玉伸びしてくると言う・・・・

きれいに5個の玉がついたハウスもあった、ばらつきの理由が苗と言うより

ハウスの土の条件が大きいように思える

 

開花定植は玉は良いけど、樹に力が無く、重そうです

かといって、肥料をつぎ込めば良いという物ではないので

神経を使います、特にレイカは桃太郎より1段階遅れて動くように

見えるので、鈍感で、扱いは良いですが

追い上げるには注意が必要ですね。

レイカ 1段目
レイカ 1段目

今年は脇芽の出も少なく

異常茎も眼鏡も出ない

昨年までの、土壌の過剰な窒素は収まったようだ

やはり、冬に水を貯めて、代掻きするのは効果が出たようです

 

今度は逆に痩せさせてしまうかもしれないので、液肥で追肥します

置き肥は効き過ぎても引けないので、まだ使用しません

マルチが無いおかげか、曇天でも土壌水分は多くないので

灌水が出来ます、なので液肥を十分追肥出来ます

ここで灌水が出来ないと追肥が十分出来ませんし

少ない水に無理に濃い液肥を入れたら根痛みしますしね・・・・

津具村のYさんに言わせると、無意味で、無駄ばかりなんだろうけど

一応、ブレーンをつけて、いろんな目標を一つ一つクリアしているので

とりあえずはこれを突き詰めたい

 

Yさんいわく、味よりも、無農薬よりもまずは収量を上げて

収入を得るのが第一だろ、食えないと始まらないだろって・・・・

 

それは絶対正しい、ビジネスは資金回収出来て初めて成り立つ

Yさんの言うことは正しい

 

なので、苗を自分で栽培し、夏秋の短期間で超高収量と

なおかつ、一定以上の味、糖分を確保し

農薬の使用制限をクリアする、自分ブランドを構築し

市場のトマトよりお客に求められるトマトを栽培する

 

相反する条件をクリアするために、努力しているのです

ブレーンを探し、技術供与を受けているのです

春先の温度確保もこれから、努力目標の一つです

だてに勉強していない

でも結果がすべてです、結果が出なければ、あほです

 

Yさんの良いところを見習って、そのうち、口の悪いYさんをうならせて見たい

 

まだ始まったばかり、ハナイチトマト、挑戦です。

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トマトの生育、その7 曇天ばかりやねー

屋根ポリ、洗いました
屋根ポリ、洗いました

久しぶりに日中に雨が降ったので

やっとこ屋根を洗うことが出来ました

ポリは2年、3年と使うので表面が汚れます

トマトは光量が必要なので、屋根の汚れは影響が出ます

なので、定期的に中も外も洗います

 

屋根を洗うためにハウス間に取り付けるネットを仮止めにして

雨が降るのを待っていました、実に1ヶ月

どうしても、二人必要なので、石川農園の三郎君にアルバイトをお願いして

3時間かけて屋根の外側を、布のシートに洗剤をつけて

両側から引っ張りっこして洗います

ただこするだけですが、効果抜群

ただ、雨の日にしか出来ませんけどね、びしょ濡れになりますし。

 

これ用のスポンジのシートがあれば良いのに

売っているのはエンジン付きの大げさな物ばかり

どっかのメーカー、

簡単なシートを作って売ってください。

桃太郎の様子

詳しい事は言いませんが

押さえを解いて、あおったので

やっとこ玉が伸びてきました

しかし

第一花房の第一花が止まるか、落ちた物が多いです

2花目からは通常に伸びるのです

過剰窒素かと思ったけど

定植後の低温、急激な温度変化、それによる乾燥など

今年は定植後の環境変化が大きいのも事実

はっきりとした原因は特定できないですけど

いろいろ考えられました

 

今年の今の土壌の状態は、みどり君Nではかると

硝酸体窒素で10Kg前後 ECで1.0と

昨年までの15Kg以上。ECで2.0以上と比べ

普通の数値ですか・・・それでも

初期は多灌水ですし、多少窒素過多に傾いたのも事実なので

昨年までの1段目がまともに玉伸びしないよりはだいぶましになりましたが

何らかの影響もあったかもしれません

そう考えています

 

完熟堆肥なら大丈夫!  そう言う意見もいただきましたが

そう思うならどうぞ・・です

僕は完熟といえども畜産糞尿を勧めません

土壌のバランスが崩れ、3年以上苦しめられた身としては

決して大丈夫とは言えませんから。

桃太郎の様子

シルバー人材センターにお願いして

草取り作業を発注しています

 

だったらマルチをすれば良い

そう言われました

 

なぜマルチをしないのか?理由の一つが、今の時期にあります

この曇天、低温が続くと、マルチがあったら灌水出来ない

もちろん水はけも良い土ですが

マルチが無いので、すぐに乾燥してきます

だから灌水が出来る!

追肥のメインは液肥ですから

水がやれないと肥料不足に陥る

化成のロング肥料は管理が雑になるし、これは正直、土を砂とみているので

僕のポリシーに反する、有機の置き肥もしますが、水が無いと分解しない

この曇天続きでも、灌水で積極的に追肥をするためにも、マルチをしていない

もっとも、通路には通路マット、二列植えの真ん中は透水、通気マルチをしていますけどね

全面、透水、通気マルチでも良いのでしょうが、土壌の水分量がチェックしにくいですから

草取り代金より、栽培のこだわりで、マルチ無しを選んでます。

 

それに、光合成は少なくとも湿度との関係が密接で

乾燥していては光合成が落ちます

雨よけハウスですから、飽差をコントロールするとこまでは無理ですが

朝は80%ある湿度も晴天時は日中20%まで下がってしまう、それを

土壌からの蒸散で、少しでも遅らせる事が出来る、そう考えています。

レイカの様子

今年の玉伸びは

昨年までよりは普通になりました

しかし、気温による生育差が大きく

例年より寒いせいか、昨年より10日ほど遅れています

 

ハウスの外側は、寒いからもっと遅れ

内側は暖かいのか、外側よりは進んでいます

これから先は、外側が日照もあり進み

内側が暗くなり遅れるので、最後にはおんなじ様な大きさになります

 

雨よけハウスだけに、生育の進捗などは

外気温の影響を受けやすく、植える時期によって、様々な影響を受けているので

必ずしも、影響を特定できないので

この何年かの状況から推測しているだけです

 

同じ管理でも昨年とは違うトマトの動きもあり、だから農業は、工業の様に

原因を突き止めすぐに改良のできる産業と違うのです

 

植物工場・・・これは企業が、工業の様に農産物を管理するために作り出したシステム

温室の水耕栽培も同じように、不確定要素をへらし、企業管理がしやすくしたシステム

 

僕らの様な個人農家はどうしたら良いのだろうか?

オンリーになるしか無い、企業経営に乗らないような栽培の仕方をあえて選び

大規模トマト経営と競合しない。

大規模になっても決してコストが下がらないのが農業、

特にトマト、イチゴなどの果菜類は決して規模では無い

だからコストでも植物工場の様な大規模経営にも勝てる

味はもう個性、カゴメのこくみトマトでも僕は満足のいく味だとは思わない

これだって勝てる、だけど生産量は勝てない

だから

自分の生産できる量を、しっかりときちんと栽培し、高い評価を得るよう努力し

コストに見合う値段で、ほしいと言ってくれるお客に売り切る

当分、この道を追求します

だから、小規模でも手抜きはしない、しっかりと技術的な裏打ちを構築し

高品質なトマトを栽培し

大規模生産者と競合しないように、売っていく

今のところはこれかな、って考えています

 

最も今は、共同出荷で大規模生産者団体を構成してますけどね

団体だからか、市場では安く抑えられる事も多いし、流通経費も払わないといけないし

メリット、デメリットがあります、ただそれぞれは自営業ですから

今は、世の中の状況が常に変わっていますから、先を考え準備しておくだけです。

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トマトの生育、その6 玉が伸びない・・・・

桃太郎の様子
桃太郎の様子

押さえすぎた影響で、樹が堅くなっていましたが

緩めてやることで、活発に伸び出しました

気温も上昇傾向にあり、これからもっと伸びてきます

押さえていたと言っても、地下部は逆に伸びているので

地上部の勢いは加速します

低温と押さえすぎの悪影響は1段目の花にでてしまい

どうしても玉のびが遅い

特に桃太郎は樹に向きやすいのか・・・灌水多めで押さえていても

玉伸びが悪いようで

緩めるのと、気温の上昇で伸びては来ますが、栄養と生殖のバランスを

取るのが難しいです。

桃太郎の様子2
桃太郎の様子2

1段目は摘果しません

持てるなら4~5個持たせます

それを重しに、追い上げて

上段の収量を狙うわけですが

ここで、堆肥などの、狙いとは別に窒素が供給されると

アクセルの調整が出来なくなります

この3年どうしても、狙いがはずれ窒素過多なってしまい

他の生産者とは別の動きをしてしまいました

普通は前半がよく取れて、中段が下がってしまうのに

僕は前半が取れなくて中段がよく、後段8月にまた

窒素過剰になり後段が取れないと言う情けない状態でした

 

今年は玉伸びこそ遅いものの、3年以上の畜産糞尿堆肥の無使用

冬の間の水をためて代掻きが効いたのか

過剰な窒素の出現が無く

追肥でコントロール出来そうなので

もう一度、アクセルをふかしながらブレーキをかける様な

生育に挑戦です。

桃太郎の様子 全景
桃太郎の様子 全景

まあ、無理はしませんけど。

レイカの様子
レイカの様子

同じ施肥の状態でも

レイカは普通に玉伸びしています

勢いがついても、桃太郎の様に樹ばかりに行かず

玉が追いついてくるのが、レイカの良いところ

花芽から葉が出るほどの勢いをブレーキをかけて

押さえても、玉が普通に伸びます

もちろん根も伸びています

レイカは桃太郎より、樹に行かず、割と根が伸びます

前半弱いようでも、昨年は中盤で桃太郎を追い越す勢いがつきました

それでいて、ちゃんと花が着いて玉も伸びるのだから

ありがたい!

 

レイカの様子2
レイカの様子2

緩めて3日、全身に成長が見られる。

レイカの様子3
レイカの様子3

レイカは桃太郎より肥料の動きが出ないので

伸びないと言って追肥を急ぐと

後で来ますから、桃太郎より1段遅らして追肥をして

様子を見ます

このあたりは桃太郎の方が、動きがストレートだから

追肥のタイミングは読みやすいです。

レイカの玉
レイカの玉

気温もあるので、他の生産者よりは小さいですが

桃太郎より遅く植えているのに

玉の伸びは桃太郎を、追い越してしまいました

この分だと遅い播種のレイカの方が先に出荷出来そうです

 

桃太郎は何度も低温に会っているので、樹が止まっていましたから

致し方ないかもしれません

しかし、今年は例年より10日ほど遅れている

なんだか、まだ寒いです

気温だけは、今の施設では今年はどうにもなりません

今後の課題です。

レイカの玉2
レイカの玉2

3個以上つければ余計に玉伸びは遅くなりますが

まあとにかく

アクセル踏みながらブレーキをかけ、失速しないように

後半まで持って行く様にコントロールします

難しいですが、専業農家ですから、挑戦しないと

まあ、無理はしません

このところ、失敗ばかりで、自身喪失ですけど

失敗の原因を一つ一つ取り除いて、めげずにがんばります

高い山ほど、挑戦するのは難しいのは当たり前

楽しんで、がんばります。

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トマトの生育、その5、気温と、玉のびと、農家の交流

花村トマト、桃太郎の様子
花村トマト、桃太郎の様子

桃太郎の様子

1段目も2段目も開花

生育は遅れている、玉になるのが遅い、そして伸びない

 

灌水は多め、生育は葉面散布で押さえている

土壌から出てくる。過剰のゴースト窒素を警戒し

かなり強めに押さえていたが、みどり君Nで計測してみたら

昨年の半分ほどで、冬に代掻きした効果が出ているように思える。

 

押さえたせいで生育も遅れがち

思ったより窒素も出ず、逆にカリが不足してしまったので

カリ液肥を投入、ついでに、窒素も三要素タイプで

少し追肥をして様子を見る

ここらで、ブレーキを踏みながらアクセルをふかす状態を

止める事にする、ブレーキを離し、アクセルをもっと踏む込む事にする。

 

幹はもっと太くても良い

果実は、1段目は最大5果の予定でつける

農協標準は3果に摘果するのだが、僕は5果以下で摘果する予定

 

石川トマト、桃太郎の様子
石川トマト、桃太郎の様子

石川農園

1段目の玉は花村トマトよりは良い

平均気温は、風の当たらない石川農園の方が

風の通り道の花村農園より少し高い 

それだけでも、生育速度に差があるのが見て取れる

暑い夏には有利になる条件が、寒いと不利になる

 

そして人数がいるので、管理も行き届いている

今年は低温を避けて遅植えを行っていることも影響している

わずかな差であるが、玉のびは早い

 

ここは、農協標準の灌水で、3,4日に一回、手灌水を行っている

基本的に3果で摘果するので、農協栽培のお手本的な栽培をしている

 

強く押さえてはいないが、土に窒素もほとんど無く

灌水を絞っているので、樹は堅くしまっている

 

生育の速度はやはり温度だ

今年は寒い

ここらは雨よけで、保温が効かないから

今年は弱い、これも将来に向けて、改良の余地がある

レイカの様子

特に問題は無い

強く押さえているが、灌水も多いので、樹が伸びようとする

力も強く、拮抗している

花芽から葉が出ている樹もあり

明らかに強樹勢である

ブレーキを踏みながら、アクセルをふかした状態なので

花芽が玉に変わったあたりで

そろそろ、ブレーキを離し、アクセルを踏み込む

 

昨年までは、ゴースト窒素が過剰に出現し

窒素過剰のカリ負けの状態になり、ブレーキとアクセルの状態が

分からなくなって苦労した

窒素ばかり勝っても、他の物が吸収できなくなり

樹が細くなることがあると初めて知った

5要素をバランスよく吸収し、窒素を増やして初めて樹が太くなる

そんな感じだった

 

今年は、窒素が過剰に出ないので、コントロール出来そうな気がする。

桃太郎、1段目
桃太郎、1段目

桃太郎の花芽

いつもながら、桃太郎は土の肥料に敏感だ

今年は少ない訳なのに、何となく花が弱い

桃太郎、1段目
桃太郎、1段目

樹によっては、第1花が飛んだ物もある

窒素勝ちになれば、花が飛んでしまう

土壌の水分にも反応が早い

それに玉のびも悪い

レイカ、1段目
レイカ、1段目

比べてしまうと

レイカの方が花が大きく安定している

花落ちも見られない

レイカは土壌の肥料に対し鈍感である

水分にも鈍感で、正直、作りやすい

初期の玉のびも良い

レイカ、1段目
レイカ、1段目

花が大きく安定しているのは大事だ

実際、王者桃太郎もじわじわとシェアを落としている

当産地も、一昨年まではレイカの作付けは出来なかった

前組合長が、桃太郎主義者で俺の目の黒いうちはレイカは

入れさせん!とがんばっていたからだ。

組合長が交代し、新組合長もレイカはあまり好ましくないとは

言うけど、同じ選果場でレイカが自由に作付けできる組合と

禁止の組合があるのはおかしいとの事で、許可が出た

ただし、あまり広がらないように情報が出てこない

生産者をなんだと思っているのだろうか、農家の敵は組合役員農家?

市場の要望に桃太郎があるのは分かる、しかしレイカに比べ高いわけでは無い

生産性に劣る品種を強制されるのは、拒否する

両方作ってみるとよく分かる、レイカの方が生産が安定している

味はともかく、収入になる方を選ぶのは当然だ。

 

美味しいかどうかは、品種ばかりでは無い

作り方、収穫から店頭に並ぶまでの時間

そして、!  

桃太郎にこだわって、収入が減るのは、ごめんだ

産地として美味しいトマトの栽培方法を研究しているわけでは無い

レイカは美味しくないからだめだって

決めるのは消費者だよ、俺たちじゃ無い

だから僕は個人で美味しいトマトの栽培方法を模索している

品種を超えて、美味しいトマト栽培方法を考えて

自分ブランドで売って、試してみたい

消費者の求める品種のパフォーマンスを、最大限に引き出すのも

プロ農家としての技術じゃ無いでしょうか

桃太郎なら美味しいより、ハナイチトマトなら美味しいと言われたい

だから共同出荷といえども、最高のレイカ、桃太郎をおくりだす努力をします

まあ、口だけかもしれませんけどね

結果は食べてのお楽しみ・・・・

先日、近隣の津具村のトマト生産者が

ホームページを見たと言って、訪ねてきた

トマト農家は歓迎だ、生産者は情報源が少ないから

このつながりは大切である

中には、堆肥が危ないよって言ったら、絶交された、トマト農家もいたけど

それでも、情報は大切だ、良いか悪いかは自分で決めれば良い事だからね

 

津具は東美濃より生産性の高い産地らしい

収量も高いし、ハウスの構造も違う

桃太郎とりんかを一緒に出荷しているのも、おもしろい

異品種を一緒に出荷すると、評価は下がるので、僕は好きでは無いですが

生産性の高さに興味を引かれる

それに、畜産糞尿由来の堆肥、バーク堆肥を使っていない点も

僕の技術ベースの壺にはまった情報だった

良いところは学んで、取り入れれば良い

悪いと思えることは、なぜ悪いか検証すれば自分の技術になる

交流することに損は無い

 

それに、雨よけハウスで保温が弱いのも、生産性の低さでは

と指摘された、確かに今年は異常に寒い

夜間に保温できたハウスの方が生育は遙かに良い

この産地は昼夜の温度差が売りの産地だけど

今年のような寒さは打撃になる

これをフォローする設備の導入は確かに必要だと思う

 

交流すると

こちらの技術も漏れるが、そういうことを言っていたら伸びないよーだ

篤農家と言われる名人は、技術を自家薬籠中にして出さない

僕の就農当時でも、名人が新規に教える構図は無かった

情報は出さなければ、もらえない、集まらない

僕は、出さない人とはつきあわないし

僕も、出せる範囲で出しています

信頼できる農家の友達を作り、情報の和を広げていく事は

大切だと思います

 

こんな関係が増えれば良いと思い、FBやホームページを始めたのですから。

息子、お手伝い
息子、お手伝い

息子が手伝ってくれます

もちろんただではありません

PSPがほしいと言ったので、仕事を手伝ったら、バイト料を払うと言ったら

まあ、手伝う手伝う

家の家事は、もちろんただで手伝うのが当たり前

だけど、家業までただでやらせたら、仕事が嫌いになってしまう

僕がそうだったもの、手伝っても小遣いもくれない

それで、後を継げって言うのです、やるわけ無い

僕は

働く事は楽しいよって言います、お金も手に入る

勉強も必要です、働くために勉強は必要

学校ばかりでは無く、ずっと勉強しながら、働く

勉強するのは、より楽しく働くため

トマト農家だって、楽しく稼ぐには、勉強しないといけない

そう教えています

 

勉強するのは、より楽しく生きるため

より、楽しく働くため

 

そう子供達に、伝えるように、親として努力しています

トマトは別にお父さんが好きで始めたことだから、子供達にも

継がなくても良いよって言います

親が楽しそうに働き、もうけていたら、自然に誰かが継ぎます

だから、儲けることは大事、楽しそうに働く事はもっと大事

そう考えています。

 

石川農園の故石川哲也が残した言葉

食べることと同じくらい、遊ぶことは大切

僕もまねして

働く事は楽しい、儲かることはもっと楽しい!

うーん、もうちょっとひねろうかな・・・・

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定植終わりでやれやれ・・・・

6月2日 やっと定植が全部終わりました

朝から一人で定植作業、途中子供の部活の送り迎え

女房は午前中はゆきこま会の研究部、午後はゆきこま会のジュニアの部に

夕方行くのですが、今日は反省会の作文があるとかで、ぴりぴりして

仕事をする精神的余裕はなさそうなので、放っとく

女房はお嬢様だからね、言ったところで無駄

働かなくても生きてこれた人は、いくつになっても

生きることにリアリティが無いからね。

 

脇芽を取って、掃除して、向きをそろえて植えていく、そして誘引

結構時間がかかります

 

定植が終わったと言ったところで、ラーメン屋なら仕込みが終わったまで

これから店の掃除して、お客が来て始めて、成り立ちます

 

まずハウスの整備して、手入れして、収穫できて販売して

始めて収入になりますから

勝負はこれからです

苗半作、とりあえず今年の苗の状態は、今間の中でも上出来です

後は圃場の土からゴースト窒素が出てこなければ良いけども

こればかりは、やってみないと分かりません

一応、準備と対策はやってありますけどね。

 

とりあえず、低温や雹など、波乱含みでもありましたけど

けがも病気もせずに定植を済ませられたことに感謝します、ありがとうございます。

 

トマトの水やりについて

今朝のブログで水やりについてさらっと言いましたけど

決して、適当に灌水してるわけではありません

毎朝、土の状態を見て、灌水量を考え

ブロックごと、ハウスごとに微調整も行いながら

慎重に駆け引きをしています

そのためにマルチをせずに土の状態をチェックしているのですから

適当にやっていたら、樹がおかしくなります

それについてはブログに書いても、難しいだけなので

何か疑問のある方は直接問い合わせてください。

トラクターが壊れました

僕の愛車のトラクター

愛知県のトマト農家が下取りに出した中古のクボタA19

使用時間400時間で購入し現在580時間

一年間でせいぜい30時間しか使用していません

 

しかしすでに一回修理に出しています

買ったときにセンタローターの油漏れの修理をして納車

100時間後に水平センサーの故障で交換

そして180時間でフロントデフからの油漏れ

 

わずか580時間でデフの油漏れ?

 

僕は建設業者上がりなので、建設重機を持っています

1100万もしたコマツのPC228

これは売ろうと思ったら、足下見られたので未だにおいて

堆肥を混ぜるのに使っています・・・贅沢

まあ、これでアルバイトが出来ますからね

あとPC20MR

いずれも建設機械は3000時間くらいは、大きな修理が無いのが

当たり前です、1000時間以下で壊れたら、クレームです

 

でもね、農機具は基準が1桁違うようです

100時間ごとに故障する事は珍しく無いようです

 

たとえば

韓国の大同トラクターについて、チョンの機械など

止めろなどと悪口が書かれていましたが

大同トラクターに日本の電機メーカーの水平制御装置などをつけて

クボタより2割から3割安く売ったら・・・変わらないと思うよ

僕の灌水装置や制御モーターなどほとんど韓国製ですが

安くて調子が良いです、

日本製の装置は高いのです、それでいてそれほど高性能

あるいは耐久力があるわけでは無いように思えてきました

 

日本国内では農機具は競争が無いのだろうか?

前にも書いたが、日曜百姓で採算を考えずに農機具を買う兼業農家で

ビジネスモデルが成り立っていたからか?

 

農業は一斉に作業を始めるから、1台を何人もの人が使い回す事は

なかなか出来ません、小さくてもどうしても1軒で1台ほしくなります

 

プロの僕でもトラクターは年30時間程度しか使わない

新車買って3000時間壊れなかったら100年買い換える必要が無い

それではメーカーが困るから、100時間で壊れるのだろうか?

 

親父の日の本トラクターもそんなに古くないけど部品が出なくなり

部品停止を販売店は告知しない、修理に持って行くと

部品が出ないから、次のを買おうと進めてくる

ぼやぼやしてると、まだ部品の出る機械でも、部品が入らないから

とか言って次の機械を進めてくるので、油断が出来ません

 

たいした修理金額では無いから良いですけどね

建設機械の進歩に比べると農機具はどうなのですか?

20年前と基本的にあんまり変わっていない気がする。

 

他にも

国策で農業に力を入れ、設備が安く手に入る韓国

補助金を農家に出して、高価な設備を購入させる日本

韓国の農家が5000円で買える制御モーターが

日本に輸入され20、000万円で売られている現実

 

農業の現場に飛び込んで見ると、いろいろ考えることがあります

よその業界から飛び込むと、この業界まだまだ変革の余地がある

つまり、可能性がある、そう考えるようになりました

 

なので、農協や普及員や古参の農家の意見、考えも尊重しつつ

僕は僕なりの商売感覚で自分のトマト農園経営を模索し

ビジネスモデルを構築していきたいと思います。

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トマトの生育、その4 水やり、定植残り500本!

桃太郎の様子
桃太郎の様子

6月1日 桃太郎の様子

定植してから20日経過、2段目が開花前の状態

通路マットを敷きたいが、定植が終わるまでは手が回らない

水は機械灌水で1日、1~2リットルは灌水

センターチューブの灌水を止め、両側から灌水する 。

桃太郎の様子
桃太郎の様子

レイカの様子

同じく通路マットと草取りをしたいが

定植が終わるまで手が回らない

なので、定植後は通常の管理と通路の支度。ネットの取り付けに

追われることになる

なので、体が休まることは無い。 

レイカの様子Cブロック
レイカの様子Cブロック

レイカの灌水も機械が中心

やはり1日 1リットル以上灌水することが多い

灌水は毎日では無く様子を見ながら灌水する

1段目からの灌水はマニュアルとは違う

東美濃農協のマニュアルなら、3段目開花で様子を見ながら

機械灌水を始めよ、とある

しかしそれは矢野灌水装置による物だし

20年前から変わっていない

僕はポットの段階から水を絞っていないので

定植後もそんなに我慢させない。

レイカの様子Cブロック
レイカの様子Cブロック

家のトマトの樹の葉っぱは、厚く堅い

それにとがっている

決して水ぶくれの丸い葉では無い

レイカの様子Dブロック
レイカの様子Dブロック

葉も下段までしわも多く

決してつるんとした葉では無い

レイカの様子Dブロック
レイカの様子Dブロック

葉の状態も、過不足を特に表してはいない

もちろん、葉面散布は週に3回ほど行い

樹の状態を調整している

土は養分が多いので、灌水は多めだが追肥の開始時期は

慎重に見極めないといけないので、まだ追肥はしない

水が多いからと言って、決して徒長しないのは

ポットと同じで、土のバランスが正常に戻ったと見ている

もちろん葉面散布で、無駄に徒長しないように

押さえも入っている

レイカの様子Bブロック
レイカの様子Bブロック

育苗中の苗を隣の定植済みのハウスに移し

ハウスを片付け、定植出来るように支度する

手入れもしながらなので、結局1週間近くかかった

ポットは地面直置きなので、根が土面に伸びてしまっている

肥切れはしてないが老化気味になっているので

状態は良くない

 

来年は新規育苗専用ハウスが出来るので

この労苦も今年限りにしたい

 

今日は、6月2日 女房が子供の世話で不在なので

残り500本一人で定植する

脇芽を取り、誘引しながら定植するので、結構時間がかかる

金曜日の午後に、一人で、もう運んであるからこそ可能だけど

定植だと言うのに朝からが腰が痛い、でもやりますよ!

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