今日は久しぶりに石川美女農園さんにお邪魔して
苗を観察してきました。
新しい美女さんも加わっていたので、紹介していただきました
それはさておき
二つの苗は、成長段数、花芽の位置などほぼ一緒です
大きさは2割ほど石川さんの苗の方が小ぶりです
灌水量は、平均4割ほど石川さんの方が少ないでしょうか?
石川夫人と話す中での話です
この石川苗、哲也が生きていたら、たぶんこの姿に仕立てた
といえるほど、哲也の苗に見えます
さすが、夫人の管理でも、哲也時代のままです
僕の苗は毎年進化しつつも試行錯誤で、同じ姿になったことは
ありません、実は不安定なのです
今年は、土の改良も少し変え、苗を広げる時期も変えました
広げるのは、早いほうが比較的小苗になるように見えます
今年のできは、まあ予測の範囲に収まった、と言ったレベル。
葉色、展開具合、特に問題なしでしょうか。
石川苗は、葉色は少し濃いめです、水が絞ってあるので
致し方ないところ、肥料も窒素は足りています
ポットのECは相変わらず 0.2と成長具合と
施肥とECが一致しないのは、なぜでしょうか?
僕のポットはEC 0.5で
投入窒素だけなら石川ポットの半分程度なのにです
これは、投入したカルシウム資材や土壌改良材の
違いによるところが大きいと思われます
県の農業普及所の指導では、ポットのECは 0.7~1.0程度
石川ポットを窒素だけみて EC を引き上げたら、
過剰の一言ですね。
僕も石川さんも有機肥料ですが、
同じ成分数値の有機でも成分構成や溶け方には違いがあります
このあたりは経験で、つかまないとわかりません
なので、ポット土といえども EC のみで判定するのは
乱暴だと考えます。
普及所もどうしてECが低いのか、たぶん
有機だからまだ溶け出していないのだろうとの話
農家は栽培を人任せにはできませんから
土の成分を測定し、経験から溶け出す状態、肥効を考え
過不足の予測をします
今回石川夫人とも追肥の相談をしましたが、夫人も予測をしてましたし
僕も自分の予測を立てていました
今のところ、2軒とも自分自身の予測の範囲に収まっています。
やれやれ・・・・
播種時期が違うとはいえ、同じくらいの大きさで鉢上げした両者
水の灌水具合は、多少変えているが、基本的には同じ管理をしている
軸の太さは同じだが、葉の展開具合が違い、12日苗の方が充実している
根量は12日苗の方が少し多く、泉苗は上部の大きさに対し
根量が追いついていない
多少灌水を押さえ、発根を促し
根量を増加させる管理をしていくことにする。
下の写真はその前日の苗
大きな違いは無いが
ほんの少しだけ、ぐっと伸びている
前日の晴れから曇天で、夕方のポットの水が
多めに残っていたので、伸びた
乾燥続きで、ポットの水に余裕が無く、
成長が押さえられていたので、曇天を予測して
多少灌水を増やしてみた、徒長しているわけでもなく
ほどほど成長した
やはり、夜間に必要な水の量は確保してやらないと
伸びたくても伸びられないと考える。
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