同じ日に石川農園と花村農園に導入された桃太郎苗
花村苗も色がさめてきました、追肥はしてますが、たぶん
鉢にある間は、戻ることは無いでしょう、だから、やせる前に定植します
石川苗、これも色がさめてきたらしいです、僕ののと比べると
まだ濃いように見えます、水が絞ってあれば、当然、葉色は濃くなります
僕は肥切れというより、まだ濃い位だと見ましたが、普及員は
平均より薄いけど、定植するなら追肥の必要は無いと言いました
石川苗が、平均なら、僕の苗は、やせているか、肥切れしているのか?
普及員に言わせると、自分の管理で良いと考えるなら、別に良いでした
水が十分にあれば、葉色はそう濃くはなりません
水があっても徒長しないのが、特徴なのです。
徒長をしないように、水を絞り、苗を締め上げるのか?
水を十分与えながら、多少大きくはなるけど、バランスよく成長させるのか?
普及員に言わせると、通常は水を絞るのが当たり前で
バランス育苗は、一般的では無いそうで、そんな技術は聞いたことも無い
と言われました、それぞれの育苗方法の一つで、普及技術にはならないと
この何年かで、バランス育苗法を見いだしてきたのにね、そのために土壌分析機
まで導入してきたのにね、たぶん気づいている人もたくさんいるでしょうに、
今は、まだ結果としての、バランス育苗方法ですが
これをもっと、技術として、確率出来たらいいのにと思います
まあ、産地の技術になりますから、ネットでは開示しませんけどね・・・・
支柱を立てて、頭を固定して、ポットの穴を掘ります
女房も参加して、二人で作業します
地味な作業です、きついです
まずは桃太郎1300本分を先行して支度します
苗の生長具合から、工程を組み直し、作業を割り振ります。
近くの牧場では自家堆肥をほしい人に分けています
一袋100円と大変お値打ちで、この時期はいつも
誰かが、袋に詰めています
この堆肥を使うと、野菜が甘くなり最高だそうで・・・・
当然、近所の僕も使っているかって?
家庭菜園にはいいと思いますよ
少なくとも同じ町内で売っている、僕のハウスにアンモニア害を発生させた
堆肥よりは・・・・
たった10万円の堆肥でを数百万も売り上げに影響を与える位
土壌に入れる堆肥は、長く、作物に影響を与え続けます
堆肥の、分析表を見せてくれました、ありがとうございます。
ほしい人に分けている以上、分析結果を開示しています
町内の某堆肥は、この分析結果を開示していません・・・・
それはさておき、いくら野菜が甘くなると言っても
結果を見る限り
大半は水分ですが、それでも、塩分が十分にありますし
PHもECも高いですから、一反歩2tとは言わず数百キロくらいに
しといた方が無難ですね
一般の家庭菜園は、土壌改良と元肥を混同していますが
プロは、土壌改良は土壌改良、元肥は元肥と機能を分けて
目的に合った最適資材を投入するのが普通です
某堆肥も、堆肥と言うよりは、ぼかしの分類に入る代物で
そのことをまだ理解していない、新規就農者だった、僕の痛恨のミスです
おかげで、ずいぶんと勉強させてもらいました
数百万円の勉強代、身にしみました・・・・
堆肥の分析結果は、一時的な物で、売ってる肥料ほど成分は安定していません
どう発生してくるのか予測がつかないので、家庭菜園でも少しづつ使用量をふやしながら
様子をみて栽培するのがいいと思います、作物との相性もありますしね。
プロのトマト農家としては、自分ではそのまま使うようなことは
たとえ、ただでくれても、やらない方が無難だと、考えます。
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鈴木 耕一郎 (土曜日, 26 5月 2012 21:18)
はじめまして、北海道で、トマトを主に栽培している者です。杵島 泰三さんから、このブログを教えてもらい、拝見しました。
気になった物があったのでコメントしました。支柱の固定、by女房の画像で奥様が手にしている物はどんなものですか?先から出ているのは、PEテープですか?
よろしければ、教えて頂けませんか?