今朝のうちの桃太郎の様子、下葉にも葉色が出てきた
根が伸び、肥料を拾い出している
先端から、動きが加速している感じ
いつものことだが、うちの樹はスロースターターである
上部が伸びなくても、掘ってみれば、根は横に広がって伸びているので
何も心配していない、いずれ追いつくはず。
今朝の、石川農園桃太郎
植えてからの、上部の成長は石川農園の方が早く大きい
灌水量は、うちの約半分でほとんど与えていない
しかし、樹は大きく葉も巻いている。
根の広がりは普通で、横より下に伸びていると思われる。
レイカは順調に、葉色を落とすことも無く
成長している
今日は、急激な乾燥の天気になり
定植直後の苗に思わぬ萎れが出てきたので
急遽、定植2日目で機械灌水
うちの土はそんなに帯水しないので、乾燥した天気だと
乾燥してしまう、定植直後の苗は根が出ていないので
給水源が無く、根を伸ばすよりへばってしまいそうなので
機械灌水
手でやっていたら他の作業が間に合わないし
全部の苗に届かない、この辺はチューブは助かる
矢野灌水だと少量灌水が出来ないので、手でやるしか無い。
今日石川農園を覗いたらちょうどお茶の時間だったので
アイスクリームをごちそうになった、ごちそうさまです
そこで、新設のハウスで新型の二重管チューブが破裂する
という相談を受けた
僕は恵那市内のトマト農家では珍しくチューブ灌水で
その灌水システムも個人制作のワンメイクで、他に無く
コンピュータ制御の最新鋭の方式を導入している
農協は今まで矢野灌水を中心に導入しているので、農協の担当も
古参農家もチューブの経験が無い、普及員は詳しいはずだが
親身にアドバイスをするほど余裕が無い
破裂した原因は、矢野管のシステムにそのままチューブを使用したからで
灌水ラインの圧力制御が組み込まれていないから当然である
僕は、最初見積もりを見してもらったとき、圧力制御が何も
入っていないから、農協の担当にも、石川農園の三郎君にも
そのことは指摘しました、にも関わらず、昨年まで問題は
出ていないから大丈夫だと思いますとの返事
そりゃ、エンジンポンプで手動でやる分には良いけど
モータポンプと電磁弁の組み合わせはこのあたりでは、始めてでしょうに
俺が経験し、設計に苦労した圧力制御のシステム
その経験が無視されてしまった、
今僕は鶏糞入り籾殻堆肥により、土壌バランスがおかしくなってしまい
畜産糞尿堆肥が、土を悪くするといって、やはり異端視されているけど
人と違う灌水システムを導入したので、そのことでも異端児扱いを受けている
おかげで貴重な経験が、他の人に生かされないので、残念だなあ
今年も他の生産者に先駆けてラノーテープを止め、粘着テープで栽培します
昨年までの個人的試験では差が無かったし、蜂を使わない限り問題なかった
これも異端児だろうなあ、古参農家は蜂を進めているから
ポットの土のバランスを、今までの慣行から変更し
灌水を増やしても、大苗にはなるが徒長しない事も
わかってきたけど、普及員に言わせると、普遍性のない異端な話だそうで
これも異端児扱い
着果にホルモン剤を使用し、ホルモンの散布方法を慣行と変え
自分で製作した高圧ホルモン散布機を使用しているのも、異端児かな
良いと思った技術は習い、模倣し、常に改良していく姿勢は、異端児
昨年は最悪の成績で、初年度の半分しか取れなかったので、これも
異端児だね、普通そこまで落ちない
しかし、土からゴーストのようにアンモニアが発生してくる
その原因を突き止めるのに3年かかったのです、この苦しみは誰にもわからない
今年もまだゴーストが残っているのか、対策が効を奏して回復できるのか
もう毎日、命がけの勝負なのです
僕は異端児と言われようが、自分に技術を蓄積します
わからない物、理解出来ない物、自分にないものを
異端と切り捨てれば、努力する必要が減るから、楽です
何でも突き詰めると苦労は多いけど、ノウハウは手に入ります
虎穴に入らずんば虎児を得ず
僕は、異端児と言われようと
おいしくて、安全安心なトマトを低コストで提供出来るよう
より高く売れ、より安く買える方法を模索していきます。
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