育苗ハウスを片付けて、定植準備
そして定植
定植したら、またその苗の入っていた、育苗ハウスを片付けて
定植
最後は定植したハウスに苗を移して、最後のハウスを
片付け、定植準備して
定植
今日は最後の500本までたどり着く、一つ手前の段階
これで最後の苗を移して、最後の片付け、定植
どうしてこうなるのかと言うと、鉢上げした育苗を本舗の圃場で行うからです
植える場所で育苗するから最後のやりくりは、それは忙しいです
これを避けるためには、育苗専用で、定植しないハウスを作る必要があります
就農後7年目の来年、再来年で、やっと、播種専用育苗ハウス、育苗のみのハウスを
家のすぐ横に建造するとこまで来ました
少ない資金で、施設を手作りしているため、時間がかかるけど
致し方ありませんね、でもやっとここまでたどり着きました。
定植前のれいか
どうしても老化気味になる
高温になるので、ポットの根も痛み気味なる
やせないように、液肥の追肥も欠かせない
開花も始まるし
急ぎます・・・・休んでる暇はありません。
定植しながらも
先に植えた苗の管理も怠れません
水やり、施肥、葉面散布
常に様子を見ながら、生育を見ていきます
桃太郎とレイカでは初期の動きも違います
桃太郎の方がやせ気味で定植しましたし、低温に会っていますし
いったん、葉色が落ち少し遅れ気味です
最近やっとこ肥料をつかみ始めました
レイカはストレートに定植出来たので
葉色も落ちないうちに肥料をつかみ、そのまま、加速しています
定植時期は大切です、低温、痩せ、老化など
生育の足踏みをさせないことは重要な要素です。
家の苗はスロースターターです
最初は葉も上に向き小さいです
でも軸は太いですし、止まっているわけではありません
上を押さえ、根が伸びるように仕向けています
根先、上後・・・・こうなるように仕向けます
今年は土壌の窒素が低くなってきたので
痩せているように見えます
追肥のタイミングは、根が肥料を吸い上げるのに
十分伸び始め、土中の肥料だけでは不足が見え始めたら
追肥をします
追肥を始めたら、もうアクセルを緩めることはしません
なので、タイミングは慎重に見極めします
ここらに腕が試されます
家の苗は、素人が見ても、ただの生育不良の苗に見えるかもしれません
葉色、葉の厚さ、しわ、軸の太さ、根の広がりよう、先端の様子
あと全体の樹のオーラ、これが大事、樹の持つ気です
ここらの判定は命がけです、毎日、毎朝、観察します。
米も作っています
親父がまだ健在で、米は全部任しています
もし、親父が、出来なくなったら
米は、委託するか、止めます
日本は、小さな兼業農家が今までは多かったのです
小さくても皆、サラリーマンの収入を田んぼに足してでも
小さくても、トラクター、田植機、コンバインなどを
持っていました、だから、農機具メーカーも
農機がたくさん売れていたのです
それがミニマムアクセスのおかげで米価の低落
それと世代交代、現役世代の不景気による収入低下
それで、赤字を出してまで米を作らなくなってきています
営農組合に委託するか、自家用の米を除いて、耕作放棄するか・・・・
だから、農協のライスセンターも稼働率が落ち
農機具屋も機械が売れなくなってきています
日本の農機具メーカーもビジネスモデルの再構築をしないと
会社の存続の危機になるでしょう、事実日立は農機から撤退しましたし
僕も、専業農家だから、逆に赤字の部門は切り捨て、田んぼは営農組合に委託し
委託すると、管理だけはしてくれるけど、収入にはならないので
米は近所の米農家から、買う予定です
専業農家ですが、米からは撤退です
トラクターも、農機屋は新車を買え買えと言いますが
専業農家はシビアです、資金回収できない機械は中古で十分
トマト農家は、機械で稼ぐ事は無いからです
米は機械産業なので、付随する機械産業も大きかったのです
TPPなどで、これらが壊滅すると、付随の産業も壊滅します
農業の裾野は広く、多くの資材、機械産業を抱えています
此処らまで見ないと、簡単に自由化はできませんよ。
美しい田園風景、
これらは、そこに人が生活している証です
それらを破壊して、国が富むことは無いと断言します
輸出だけで国民が生きているわけでは無いのです
国際的判断も大切ですが、国民が富むようにするのが政治のはず
国民を、やせ細らせる今の政府に、賛成する気にはなれませんねえ・・・・・
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