定植終わりでやれやれ・・・・

6月2日 やっと定植が全部終わりました

朝から一人で定植作業、途中子供の部活の送り迎え

女房は午前中はゆきこま会の研究部、午後はゆきこま会のジュニアの部に

夕方行くのですが、今日は反省会の作文があるとかで、ぴりぴりして

仕事をする精神的余裕はなさそうなので、放っとく

女房はお嬢様だからね、言ったところで無駄

働かなくても生きてこれた人は、いくつになっても

生きることにリアリティが無いからね。

 

脇芽を取って、掃除して、向きをそろえて植えていく、そして誘引

結構時間がかかります

 

定植が終わったと言ったところで、ラーメン屋なら仕込みが終わったまで

これから店の掃除して、お客が来て始めて、成り立ちます

 

まずハウスの整備して、手入れして、収穫できて販売して

始めて収入になりますから

勝負はこれからです

苗半作、とりあえず今年の苗の状態は、今間の中でも上出来です

後は圃場の土からゴースト窒素が出てこなければ良いけども

こればかりは、やってみないと分かりません

一応、準備と対策はやってありますけどね。

 

とりあえず、低温や雹など、波乱含みでもありましたけど

けがも病気もせずに定植を済ませられたことに感謝します、ありがとうございます。

 

トマトの水やりについて

今朝のブログで水やりについてさらっと言いましたけど

決して、適当に灌水してるわけではありません

毎朝、土の状態を見て、灌水量を考え

ブロックごと、ハウスごとに微調整も行いながら

慎重に駆け引きをしています

そのためにマルチをせずに土の状態をチェックしているのですから

適当にやっていたら、樹がおかしくなります

それについてはブログに書いても、難しいだけなので

何か疑問のある方は直接問い合わせてください。

トラクターが壊れました

僕の愛車のトラクター

愛知県のトマト農家が下取りに出した中古のクボタA19

使用時間400時間で購入し現在580時間

一年間でせいぜい30時間しか使用していません

 

しかしすでに一回修理に出しています

買ったときにセンタローターの油漏れの修理をして納車

100時間後に水平センサーの故障で交換

そして180時間でフロントデフからの油漏れ

 

わずか580時間でデフの油漏れ?

 

僕は建設業者上がりなので、建設重機を持っています

1100万もしたコマツのPC228

これは売ろうと思ったら、足下見られたので未だにおいて

堆肥を混ぜるのに使っています・・・贅沢

まあ、これでアルバイトが出来ますからね

あとPC20MR

いずれも建設機械は3000時間くらいは、大きな修理が無いのが

当たり前です、1000時間以下で壊れたら、クレームです

 

でもね、農機具は基準が1桁違うようです

100時間ごとに故障する事は珍しく無いようです

 

たとえば

韓国の大同トラクターについて、チョンの機械など

止めろなどと悪口が書かれていましたが

大同トラクターに日本の電機メーカーの水平制御装置などをつけて

クボタより2割から3割安く売ったら・・・変わらないと思うよ

僕の灌水装置や制御モーターなどほとんど韓国製ですが

安くて調子が良いです、

日本製の装置は高いのです、それでいてそれほど高性能

あるいは耐久力があるわけでは無いように思えてきました

 

日本国内では農機具は競争が無いのだろうか?

前にも書いたが、日曜百姓で採算を考えずに農機具を買う兼業農家で

ビジネスモデルが成り立っていたからか?

 

農業は一斉に作業を始めるから、1台を何人もの人が使い回す事は

なかなか出来ません、小さくてもどうしても1軒で1台ほしくなります

 

プロの僕でもトラクターは年30時間程度しか使わない

新車買って3000時間壊れなかったら100年買い換える必要が無い

それではメーカーが困るから、100時間で壊れるのだろうか?

 

親父の日の本トラクターもそんなに古くないけど部品が出なくなり

部品停止を販売店は告知しない、修理に持って行くと

部品が出ないから、次のを買おうと進めてくる

ぼやぼやしてると、まだ部品の出る機械でも、部品が入らないから

とか言って次の機械を進めてくるので、油断が出来ません

 

たいした修理金額では無いから良いですけどね

建設機械の進歩に比べると農機具はどうなのですか?

20年前と基本的にあんまり変わっていない気がする。

 

他にも

国策で農業に力を入れ、設備が安く手に入る韓国

補助金を農家に出して、高価な設備を購入させる日本

韓国の農家が5000円で買える制御モーターが

日本に輸入され20、000万円で売られている現実

 

農業の現場に飛び込んで見ると、いろいろ考えることがあります

よその業界から飛び込むと、この業界まだまだ変革の余地がある

つまり、可能性がある、そう考えるようになりました

 

なので、農協や普及員や古参の農家の意見、考えも尊重しつつ

僕は僕なりの商売感覚で自分のトマト農園経営を模索し

ビジネスモデルを構築していきたいと思います。