押さえすぎた影響で、樹が堅くなっていましたが
緩めてやることで、活発に伸び出しました
気温も上昇傾向にあり、これからもっと伸びてきます
押さえていたと言っても、地下部は逆に伸びているので
地上部の勢いは加速します
低温と押さえすぎの悪影響は1段目の花にでてしまい
どうしても玉のびが遅い
特に桃太郎は樹に向きやすいのか・・・灌水多めで押さえていても
玉伸びが悪いようで
緩めるのと、気温の上昇で伸びては来ますが、栄養と生殖のバランスを
取るのが難しいです。
1段目は摘果しません
持てるなら4~5個持たせます
それを重しに、追い上げて
上段の収量を狙うわけですが
ここで、堆肥などの、狙いとは別に窒素が供給されると
アクセルの調整が出来なくなります
この3年どうしても、狙いがはずれ窒素過多なってしまい
他の生産者とは別の動きをしてしまいました
普通は前半がよく取れて、中段が下がってしまうのに
僕は前半が取れなくて中段がよく、後段8月にまた
窒素過剰になり後段が取れないと言う情けない状態でした
今年は玉伸びこそ遅いものの、3年以上の畜産糞尿堆肥の無使用
冬の間の水をためて代掻きが効いたのか
過剰な窒素の出現が無く
追肥でコントロール出来そうなので
もう一度、アクセルをふかしながらブレーキをかける様な
生育に挑戦です。
まあ、無理はしませんけど。
同じ施肥の状態でも
レイカは普通に玉伸びしています
勢いがついても、桃太郎の様に樹ばかりに行かず
玉が追いついてくるのが、レイカの良いところ
花芽から葉が出るほどの勢いをブレーキをかけて
押さえても、玉が普通に伸びます
もちろん根も伸びています
レイカは桃太郎より、樹に行かず、割と根が伸びます
前半弱いようでも、昨年は中盤で桃太郎を追い越す勢いがつきました
それでいて、ちゃんと花が着いて玉も伸びるのだから
ありがたい!
緩めて3日、全身に成長が見られる。
レイカは桃太郎より肥料の動きが出ないので
伸びないと言って追肥を急ぐと
後で来ますから、桃太郎より1段遅らして追肥をして
様子を見ます
このあたりは桃太郎の方が、動きがストレートだから
追肥のタイミングは読みやすいです。
気温もあるので、他の生産者よりは小さいですが
桃太郎より遅く植えているのに
玉の伸びは桃太郎を、追い越してしまいました
この分だと遅い播種のレイカの方が先に出荷出来そうです
桃太郎は何度も低温に会っているので、樹が止まっていましたから
致し方ないかもしれません
しかし、今年は例年より10日ほど遅れている
なんだか、まだ寒いです
気温だけは、今の施設では今年はどうにもなりません
今後の課題です。
3個以上つければ余計に玉伸びは遅くなりますが
まあとにかく
アクセル踏みながらブレーキをかけ、失速しないように
後半まで持って行く様にコントロールします
難しいですが、専業農家ですから、挑戦しないと
まあ、無理はしません
このところ、失敗ばかりで、自身喪失ですけど
失敗の原因を一つ一つ取り除いて、めげずにがんばります
高い山ほど、挑戦するのは難しいのは当たり前
楽しんで、がんばります。
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