秋の例大祭
ここ木の実は11月の第一日曜日
春と同じく、神明神社と
秋は、この、僕のハウスの上の山の山頂にある
愛宕神社で行われます
これは、秋のお汁粉祭りと言われ
当番の自治会がお汁粉と、各自自慢の漬け物を持ってきて
振る舞います
昔は、汁粉や無くて、甘酒やったげな・・・・
いつからか、お汁粉に変わったに~って、年寄りは言いますが
僕が物心ついてからはお汁粉でした
自治会長が餅米を支度し
前日に集まって、支度します
昔は地元の米で、皆で杵つきだった記憶がありますけど
いまは
餅米は、専門の餅米農家から調達し
蒸すのもつくのも機械です
僕が自治会長だから
昨晩から餅米を冷やかし
支度しておきました
あとは、女房に任せ、僕は野球の当番に出かけました
ただ、餅が熱くて切れなかったようで
帰ってきたら、切ってくれない~
って来たので、夕食後に切って、箱に詰め準備しときました
米は全部で4升ほど
小さな集落ですから、そのくらいで足ります
当日の朝、9時に集まって、神社の掃除をします
のぼりを参道の入り口に立てます
別に、地元の人しか来ないし、必要無いですけどね
これも、決まりの形ですからね
僕の子供の頃は、参道を、水や鍋を担いで上がったのですけど
とてもじゃないけど、年寄りばかりで、つらくなったし
拝殿が古く、倒壊しそうになったので、その再建もあって
とてもじゃないけど・・、材木担いで上がれない・・・・
そこで
近年、神社の裏に、古ーい国道の跡地があって
今は林道になってるので、木の実地区の人間で
お役で出て、そこから、神社まで作業道を作ってしまいました
約、200mほどですけど、木を伐採し、重機を使い、作ってしまいました
田舎だけに、重機屋、山師、その他、現場作業に慣れた人間が
たくさんいるので、そんな工事もお手の物
うちも、古ーい重機を2台ほど、提供して、作業しました
重機は置きっ放しなので、毎年、お祭り前に、手直し、してます
昔は・・・
子供が沢山いたので
神社で、おにごっご、缶蹴り、ポコペンなどをして遊び
山の中を冒険し、参道に落とし穴を掘って、大人達を引っかけ
そして、お汁粉を食べ、お供えのお菓子をもらい、それと
お供えの塩鯖をたき火で焼いた物を、突っついて食べました
楽しかったですよ・・・・
特に、お祭りの焼き鯖は、何故かすごく美味しい
今は・・・・小学生は、うちの息子一人・・・
もう一人は出かけていない・・・・なので、神社でPSP・・・・
まあ良いか
子供がいないのは仕方が無い、今の僕では仕方が無い
跡取りが、出て行って帰ってこないのと
いても、独身のままか、結婚が遅くて子供がいない
昔の様に、見合いで来なくなったから
田舎にいるなら、結婚したい場合は、よっぽど努力しないと
来ない・・・・
田舎にいるから来ないのでは無く、ただ魅力が無いから来ない
場所に?、いあや、人でしょうね
やっぱり最後は人ですよ、場所のせいにしたら
神社の神さまが、悲しむよね
場所のせいにしてるから、寂れるんじゃ無いかしら
ぼくは、木の実、すきですよ
僕も米をわずかですけど栽培しています
農協に供出するより
自家用のためです
農協の買い取り価格は、安いですよ・・・・
なので、名古屋に住んでる友達が、米が欲しいと言ったとき
今年は拠出してしまったので、無い、来年取り置いておくという
話で、次の年から、分けています
価格は、友達価格、拠出価格より、少し上乗せして、原価で出してます
名古屋のアパートには保管場所が無いので、ごく少量しかもっていけないらしく
冷蔵庫のある、うちが保管する形になりました
こういう形で、固定販売した方が、良いかな
少量しか栽培しないし、予約して、保冷庫で保管して
定期的に出荷するという方法もいいかな・・
それはさておき
こうして古くからの友人が僕の米を買いに来てくれる
うれしいですね
農業は食の基本ですよね、生産者として
消費者と直に交流する、買ってもらう
今、農協のトマトの生産者組合員として生産してますけど
生産者として、消費者のことを考え、直接交流する事や
消費者に買ってもらうんだという事を
農家としては意識もしていないですし
どうやって売るかと言うことまで
人任せにしてしまっている
米を食べた、友人が、うまかったあ~
米屋の高い米よりうまかった、と言ってくれた
そりゃあ、混じりっけ無しの東美濃コシヒカリの新米
うまいよ~、この感覚を忘れないようにしたい
トマトも同じように、言われたい
そうです
言われるように、努力していきます
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ながやなおき (日曜日, 18 11月 2012 10:53)
米たらなくなったらうってね。またかたりあおう。