新年最初の・・・・

定例会の様子
定例会の様子

新年最初の定例会・・

三者面談というやつですね・・

これは、農協と農業普及員と農家の三者で

秋に出した土の分析結果を見ながら、施肥設計などをする会議です

 

他に、上矢作トマト組合の代表人事・・決算と

資材の注文書の書き込み・・

岐阜クリーン農業の誓約書の提出などです・・

 

最初に定例会

役員は・・まあ継続ですね・・・

ここらは変わる事がありません

僕が就農してから、上矢作トマト組合の上、恵南トマト協議会の

体制は何も変わってません

 

さらに上の恵那市協議会、その上の中津選果場トマト協議会が

レイカを導入し、桃太郎と自由に選択出来るようになってるのに

恵南協議会だけが、ずっとレイカの導入を拒否し

僕が恵南の前組合長の自宅に二度も直談判に行った話はブログに書きましたが・・・

未だに、その空気があります・・・・

僕が直談判とか、裏でいろいろ動いてるのを嫌ってるのか

古い役員農家は僕には話しかけて来なくなりました

レイカが栽培出来るようになっただけ、ましかな・・・

他には何も変わった事はありません・・

 

でも、僕は個人的にパイプを作り、情報収集は怠っていません

役員にならなくても、力をつけて、儲けて行ければ良いのです

 

極端な話・・産地がつぶれようとも、自分は儲けられる体制を

着々と取っていけば良いのです・・・・

いずれは、それが産地の為になって来るはずです

 

農薬を減らす取り組みも、まったく無視され

土作りの提案や、産地の為の提案しても・・無視される

 

まあ、喧嘩上等で、ハッキリ会議でもの申す僕の姿勢・・

 

たんに人徳が無いだけかもしれませんね~・・(^_^;)

 

 

 

三者面談の様子
三者面談の様子

普及員、農協との三者面談

本来は・・・

秋に出した土の、分析結果を見ながら・・施肥設計をして

肥料と土改材の投入計画を話し合う会議です

 

僕の場合・・分析結果をもらうだけです

この土壌分析

EC、PH、リン酸、カリ、カルシウム、マグネシウム、CECを計るだけ

しかも、まだトマトが残ってる11月に土壌を採取しないといけません

つまり起耕前の土を採取するのです

その精度はさておき

ECは0.2程度、PHは6.8

リン酸200Kg カルシウム500Kg カリ50Kg以上 マグ50Kg以上

全くの塩類過剰ですが 

実際は上記の結果の数字に関係無く・・

ゴースト窒素の発現やいろんな吸収阻害が起きます

しかも、数字は変わらないのに、昨年は飛躍的な品質と収量の向上ができて

やっと元に戻って来ました・・

それなのに、数字は昨年も一昨年も何ら変わらない

 

こんなのは、2年で転任する普及員や素人の農協担当者で

原因などわかりっこ無いです・・・

 

こういう場合、大事なのはECとPH

カリとマグの数値のバランスぐらいで

リン酸とカルシウムは無視して良いです

僕の場合、このカルシウムでもPHは6.8ですからバランスとれてます

あと、カリを、マグよりかなり多くしときます、そのカリも、珪酸カリ主体です

カルシウムも無視して、硫酸カルシウムを追肥します

これは、硫酸根の補給の為です

あと堆肥など、未分解で後から何か出てくる様な堆肥は入れません

その代わり、粘土、ゼオライト、腐食、腐植酸、炭、海藻などを入れます

そんなもんです・・・未分解有機物さえ

無くなれば・・数値なんて、そんなに気にする必要はありません

土壌分析なんてそんな物・・自分の土は自分がその歴史を作ってるのだから

自分で入れた物と結果をつかめていれば良いのです

春先に気温が上がって来たら

何カ所も採取して、今度は自分で分析します

 

分析の抽出液も酢酸ナトリウムとか酢酸アンモニウムとかいろいろありますが

それだって、分析数値は変わります、たった一回の分析に振り回される必要はありません

常に投入した物と、作物の様子を観察し

分析数値を参考にして、土壌の状態をつかんで行くのです

有機物と微生物の動きは分析ではでません、観察と数値から推論をたてて

土壌の状態を推測して行く・・これは自分の農場だから出来る事です

 

農家は自分の農場については第一人者にならないといけない

僕の先生は最初に僕にそう言いました

農業普及員にあれこれ、指示されて、黙ってうなずいてるようでは

なんだかつまらない・・・そう思います

 

僕は・・まあ、数百万円になる、たっかい勉強代を払いましたけど・・

 

がんばって取り返しますわ・・・・・・・・