接ぎ木前の台木・・がんばる根・・です
揃ってますね
僕は高設架台を使用した、いわゆる施設園芸方式です
暖房は、暖房機を使用します・・
東美濃の標準は、地べたにトンネル、暖房は温床線
これが標準ですね・・
他に、地べたでも、遮光する人、しない人
灌水も、蓮口を使う人・・
細いチューブで、1本1本灌水する人(セル1枚に数分かかります)
底面灌水するひと(水槽にセルを漬けます)
地べたトンネルの場合、セルを水稲の育苗トレイに乗せっぱなしに
するのも標準ですよ・・
東美濃の標準技術?
むっかしの古い、接ぎ木の教科書があるらしいのですが?
僕は知りません、見たことも無い
僕が高設を採用した理由は、先生が苗屋だったこともですが
一番は、効率の良さ・・労力の軽減です
自分の苗の生産だけで無く、苗を売って商売にしたかったので
高設栽培の採用になりました・・
そして、高設は実に良く揃う・・
だから抜き差しの必要が無い、これも大きいですよ
穗木のレイカです・・これも揃ってます・・
苗を揃える事は、難しくはありません
設備でどうにかなります・・
東美濃管内、中津選果場ないで、自家接ぎ木をしてる農家は
6軒くらいありますが
僕は、そのうちの4軒を見学してますが・・
揃えるやり方は・・それぞれ
最初に小さいセルに撒いて・・発芽後に、ワンサイズ上のセルに
植え直す人・・
接ぎ木の時に、台木を選んで、セルを入れ変える人・・
バラバラのサイズのまま、穗木の大きさを選んで
接ぎ木してしまう場合の人・・
僕は、入れ替えが少ない方が楽ですし、時間も早いから
最初から揃う、今のやり方が、良いと思ってます・・
高設も問題点があります
それは、温度が取りずらいこと
乾燥すること・・
今年は、これで、勉強になりました
温室は、二重被覆に、天井カーテンもついてます
しかし、暖房機が止まると、温度がてきめんに下がります
ハウス内二重トンネルを設置しても、高設は底面が金属メッシュです
いくら、ラブシート敷いても、蓄熱はしません
また、蓄熱材を敷いたら、通気と乾燥が悪く、高設の意味が半減します
だから、セル自体の積算温度が低く、成長が遅い気がしますね
地べただと、常に蓄熱してます・・だから、成長は早い
しかし、乾かないから、徒長しやすく、腐りやすいし
散水も注意が必要です・・
高設は、灌水がすぐに乾くし、湿気が無いから、苗は揃いますし
病気も出ません・・ラフな水やりでも、問題有りません
地べたは、水やりに注意が要ります・・だから1本ずつ
灌水したりするわけです
今年は、乾燥で、勉強になりました
自分が思ってるより、今年は乾燥しており
また、遮光も減らし、直射時間を増やしたのも影響し
苗が乾いてしまい、硬くしまってしまいました・・
硬く締まると・・接ぎ木はつきにくいのです
乾いて、肥料も吸えず、痩せてしまい
つくにはついたけど・・
痩せてしまい、その後の鉢上げからの
立ち上がりが・・悪い悪い・・
高設は、温度確保の問題と
適度な湿度の維持、
締まった木痩せの防止などに注意して
上手に生育させれば、そろいも良く、病気も無く
効率も良いです
どんなやり方にも、メリット、デメリットがありますよね
メリットを生かして、デメリットを改良して行く・・
これしかありません
やっと出来てきました・・
ハウスの自動開閉装置・・
仲間の伊藤園芸さんに、作ってもらいました
彼は、元電装屋さんなので、こういう物が作れます
ネポンのコントローラーのリビルトも、全国から
引き受けてます・・メーカは修理しないで
アッセで交換ですが、その数分の1の値段で、再生します・・
こういう人は貴重ですねえ・・友達で良かった~
自分仕様で、市販の物を使うより、使いやすく
お値打ちに作ってくれます・・
メーカーの市販品は、農家が作るわけでも無く
特定の作物に合わせる訳でもないので
自分仕様に直したり、使ったりするのに
何の問題も無い機種は少ない様ですね・・
こういう、オーダー品も特注すれば・・
たっかいこと言われるし・・
メーカーがもっと柔軟に作れば良いのですが
というか、こういう装置こそ、ワンメイクが多いので
個人で技術があれば、それなりに注文があると思います
個人でワンメイクで十分動くし、汎用部品で作れば
そんなに高価でもありません・・
ただ、その発想がないだけ・・
個人メーカーで良いのです・・一人家電みたいなやつです
電装得意な人・・起業しましょう??
シーケンサーを組み合わせた、デジタル制御です
アナログの器機を組み合わせて、回路を作るより
汎用シーケンサーを使用した方が、簡単に作れるそうです
プログラムもパソコンから組めます
ただ、こういう物を作る、その発想が無いだけです
個人で、オーダーを受けて作る・・
現代農業とかに広告を乗せたら・・それなりに売れると思いますよ・・
もっとも、補助金に載った、案件だと
メーカー品しか駄目かもしれませんよねえ
僕が、暖房機メーカーの竹沢暖房機に
注文して作ってもらった、加温機もあります・・
北海道のトマト農家が自作していたのを、まねて見ましたが
僕には電装の知識が無いから
株式会社竹沢の営業さんにお願いして、作ってもらいました
ただのジェットヒーターに安全装置と、コントローラーと
タイマーを組み込んだだけの、暖房機です
これは、もともと竹沢暖房機さんが、炭酸ガス発生器として
売ってる機械に、温度コントローラーを付け足した、だけです・・
灯油の直火炊きヒーター・・
仲間の石川トマト農園が、早期定植のトマトで、昨年は遅霜にやられたので
なにか良い方法は無いかと、僕が相談を受け
今年、竹沢暖房機さんにお願いして、これを作ってもらい
石川トマト農園が導入しました・・
たまたまお祭りの日で御輿が回って来たけど
寒かったので、試しに、使用しましたが・・
実に温かい!
これは、移動できるのが良い・・
欠点は、温室のメイン暖房に使うには、二酸化炭素を発生してしまう事
温風が熱いこと・・・
なので、温室には、通常の暖房機ですが
早期、晩期定植のトマトなら、使用するのは短期間ですし
熱風も、定植したハウスなら問題無いし
酸素の問題も、機械を外に置くことで解決出来ます
定植後のトマトハウスが遅霜にやられなければ良いので
温度もせいぜい6℃が維持できれば良いのです
それには、移動も出来、風量も熱量もあり
炭酸ガスも取れるこの暖房機は、実に良いです
石川社長も、気に入ってくれました・・
僕も温室は、ローサル燃料を使用する、釜式の暖房機ですが
早期晩期定植の一時使用に、これを、1,2台導入しようと思ってます
今は、まだ、早期晩期定植をやってないですから、要りませんけどね
この暖房機は、移動できるから、いろんな場面に使用できますし・・
同じ熱量でも、釜式よりずっと安く出来ます・・
株式会社 竹沢 リンクしてます
温室には・・ちょっと、熱いかな?
もっと、風量を上げれば、温室でも使えるかもしれません
ただし、燃焼ガスを直に使用するので、白灯油しか使えませんし
燃料に問題があったり、不完全燃焼を起こすと・・困りますね
僕は、いろんな工夫をするのが好きです
メリットを生かし、デメリットを改良していく・・
当然でしょう?
来年の育苗も・・かなり改良することになります・・
定例会で、提案しましたが・・
そんな暖房機を買って使用するのは・・
お前と、ここくらいだ・・要らん要らん・・・・だって
組合長が一発否定しました・・
僕の基本的考えは
技術に垣根は無い・・良いと思える物を、どんどん取り入れて
改良して行く・・・
このスタンス、駄目なようですね・・
産地の標準技術を逸脱しない事・・みんなと同じ資材
(農協で売ってる資材)を使用する事
みんなと同じ農薬を、同じように使用すること?・・
農家から提案しないで・・普及所と農協の提案を口を開けて待つこと
自分で考えないで、指導に従うこと?・・
まあ、冗談ですが、僕の様に、自分から探し、考え、提案する農家は
異端児ですね・・普及所でも、花村君は変わってるから
あまり関わるなと言われていると・・担当の普及員が教えてくれました(笑)
懇親会でも僕が、農業論、農家のあり方をしゃべると
組合長は、無視します・・・議論はしません、無視です
嫌われてますねえ・・・
まあ、僕に徳が無いだけですね・・
なので、黙って、切磋琢磨していきますわ~
あれ?連休の話は?? まあ、休みはありませんよねえ
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sextelefon (水曜日, 01 11月 2017 03:18)
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