作業の手伝い・・

重機乗り中・・
重機乗り中・・

土岐市の妻木で夏秋トマト栽培をしている

土岐君という人がいます。 土岐市の土岐君です

なので僕が勝手に、ときときトマト農園と命名してます(笑)

JAとうとを通じて、地元のスーパーに卸しています

彼は就農前に、上矢作で研修をしていたので知っているわけです

東美濃農協の管内なら、共選システムに乗れますが

自宅のある隣の、とうと農協の管内に就農したので

共選システムも、組合もありません・・

なので、そういう場所で新規就農するには

結構な覚悟が要ります


溝掘りです
溝掘りです

組合は、入れば、組合の付き合いも出てきますが

助けもあります・・土岐君の場合は、スタンドアローンなので

なんの付き合いも、無い代わりに、本来、助け合いも無いんですよ。


この日は天気はよかったのですが・・めちゃめちゃ寒い・・・

まったー田んぼが、ぐちゃぐちゃで、一回しか入れない

二回目が入れないんです・・泥沼に重機がはまります

なので、一回で深さとか、決めてこなければなりませんけど

経験ですね・・今までハウスの排水は自分で掘ってきましたし

重機屋の経験があるんで、できます・・


後から掘るのは・・腕が要りますね
後から掘るのは・・腕が要りますね

上矢作のトマト組合で研修を受けた関係で

上矢作トマト組合は、一応、協力してます

僕も、そんな個人的つながりだけで、土岐君に協力してます

なので、溝掘り・・格安で引き受けました


新築のハウスの脇に溝を掘る事は慎重にやらないといけませんね

ハウスに当てたら・・かっこわりい・・

まあ、そこは元重機屋ですからね・・・きれいに仕上げましたよ・・

でも、土岐君の地元で手軽に引き受けてくれる重機屋さんがいないって事です

自分でやるか、人に頼むか、どっちにしてもやるしかないんです

ハウスの築造や溝掘りを外注すると、材料費より高くつきます

なんでも外注してたら、資金が大量に要ります・・

なので、自分でやるか、組合などの仲間を頼るかしかないんです。


就農するには、やはり、助けがほしいところです

今は資金的な補助は国から受けられますが、それだけでは

築造の資金までは回りません、なので、自分で作業することになります


土岐君の農場には上矢作トマト組合のメンバーも時々覗きます

僕も、栽培情報や、いろんな情報を持ってきます・・

それが、あると無いでは、違ってきますよ・・・


新規就農者は、自分でがんばることも大事ですが

研修時から助け合う、仲間的な付き合い関係を構築していく・・

そういう事も必要なわけですよ、 農業技術だけでなく

自営業として、人間関係、協力関係を作り上げる技術も要ります


人とかかわるのが嫌だから農業始める・・それはただの自給自足ですから

商売として、やるなら、自営業であるという覚悟をもって、やるしかないと言う事です


上矢作トマト組合の組合員は、みんな優しいですよ・・

いろいろ、助けに回りますからね・・

こういう産地内で就農することは、産地外で就農するよりは

何もない、新規の人間にとっては、良いと思いますねえ


・・たぶん・・・・