結い作業・・その2

作業開始時の様子
作業開始時の様子

上矢作町で、また1人、30歳の若物が、トマト農家として就農します

その彼のハウス建てを、上矢作トマト組合の結い作業で立ちあげます

彼は、上矢作の出身ではありません、京都の生まれです

石川農園のゆっこ社長の従兄弟で、その縁で石川農園で研修し

石川家の後押しで、木の実の水田を借りて、ここで始める事になりました

それに、石川農園で短期研修した、トマト栽培してみたい東京出身で

飛騨のトマト農家に就職した女性を口説き落とし

なんと・・

新規就農&新婚生活の同時スタートというミラクルを達成しました

上矢作の住人としては歓迎です・・

ここは過疎地、中学校の統廃合問題も出て来た昨今

若物夫婦の移住は、大歓迎ですね


作業中
作業中

今年は一反ちょっとの面積から始めるので、先日の串原の応援も入れて

10人ちょっとで、まあ、9時から始めて3時には終わりました・・

ホントは先週やるはずだったのですが、雪が降り、低気温で溶けず

一週間遅れたのですけど、今日は何とか出来ました

それでも、地面は凍っており、皆が歩き回ると、ぐちゃぐちゃになり

作業条件は悪かったですねえ・・


作業終了
作業終了

ざあっと、骨組だけ組み立てて、後の微調整は自分でやれよ~って感じです

皆で手伝えるのはこの辺までですね・・

他にこれから、灌水装置、水槽、作業小屋、配管など

まだまだ、準備する事は、いろいろ残っていますから

これから、気温が上がってきます・・毎日コツコツと

支度しないと、間に合いませんから、頑張ってやるしかありません


僕が就農した時は、3年くらい、2月から、雪も降らず、気温も高かったので

案外、苦労せずやれたのですが・・・この3年ほどは

2月が寒く、雪で作業が出来ない事が多いですね

なので、3月に忙しくなる傾向がありますね・・


まあ、頑張れよ・・農作業は焦らずコツコツと休まないことが肝心です

土方作業は、力が要りますから、集中して作業、そして休憩しますが

農作業は根気です・・力は要りませんが

手を止めず、根気よく、動かし続ける事が肝心ですね



昼食時・・木の実公民館にて
昼食時・・木の実公民館にて

お昼ご飯は、施主が支度します・・

普通は自宅で食べますが、彼は実家が無いので

地区の集会所を借りて、京都から親が・・飛騨から彼女が来て

まかないの支度をしてくれました・・・

昼食時、彼が、慣れない挨拶でぎこちなく・・

今日はありがとうございました~と挨拶して、そのまま座ってしまったので・・

まあ、俺の役かな?と言う事で・・

紹介が足らんぞ?って突っ込みました・・・

え?緊張した顔??

え?じゃねえよ、空気読めよ、みんな待ってるんだけど(笑)

ああ、妻の、〇〇です・・   ズル!

まあいいや、皆でおめでとう、と拍手ですね・・・

おいおい、いきなり、妻ですってか? 

ホントは、まず、お母さんですとかってボケも期待しましたが・・(笑)


まあ、結婚の発表と紹介は、後日、トマト組合で席を授けましょうか・・


新婚&新規就農はミラクルですが・・

1人で就農するよりは、良いかもしれませんね

お互い責任感じて、力を合わせて、がんばれるかもしれません

それが、大変なのは、回りは百も承知してます


難しいぞ、厳しいぞなんて、ありきたりの言葉は、2人に必要ありません

地域の先達と住民としては、見守ってやりたいし、上手くやってほしい

だから、励まして、応援してやろうと思います・・


僕自身も、自分の事で精一杯ですし、

決して軌道に乗り切れているわけではありませんが、

それでも、トマト組合、皆で、年末は笑えるようにしていきたいと思います