7月のブログ・・最後に書きますよ~

今年のプロフィール写真です
今年のプロフィール写真です

怒濤の7月も過ぎました・・・

今年も6月後半から7月上旬の長雨・曇天・低温・・

まるで昨年の8月の再来のようで、どうしようも無かったですね・・

沢山の玉を抱えて、成長も止まり、樹勢を維持するだけにおわり

すっかり出遅れました・・

6月も、例年と比べれば、やはり低温でしたね・・

7月の前半から成長が鈍ってしまい・・・

すっかり、出遅れました・・

そんなシーズンスタートに、はい、気落ちしないように

トマトの手入れをしていました


48回目の誕生日です・・女房の作ったトマト?ケーキ(笑)
48回目の誕生日です・・女房の作ったトマト?ケーキ(笑)

7月7日が僕の誕生日です、今年で48回目の年男ですね


初期、第一段、第一花は小玉、ないし異常果
初期、第一段、第一花は小玉、ないし異常果

残念な事に、1段目第一花が、だめでした

まるでゴースト窒素があった頃の様です・・

理由は?

もちろん、定植から低温・高温の繰り返しも有るのですけど

土壌に対して

元肥を、3月に撒いてしまい、定植まで1ヶ月半も散水して

寝かしといたのですけど・・それが、良くなかった?

そんな感じですね・・

定植寸前に元肥を混ぜた、昨年、一昨年には見られない症状でしたから


良い玉は良い・・
良い玉は良い・・

もちろん、良い玉は良いですよ・・


急激な高温・乾燥のダブルパンチ!!
急激な高温・乾燥のダブルパンチ!!

曇天からの、高温、萎れましたね~

もう枯れるんじゃないかと言うくらい、萎れました・・・

どう対処するかと言うと、そりゃあ散水ですよ散水

1日3回、散水しました・・・

もちろん、水だけではありません、ここはノウハウですね

なので、花芽枯れ、葉枯れの被害は、数十本で済みました

これね、1年目の土壌は、案外萎れないんですよ

僕も、こんなに萎れたのは初めてですわ

長い曇天は根が休んでしまうんでしょうかね?

こればかりは、事前の対処が判りませんわ


前日まで曇天で気温25℃程度だったのが・・・・
前日まで曇天で気温25℃程度だったのが・・・・

曇天時は日中せいぜい25℃・・湿度も70%あったのに

そんな天気から、一気に35℃!・・湿度も30%ですよ

しかも、いきなりですよ・・

慣らし期間無し・・


曇天の為に妻面は閉じたまんまでした
曇天の為に妻面は閉じたまんまでした

気温低いから、妻面は閉じていました

これも開けるのに1日掛かりますからね・・

すぐ開けましたよ・・この1日は長かったですよ


まずはハウス後方より、妻を開けました・・
まずはハウス後方より、妻を開けました・・

まずは後方開けて、熱風を逃がし・・

それから前方も開けましたよ・・


萎れからの復活・・
萎れからの復活・・

二日も萎れましたが、三日目には、なんとか慣れましたね

萎れなくなりましたよ


高温!の次は、台風からの曇天・・
高温!の次は、台風からの曇天・・

ほんでまた、台風から、4日の曇天?

なんじゃこの天気・・

トマトもだけど、人間もまいってしまいますねえ・・・・


ピカピカのA品玉もあるでよ~
ピカピカのA品玉もあるでよ~

新しいサンプル画像の撮影の為に用意したA品のトマト

これを商工会のセミプロカメラマンに撮影してもらいます

自分で撮っても、綺麗に撮れないですからね



ホントはこうやって売りたい?
ホントはこうやって売りたい?

スタンドパックもこんな感じですかね・・

ラベルは専用ラベルでは無くて

文具の普通のラベルにレーザープリンターで

印刷しただけの物です

専用ラベルは、版を作らないといけないし

最低でも3000枚とか印刷しないとならないですからね

自分で印刷すれば、貼るのは手間ですけど

変更が簡単ですからね・・

少ないロットで変更できるので、小回りが利きますからね

うちの様な小規模農家には、この方が良いですねえ


長靴の新旧交代・・
長靴の新旧交代・・

長靴は1年に1回替えます

なんと1年持ちます・・体重あるから、底はすり減ってますが

長靴一足で、普段履き、なんとか1年持つので

普段の外出用の靴はさらに持ちます!

こんな所で、節約しています(笑)


2度目の萎れ・・
2度目の萎れ・・

曇天からの高温で萎れ、それに慣れて、また曇天・・

また・・それからの高温で2度目の萎れ・・

ありゃあ~・・・・

回復作業も、当然、繰り返しですよ・・・・繰り返し・・・・

今回は、萎れ1日で慣れました・・良かった・・

被害も少ないです・・・・


曇天からの高温、そして曇天、また高温・・・・・
曇天からの高温、そして曇天、また高温・・・・・

連日の35℃・・・やっとこさ、高温で安定してきましたねえ・・

連続なら、トマトは慣れてしまいますから

どうって事は無いんです

ここは標高670mですから、ハウス内でも35℃位にしか上がりません

夜間は20℃まで下がりますからね・・

無駄に呼吸エネルギーを損耗することも無いんですよ

これが、高冷地の夏秋トマトの美味しさの元ですからね

昨年みたいに、冷夏では、何ともなりませんから・・

夏らしい夏こそ、高冷地の夏秋トマトに必要なんですよ


ハウスは全開・・
ハウスは全開・・

基本、雨よけ栽培で、保温用のハウスでは無いんですよ

だから開けっ放し・・

なので冷夏では、気温が不足しますよねえ

熱い夏は、大歓迎ですわ


慣れてしまえば、萎れないよ~だ・・
慣れてしまえば、萎れないよ~だ・・

レイカは夏用トマトなんです

気温が25℃前後と、30℃を超えた場合とでは

まるで違う品種の様な動きをします

桃太郎は中間地帯のトマトでしょうか、25℃でも、結構動きますが

レイカは違います、冷夏では駄目ですよ

25℃前後では、樹勢大人しく、凡庸な成長をしますけど

30℃超えると、夏用エンジンが掛かります!

まるで別品種みたいにエンジンが掛かって

肥料を吸い始めます・・これが良いんですよ

これで、勢いが出ます・・こうこなくっちゃ・・・・

なので、連日の高温なんて、なんのその、大歓迎ですよ!!


もう大丈夫、レイカの高温エンジンかかりましたよ~
もう大丈夫、レイカの高温エンジンかかりましたよ~

曇天では凡庸だった動きが、だんだん元気になってきました

良かった~うれし~・・すなおに、うれしい・・(涙)


A品を箱に入れると、こんな感じ・・・・
A品を箱に入れると、こんな感じ・・・・

ぴかぴかのつやつやのレイカトマト・・

この艶がレイカの売りです!!

皮も厚く、身もしっかりしていますから

日持ちします

糖度も6度ありますが、酸味も強く、甘すっぱい感じです

なので、味は濃いですよ・・濃い味、トマトなんです


柔らかい食感、ジューシーな果肉、甘い果汁、薄い皮が、お望みなら・・

そりゃあ、桃太郎が一番でしょう・・

まあ、今はサカタのリンカでも、同じ生産者なら、

タキイの桃太郎に遜色ないですけどね・・

ちょっと、リンカの方がさっぱりしてますけど

ここはブランド力の違いですかね・・

桃太郎神話が生きてます


でも、味の濃いトマト、しっかりした食感

厚い果肉ならレイカです・・・


皮が固い? そうですね、皮は湯むきをお勧めします

湯通しすれば簡単に剝けますから・・

そうすれば付着農薬の心配も無くなります


僕は、レイカ生産者、当然ですが、レイカトマトが大好きです

自分で生産したレイカを湯むきして、軽く塩を振って

そのまま、かじりつくのが大好きですよ

濃い味してますからね・・


僕はトマト生産者ですからね、自分のトマトが大好きですよ

自分の好きな品種を栽培するのが一番ですよ

なので、自信を持って、ハナイチトマト、お勧めします