10月ですね・・

現在のハウスの様子 Aブロック
現在のハウスの様子 Aブロック

現在のハウスの様子は

下葉を取って、地面の雑草も抜いた状態です

もちろん、先端も摘心は終わっており、現在は脇芽の撤去

2回目の摘心を行っています・・この後、上も葉をすいて

玉出しをします

下葉を取ると、日も風も入ります

地面に日を当てることで、ハウス内の温度を上げて

風を通す事で、乾かし、灰カビなどの病気を減らします


まだ、3段程度は残っています
まだ、3段程度は残っています

もう、新しい花はありませんし

残った玉を、いかに伸ばして出荷するか

ここからの管理は、そうなります

後半の玉伸び促進はどうしたら良いか?

それが、下葉を取って、玉出しをして

良く、日に当てる・・・ですね


それだけではありません、肥料も灌水もまだ要ります

9月、10月に入ると、水も減らしたり、止めたり

肥料もやらない人がいますが、まだまだ肥料も水も要ります

水も無く、根を傷めたら、肥料も吸えないので

玉伸びも悪いですし、味も落ちますよ・・


吸われずに残ってる、残置肥料をしっかり吸わせる事も

重要ですから、それにそった、灌水と施肥を行います

その方法は、それもノウハウですね


もちろん、頭は最後の10段目くらいで脇芽を残し

双頭にします、全部は残りませんが8割くらいの

樹で、頭は双頭になっており、一房余計につけます

もちろん、しっかり施肥しないと失速しますが

盆明けの気温が下がる頃は、肥料が余って

ぶり返す事が多いので、それを吸収させるのも

目的の一つですけどね


出荷前のA規格品 しっかり艶もあります
出荷前のA規格品 しっかり艶もあります

家庭菜園において

連作しないで、新しい場所で

良い、牛糞堆肥を投入し、雨よけの屋根だけ掛けて

水も雨水だけで、栽培すると、味も濃く、甘いトマトが出来ます

ほんと、プロが恥ずかしくなるようなトマトが出来ます

しかし、それでは、専業としては、生産量が足りません・・

それに、連作すると、味も落ちて、トマトもならなく、なるんです

あくまで家庭用です


何年も、同じハウスで連作し、高い生産量を維持しながらも

スッキリとした味、高い糖度・・

これを持たせる事が最近の目標です

窒素が強めだと、硝酸値が高く、味が濁ります

灌水が多く、玉を水でふくらます、それだと、糖度も下がります

しかし、窒素が弱いと、失速するし

水が少ないと、収量が下がります・・・・

さらに、土耕栽培である以上、濃くて良い味が出せないと

水耕トマトに対抗できません


相反する事を、どっちもそれなりに高める必要があります

高い位置でバランスさせる事

これが、これからの、夏秋トマトの土耕栽培において

トレンドになると思っています


良いトマトを生産し

お客様に支持され、お店の定番商品になって

安定した価格で買ってもらえる、トマトを目指さないと

僕らのような小規模トマト農家は生き残れない気がします


美味しさは、品種だけではありません

うちのトマトは桃太郎だから、レイカより旨い!

そういう農家もいますけど

それは、確かにあるんですが、

品種よりも生産者の違いの方が大きいのです・・

トマトの味は生産者の取り組みと方向性で、大きく変わります


8年目の軽トラ、スバルサンバー

ちょうど 55555万キロでした(笑)

トマトの仕事と、僕の日常だけに使ってるので

案外、距離がでませんね

燃費も、簡易ダンプで重いたいせいか、リッター13Kmと伸びません

子供の送迎に使ってるセカンドカーは、毎月3000Km近く走るので

年間3万キロ! 3年で9万キロも走ったので

つい最近、交換しました・・

新しい車は、リッター37キロの新型アルトです・・

これで、燃料代を減らしますよ~

なんで新車にしたかと言うと、

3年目の車検で、おそらく9万キロを突破するので

中古だと、3年で買い換える事になると予想されたし

重い軽ワゴンだと、高いし、燃費も伸びないので

安価な軽の基本形、アルトにしました・・・・

軽くてよく走りますので、気に入っています


しっかりトマトも乗ります
しっかりトマトも乗ります

広い軽ワゴンでは無く、オーソドックスな軽セダンのアルトなんですが

なんと!! トマトが14コンテナも乗ります・・

これで直売所の配送も大丈夫!

それに、子供の送迎にも使えるし、

第一値段が安い、後席ヘッドレストが欲しかったので

グレードは高いのですが、オプションつけても100万ちょっとです

アルトでもラパンとか150万もしますからねえ・・・・手が出ません


自家製コロッケ、揚げてます
自家製コロッケ、揚げてます

自家栽培のジャガイモとタマネギで作った

自家製コロッケ・・僕の十八番の一つです

9月は忙しくて、なかなかやってられないのですけど

気温も下がり、出荷が1日おきになったので、昨日やってみました

まあまあの出来です・・やっぱり自家製のコロッケは

安いコロッケとは違いますね、味も濃くて美味しいです(自画自賛・・笑)


沢山作って、半分は冷凍コロッケにします
沢山作って、半分は冷凍コロッケにします

仕込みに手間が掛かるので、沢山作って、半分冷凍します

次は、揚げるだけ~・・

料理は仕込みが大事ですね・・・・


トマトも仕込みが大事です

土作りや、準備など、それに、手入れ・・・

9月の手入れが10月に生きて来ます

10月の手入れが、最後まで生きますので

もう終わりの様ですが、片付けながら、最後まで

手を入れていきます・・それが品質の差になりますしね

もう、農家ごとに最後の状態はまったく違いますからね


ハナイチトマト・・最後まで期待を外しませんよ~


頑張ります・・・・