11月1日、晴れた日曜日
今日は、地域の神明神社、秋の新嘗祭と、愛宕神社のお汁粉祭りです
花村トマト農園横の参道を登って行きます
これは、毎年、木の実地区の住人、1班と2班が交代で当番をします
僕は1班、今年は新嘗祭の担当なので、お汁粉祭りは
午後から参加するだけなので、久しぶりに参道を歩いて
登りました・・・
当番は、荷物があるので軽トラで裏の旧道から登ります
近いですからね・・鍋とか水とか重いんで・・
朽ちかけた鳥居があります
鳥居も新しいのを奉納しないとなりませんが・・
田舎も力(経済力)がなくなっていますので・・
このようになってしまってます
急な山道を、膝をかばいながら登ります(笑)
お汁粉祭りは、昔は、地域の新米で甘酒を造って、振る舞い、
豊作を祝うという行事でしたが、今は、お汁粉になってます
甘酒は仕込むのも大変なのと、どうせ御神酒を飲むから
食べる汁粉の方がええ・・となったのかどうか?
想像ですけどね (笑)・・歴史は長いです
汁粉のあてもあります
これは当番が用意します
昔はそれぞれの家庭の自慢の漬け物でした
今は、漬け物つけないので、買ってくる人が多いです・・
たまに、地域のおばさんが(僕から見て親世代)が
ほんとに上手に漬けた漬け物持ってくると、感動しますね・・・・
うちの女房も、名古屋出身で漬け物をつけない家庭で
育ったので、漬け物漬けられませんから、うちも無いです
まあ、最近は、辛いから、あまり漬け物食べないんですけどね・・
生食サラダがほとんどですわ
もちろん、神事も執り行われます
ここには、明治か江戸の昔に持って来た
愛宕神社と、となりに、言われ不明の石仏があります
古代の山岳信仰のなにか?と言われてますけど
最近の住民で、しっかり知ってる人はいません・・
僕も知りません・・・
伝説ばかりですよ、そして、住民は伝説を元に
文化として守っているのですね
これらの伝説から来る文化、伝説というか伝承ですね
文化を伝承しつつも、新米から甘酒でなく
漬け物から、スーパーのお総菜に変わっても
住民のほとんどが農家で無くなっても
住民がいる限り、なんとか続けようとしてます
大事な地域文化ですね・・
今、日本の地域文化も、人口減と農業、林業の衰退と共に
無くなりつつありますね・・この流れは
TPPでさらに加速するでしょうね
田舎の住民として、今の政治は歓迎できませんね
僕は、自民党が田舎を守る保守政党から
アメリカ、大企業の利益代表の政党になった以上
地方の住民として、支持のしようが無い・・そう思っています
トマトもいよいよ、シーズンオフになります
あとちょっとです・・
寒くなって来たし、あとちょっとですが
最後まで、頑張ります~・・・・
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