定例会など・・・

ぼくんちの苗を撮影する、普及員の様子を盗撮 (笑)
ぼくんちの苗を撮影する、普及員の様子を盗撮 (笑)

世の中、楽しいブログもいっぱいありますよねえ

僕も、人のブログ読んだりしますよ・・

旅行してるやつとか、自分が行ってみたい場所の

紀行文みたいなの・・読んだりします・・

 

でも、僕のブログって・・僕自身、いったい誰に向かって書いてるんでしょ?

誰が読むんでしょうねえ (笑)  需要の無い文章を書いてますね・・

お客向けでも無く・・農家向けでも無く・・(笑)

まあ、ただの、産地の、農家の本音こぼしですね・・・・

 

早期定植のハウス・・石川トマト農園
早期定植のハウス・・石川トマト農園

なので、ええ、 産地の実体を勝手な切り口で書いて行きます

これは、4月末の、定例会の様子・・

いつもの様に、皆で集まって、回ります

 

早期定植ハウスにて  by、石川トマト農園 社長にスタッフ~
早期定植ハウスにて  by、石川トマト農園 社長にスタッフ~

早期定植も見学・・ジェットヒーターの暖房機も入ってます

僕が、竹沢産業にお願いして作ってもらい、ゆっこ社長に回したやつ

 

就農2年目、新米パパの山田トマト農園
就農2年目、新米パパの山田トマト農園

新規2年目の山田農園・・

石川農園、山田君は、ゆっこ社長の従兄弟なので

石川農園の後押しで、土地を借りて、近所に就農

そして、僕を入れて、3軒のトマト農家は、おなじ、木の実集落に

あります・・標高は、大体600m~670mですね

山田君の床土は、そのまま、水田の土で、蒸気消毒もしてないから

油断してると草、ぼーぼーに・・・(笑)

 

組合長の農園
組合長の農園

上矢作のトマト農家は、昨年、1軒引退して、現在は、6軒です

そのうち、3軒が自家播種、自家接ぎ木ですね・・

自家接ぎ木してるの、中津選果場の70軒中、6軒くらいです・・

そのうちの3軒が、上矢作なんです・・すごいでしょ(笑)

組合長は、上矢作では一番古いです・・

今年は、青枯れ対策に、茄子台木と、高継ぎの2種類で挑むそうです

 

組合長の接ぎ木苗、高継ぎ苗です
組合長の接ぎ木苗、高継ぎ苗です

恵那市の恵南地区約40軒で、5か町村あるんですけど

今、ポットの培養土を蒸気消毒し、自分で配合してるのは

上矢作だけ?らしいです・・あとは、ほとんど購入土にしたそうです

 

ポットも購入土、 苗も、セル苗の購入苗 ・・これが一般的で

土は蒸気消毒して(しない人も)、ほぼ自家配合・・

苗は、半分が自家苗・・

こんな町村組合は、上矢作だけです・・・・・

恐るべし上矢作? (笑)

 

農協というか、組合としては、購入土、購入苗が一番、揃う ・・

ポット土も購入なら、水のやり加減と、葉面散布くらいしか差がつかないから

全体が揃えやすい・・ 特に新規就農者に指導するばあい

水だけの注意で済むし

初めてでも失敗も、しにくいから、安全です・・

 

苗も、揃います・・数万本を一斉に栽培してくる苗は、揃ってます

それを、同じ土のポットに植え替え、水やりする・・

実に揃うし、安全です・・・

 

安全安全って、何回言ったっけ?(笑)

なんで安全というかというと、何度か書いたけど

僕は、床土で、大失敗をしていますから・・

自作培養土で、1年、2年目は良かったけど

それを1年キャリーオーバーして使用したら、酷い目に・・

なかなか、貴重な失敗でしたよ (笑)

 

接ぎ木の技術指導は、現在は、産地には無いです・・ 

基本、見に行って、習うしか無いです・・

僕と石川農園は、阿木の泉農園で、習ってます

もちろん、いろいろ、失敗もしていますよ・・

 

失敗も失敗じゃ無いんです、それじゃ、駄目だと判った・・

だから、良かった (笑) そう考えることにしています

 

いろいろ、やるから、技術って、習得できます

新規就農者は、購入土で育苗、それは確かに安全ですし

確実ですね・・絶対では無いですけどね

 

でも、少しでも自分で混ぜて作ってみると良いですね

ああ、でも、産地全体が、購入土になってきてるから

土の作り方の技術も失われてますよね

産地のマニュアルなんて、古いまま

水田の土に、籾ガラ3割混ぜて、寝かして置いて、

ボカシとか、肥料を何キロってのしか無いですからね

 

購入土だと、そこで、技術の追求がストップするんですよね・・

 

でも、1人で、本を読んだりして、研究しても、時間がかかります

僕がせっかく失敗してるのです、だから、基本は人に聞いて

リサーチしてから、自分で、追加したほうが良いですね

 

上矢作は、まだ、いろんな技術が有ると言うことです

これは、産地としては大事なんです

恵那市の組合を引っ張るのは、確実に、上矢作トマト組合ですよ

そのための取り組み、仕掛けも、これから、出て来る予定です (笑)

 


新規就農者研修施設の話し、続き・・


前回書いた、新規就農者、研修施設も、恵那市に二つ計画されてますけど

なんと! 組合長と、石川トマト農園が請けています・・

つまり、オール上矢作!・・・・・

産地を引っ張るのは、上矢作トマト組合です・・

夏秋トマトの研修を受けたいと考えている、そこのあなた・・・・

研修請けるなら、是非、上矢作で請けたい!と、言って下さい

 

個性の強い、先進農家が、何かと、面白い話を教えてくれます (笑)

僕の、失敗談の講釈もありますよ~! (笑)

 

僕自身は、研修生を受け入れていませんけどね・・(笑)

 

これは、日が昇ったから2度、最低温度はほぼ、0℃・・
これは、日が昇ったから2度、最低温度はほぼ、0℃・・

4月末にいきなり、0℃近くまで下がりました・・

もちろん、予報が出ていたから、対応はしてありますけどね

もうね、暖かかったり、寒かったりね・・最近は、極端ですよねえ

 

当然霜も降りてます
当然霜も降りてます

当然霜も降りましたよ・・

遅霜は5月10日位までは想定しておかないと、あり得るんです

霜が降りると言っても、この地域で、この時期

氷点下付近まで下がるのは珍しいですからね・・

 

ちゃんと、トンネルして、備えてますから
ちゃんと、トンネルして、備えてますから

基本的に、育苗中は、防寒シートは片付けません

最後に片付けるので、すぐにかけられるし

別段、加温しなくても、トンネルだけで、充分温度は保持できます

 

こんな事はどうって事ないですね・・・・

 

でも、片付けちゃうと出すの大変ですよ

こういう、いろんな事、新規就農者は、聞いて下さい・・・

 

僕も、就農時、まったく無研修で就農すると言う無謀をやりましたが

とにかく、聞きまくる・・調べまくる・・頭でシュミレーションする・・

1人で、考え無いで、聞きまくって、その上で、練り上げてます

今でもそうですよ・・・情報交換とリサーチは欠かせません

 

販売も、栽培も、聞きまくり、情報交換する・・

そういう、つながりを持つ、維持する・・それが人脈でしょ?

もちろん、自分の情報も提供する、教える・・・

 

だから、進化が早いんですよ・・・

古くからやってる農家に追いつき追いこし、やってきたのです

もちろん、反収が落ちてるから、名人は笑ってますよ

でも、それは、過去の流れ・・反収を競ってないですから

 

今は、売り上げ確保、手取りの確保が一番大事です

今年も、そっちをどんどんやっていきます

今年の直売の商談は、もう始まっています

今年の販売戦略も決まりつつあります・・

栽培の問題点も、大体、片付くと思いますよ

 

同じ問題で、2度も3度も悩む事は無いんです

毎年毎年、技術も改良して、進歩していますし

毎年毎年、販売などの、新しい課題に取り組んでいますからね

 

常に努力し、進化、し続けます・・・・僕のそんな気持ちだって

上矢作トマト組合としても、原動力の一つになってると思います

 

頑張ります~・・・・