今年は、今までで、一番遅く
11月に入ってから、囲いました
理由は10月が、必要以上に暑かったからですね
11月に入って、急激に気温が下がってきたので、保温しました
何時もの様に、周りをポリで囲って、保温しています
もちろん、10月の中旬より、ハウス間は、すでに
ポリでつないでありますけどね
外気は10℃位でも
中は、30℃近くまで、温度は上昇しますし
湿度も、かなり高いです
出荷出来る玉、まだ残っています
大量には無いですけど、あるにはあります・・(笑)
今年の10月後半は、僕は、しっかり出荷できました
協選市場出荷でも、10月の後半は、最高値3600円とか
付きました・・そんな値段、僕が就農してから、初めてですよ
すでに、10月後半は、月水金の週3回しか出荷は無いんですけど
毎回、僕は、契約分をのぞき、平均して協選だけでもA品200Kg
C品50Kg 他に格外が100Kgと・・
結構、出荷する事ができて、9月の安くて足りない分を
少しは、取り戻せた感じですね
格外だって、C品と同じ手取り金額で、直売所にて売りますから
100Kgあれば、4万円以上の収入になるんです
契約も、市場が単価3000円をつければ、逆転します
契約出荷は、逆に損していますけど、契約とはそういう物ですからね
夏に高く買ってもらって助けてもらっているので
今は、僕がお店を助けているわけです(笑)
なんで、それが出来るの?って話しです
みんな、出荷する玉が無いんです・・
なんで? それは、9月、10月が平年より暑くて
ほとんどの農家が前倒し出荷になっているからです
ここは、高地なので、前倒しがあまり強く無く
しかもレイカなので、遅くて、逆に残っているのです
だから、今回、桃太郎の方が、前倒しが強く
桃太郎農家は、後半、まったく無い人も珍しく無いですね・・
だからレイカ農家の方が残っています
そういう、気温なんですよ
それと、僕は、玉を、いつも余分に1段残すんです
寒くて捨てる事になっても、1段余計に残します
それと、水管理も肥料管理も、葉面散布も
気温に合わせて行っています
今年は何時もより、暖かいから、水も何時もより灌水し
9月の後半でも、肥料を投入し
葉面散布も10月後半までやっています
だから、上段の玉まで、10月に入っても良く伸びています
よく、10月に水をやると、玉が割れるとか言います
そりゃあね、水だけやったら、トウが立ちますよ
気温があるなら、肥料も入れないといけませんよね?
割れないように、10月だって、葉面散布で補ってやりますよ
もちろん施肥量は、気温に合わせやってますよ・・
気温がマニュアルと違うんだからね?
作業も気温に合わせた方が良いんですよ・・
当たり前の事です
それと、契約してるから、最後まで、
良質のトマトを出荷しなくてはならないんです
最後は、放置ってわけには行かないんですよ
産地のマニュアルってのもありますけど
僕は、気温にそって、作業を進めているだけなんです
最後の1段まで、手を抜かず手入れをして
気温に合わせて、灌水し、施肥も行うという
マニュアルでなく、トマト見て、栽培管理を行うという
ごく普通の基本作業を守っているだけですね
だから、いつもなら、1段以上捨てる事もあるんですけど
今年は、前倒しになったぶん、捨てる段も無くなった・・
というだけですね
いつもは、大量に青いトマトを捨てる事が多いのです
最後まで手入れしても、市場はだだ安で、暴落って事が多いです
今年はたまたま、良かったんですね?
反収だけを追っているなら、前半に大量に出荷したら
反収は伸びます・・けど、後半が落ちます
前半を調整し、後半まで、落とさないようにやると
総反収では、すこし落ちます・・
契約してる場合、途中で大量に出ても、困るし
後半無くても、後半品質が落ちても困るんです
常に出荷が、ある事が大事なんですよ
10月末に暴落する事が多いけど、10月末の夏秋トマトって
1番美味しいんですよ・・お客は欲しいんですよ
欲しい人が多いなら、本当は安くならないんですよ、
これは市場の仕組みから、安くされるんですよ・・
もしかしたら、今年が、当たり前なのかもしれませんね (笑)
販売金額は、販売期間が長ければ伸びるんですよ
夏秋トマトも6月後半から11月上旬まで、
130日間しっかり売る事が大事なんじゃないでしょうか?
僕が、このブログで書いてることは
ごくごく、当たり前の事なんですよ
だから、当たり前に、頑張ります~
コメントをお書きください