2月は冬眠しておりました・・寒くて寒くて、仕事にならない2月でした
まあ、片付けをやるだけで、おわりました。 体調もイマイチで、疲れが残ってますので
休み、休み、片付けておりました
寒いんで、猫達も、ストーブの上に集合してます
こいつは、もう10歳、腹が減ると、背中をつついて、催促してきます
道の駅で、買って来た、ちぢみほうれんそうと、イチゴ・・
どちらも、石川農園の商品です、近頃の石川農園は、多角経営しておりますね
サツマイモで、干し芋・・とか、いろいろと、考えて、やるらしいですね
サツマイモ事業とか言ってましたけど、まあ、社員も多いですからね
いろんな事をやる余力もあるし、またやらないと、給料も払えないという
まあ、楽しそうですね? 最近は、行き来してないので、よく知りませんけど
僕の代理営業会社さんを訪問して、社長と、今年の販売について、相談してきました
今年は、運送各社が値上げしており、小さいロットでの荷が主の
産直農家にとっては、大変な販売スタートになりそうです・・
個人で運ぶのは、どうしても、運送コストが高くなります、そのぶん
中間手数料は減りますが、トータルで、市場から仕入れるより
いろんな、購入メリットが無ければ、小売りは買ってくれませんからね
ポット土の蒸気消毒です、今年はジーソイルの視察もしましたが
まだまだ、在庫の黒土があるので、こうやって、蒸気消毒して、作ります
ボイラーに水を供給するには、セット動憤が必要ですね
シュワシュワと、温度が上がって、膨らみ始めます
温度計を見て、温度チェックしてます
ホース周りも、鎖で、重しをして、蒸気が漏れないようにしています
2時間も送り続ければ、パンパンに膨らんできますので、重しを取ります
ここまで、シュワシュワ膨らめば、ほぼ終了ですね・・
もちろん、地面と土の間にも、シートが入っており、蒸気は外に漏れません
3立米の消毒に、水が500リットル、灯油が60リットル程度、消費しました
土が乾燥してれば、もっと少量で済みますが、土を乾かすのも、そういう場所を
作らないと、できないので、湿ったままです
いずれは、下にコンクリートを打って、そういう事が出来る様にしようとも
思いますけど、まあ、無くても困らないから、余裕ができたら、やると言う気持ちです
この真冬に、ほうれん草を栽培するのも、大変ですね
特にトマトハウスを利用すると、トマトに影響でますよね
早めに片付けないとならないですし、雪の為に、補強も必要です
寒いとまったく、成長しないみたいだし、場所を食う割には、値段も安いですよね
イチゴも、燃料が大量に必要ですし、より経費の掛からない平野部の
イチゴに対して、アドバンテージが無いと、同じ価格で売っていたら
当然ですが、利益は少ないので、大変ですね・・
干し芋も、僕は高設ハウスを加工グループに貸していますけど、とにかく、カビとの闘いです
防カビ剤を使用しない場合、ほんと、カビとの闘いであり、干し芋でも冷蔵しないと、
保存もできません、自家用ならともかく、売るとなるとカビや汚れは、大敵です
なので、けっこう、衛生面での施設が必要になりますよね・・
僕が、やるには、人出が足りませんね・・ほうれん草も、人出が要りますし
芋も、干すなら同じです、イチゴもです・・
僕が行うなら、芋は、貯蔵して、直売所に土付きで売るしかないですね
秋に収穫した、秋野菜を貯蔵して、野菜の少ない冬場に地元貯蔵野菜として
直売所で売るのなら、できますね・・貯蔵施設を持っている、農家は少ないので
貯蔵施設を設置すれば、勝算はあるかと思ってます
人のマネはしても勝てない、自分に合ったモデルを考え出す必要がありますね
まあ、めんどくさいし、体の疲れが取れなくなるから、もう10歳若ければなあ~
正直、今では、しんどいですねえ・・・・
この先の産地の販売は、もうね、夏秋トマトは飽和してる感があります
東美濃は減っていますけど、全国的には、そうでもない
東美濃も、ブランドっぽいけど、実は、あまり根拠が無い・・
今後、独立ポット耕などの、大量生産性のある、水耕が増えれば
今でも、普通のトマトなのに、さらに、平凡なトマトになりますよね
夏秋トマトの価格は、だんだん下がって来てますけど、今後も上がる事はなさそうです
なにしろ、価格決定権が農家に無い以上、コストアップのしわ寄せは、農家に来ます
産直も楽観できません、配送料も上がり、いろんなコストが上がってる以上
しっかりと、お客様がつかめる商品としての、作物を提供できないと
市場価格以上で、取引してもらえる理由が無くなります
自分の作物の商品価値を高める努力を、もっともっと努力する必要があります
自分の作物の商品価値を考える、僕には当たり前ですけど、産地の農家には
そういう発想は、まだ、これからですね
今は、さらに上の次元で、ものを考え無いとならない時代に入ったとも思います
販売コストになる、運送や資材の値上がりは、全国的な物で、僕だけでは無いんです
ここを切り抜け、自分の経営モデルを確立すれば、それが、僕の牙城になる
もちろん、いろいろ見て聞いて、情報収集は欠かせませんし、そこから
自分のモデルをひねり出さないとなりません
僕に取って、農業は、栽培技術の最先端を取りに行くことでもあるし
販売も、自分にあった方法と、利益モデルを構築する事でもあるし
なんといっても、充分な生活費とキャッシュフローを生み出せる余裕が欲しい
石川農園の社長に言わせると、そういうのは古い? バブル世代っぽい
今の若い子達は。もっと生きる楽しみを求めてるそうです・・・
まあ、それなら、それでやれば良いんですけどね・・
僕は、まだ、子供達を支えねばならないし、頑張らねばならない
仕事一筋だって、好きでやってるから、別に問題無いんです
他に大してやりたいことがあるわけじゃ無い・・・・
頑張ります! 頑張りますよ ~ !!