平成24年4月 栽培日誌ブログ

育苗14、今年は休みなしだぜい↑

ぼけの花
ぼけの花

庭に咲いてる、ぼけの花、ぼけの木?

よくわからないけど、咲いてます

なんだかいろいろ咲いていますけど

名前はすべてわかるわけでは無く

そんなに植物図鑑を、調べてまで確認はしていません。

トマトの花はまだ出ていません

4月28日

激しい晴天の後

全くの曇天

僕も体長が崩れました

水やりも、次の天候を予想しながら

今の状態に最適な水量を考えて灌水します

ポットの重さを手で量ったりしながら

トマトと会話しながら水量を決めます

通常、トマトの樹の

地上部と地下部の大きさのバランスは同じはずですが

水をやりすぎれば上が伸び

水を絞れば地下が伸びます

ポットもたまには中を引き出して

根の張りようも観察します

地上部の大きさが同じでも、12日のレイカと

泉農園のレイカでは地下部の大きさが、12日レイカの方が

大きく伸びていて、軸の太さにも多少出ています

最初、地上部が伸びず、水疱症の後遺症を考えていましたが

その分、地下が伸びていたようです

地下が伸びていれば、地上部はその後ぐっと伸びてきます

泉レイカは、今は、止まっているようにも見えるのだけど

今、地下部を優先して伸びていると判断します

もう少しすれば、上も伸びてくるのでは無いかな・・・・?

4月30日夕方

4月6日 桃太郎
4月6日 桃太郎
4月12日レイカ
4月12日レイカ
泉農園レイカ
泉農園レイカ

折角の連休ですが

3月も4月も雨が多くて、作業が遅れ気味

なので、連休も関係なく、ハウスの支度をします

土壌改良材、元肥を散布して、トラクターで起こします。

散布も前は全面散布でしたが、今は畝部分だけの散布

少ない資材を濃く散布します

耕転も以前は深耕も行い、深めの耕転でしたが

今は浅くしています

トラクターの爪の回転速度と進行速度

それにエンジン回転数も以前とは変えています

現代農業を読んだり、いろんな人の話を聞いて、

一番新しいやり方、今、有効とされているやり方を

模索し、毎年改良しています。

そして結果が良いやり方を残していきながら

技術に磨きをかけて行きたいと思います。

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育苗13、高温と曇天

桃太郎6日 花村苗
桃太郎6日 花村苗
桃太郎6日 石川苗
桃太郎6日 石川苗

日中40度、朝10度、朝晩の温度差がずいぶんあります

そんな中で小さなポットの中、トマトの苗は耐えています

耐えるだけはなくちゃんと成長している

立派です。

花村苗、石川苗 姿が違ってきました

同じ納入ロットの苗、ですが

耐える姿は違います。

写真ではわかりにくいですが、大きさも一回り石川苗の方が小さいです

どちらが良い苗か?

一般的には石川苗が正解です

しかし花村苗でも問題はないのです

高温下でしおれることも無く成長しています

水を少なくして苗を締める

水を与えながら、高温に耐えられるように誘導する

どちらも、農家が持てる技術を投入し、

自分の苗を一生懸命に育てています

農家はトマトと一蓮托生 

その生長

どうぞ、ご覧あれ・・・

 

 

27日

今日も暑いです

朝曇天でそう暑くないのに

お昼から急激に晴れて暑くなりました

こういう日はきついのです

小さなトマト苗は、この急激な変化に

弱いのです、しおれたり、焼けたり

あとから整理障害をおこすかもしれません

どうやったら耐えられるのか、方法はいろいろあります

でも一番は、予測して、対応しておくことです

晴れてから、あたふたするようではいけません。

久しぶりに夜の苗です、

昼間、急激な温度変化で大変だったのに

夜は夜で成長しようと、養分の転流を行っています

偉いですね、

僕なんか夜は酒飲んで早く寝るのにねー

一番大切なのは

トマトの同化養分を減らさないことでしょうか?

光合成を十分させて、夜に転流させるだけの

水分とエネルギーを蓄積させることを一番に

考えて、世話をします。

 

 

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育苗その12、農薬散布・・・・

女房、散布中
女房、散布中

今日、農薬を散布しました

スタークル粒剤です、これは葉潜り蠅などが、冬眠から目覚め、苗に卵を

生み付け、発生するのを防ぐ、予防的な散布です。

ネオニコチノイド系農薬、今、全国的にミツバチがいなくなってしまった原因の

一つとされているタイプの農薬です。

人体有毒性が無く、残留性も無いのが良いとされる物ですが、

これの使用を止めるためには、大量の粘着テープ材を使用する以外無いですが

労力は農薬散布の何倍も必要です。

良いのか悪いのか、今発生しているわけでは無い虫ですが

一度発生すると、より強力な農薬を多量に使用せねばならず、

まだトマトの実が出来るまでには一ヶ月以上あるので、

消費者には何ら残留する可能性は無いと信じ、使用します。

ここら辺、まだまだ改良の余地はあります。

使用している散布機はショット君と言います。

昨年導入しました、

大変優れもので、レバー、一回で同じ量を確実に落としていきます

それまで1日かかっていた作業が、わずか三分の一で済むようになりました。

作業を楽にする道具はすぐに導入します、そうしないと女房に逃げられますから。

 

このように農薬は、作業量を減らし、コスト削減をしてくれる一面もあるので

無農薬、正義、ばかりでは無いのも事実です。

もー暑いの・・・・

人間が参ってしまう。

水多めの徒長気味のトマト苗だけど、

昨日今日の乾燥高温、大丈夫かと思っていたけど、大丈夫。

水も急激に増やしはしません、いたずらに増やしても、追いつかない

もう、この高温は予想済みです。

ここん所、毎年同じように低温から高温え急激に変化する事が多くて

いつもしおれたり、焼けたりしましたから。

灌水多めだから弱いのも事実、でも水少なめでかちかちに締め上げる育苗は

後の生育を考えると、やりたくは無い。

ブレーンのおかげで乗り越える方法もいくつか見つかったので

その方法で乗り切っています。

他人の知恵をいただいて、生きていますから

常に感謝を忘れないようにしたいです・・・・ありがとうございます。 

それでも天気予報をみて、先の予測を正確に立てる事は大前提ですから

苗の観察、天候の予測、そして対策と、しっかり行う必要があります

それが出来て始めて、安心して、育苗が出来ます。

レイカの水疱症も、誰でも大丈夫なのかどうか

大丈夫なのは農家の知識と経験と努力によりますね。

暑いけど、頑張ります。

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育苗その11、レイカ水疱症、苗を広げる作業、

苗を広げます。
苗を広げます。

急激に暑くなりそうです。

苗をひっつけて置いておく必要が無いので、広げます。

ひっつけておくと、気温の上昇で徒長します。

広げるとしかし、日射をまともに受けるので、気をつけないと焼けます。

 

単純ではありません、週間天気予報を見ながら、調整を考えて

水やりをし、葉面散布をします。

今日は女房も手伝って一日で3000本の苗を広げました。

暑いし、腰も痛いし、重労働です、でも苗は待ってくれないので、

急いで広げます。

 

これがきつい労働かどうか・・・・

いつも忙しい訳でもないし、同じ仕事を毎日やっているわけでは無いので、まあ考え方ですね。 

苗の様子です、

暑いのに頑張っています、

昨日まで30度いかだったのに、今日いきなり40度です。

トマトより人間の方が参ってしまいます。

水疱症のレイカ、ほとんどその影響は見られなくなりました、

トマトが頑張っています、僕も頑張って世話します。

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育苗、その10、水疱症と徒長苗とポットの肥料について

桃太郎
桃太郎
桃太郎
桃太郎

4月6日の桃太郎 苗

1葉2葉は少し徒長気味

葉色は薄く、全体に柔らかい。 

人によっては不合格かもしれない、

葉の皺は十分、要素の不足は見られない、肥切れでも無い。

曇天続きで予定より伸びたのは事実、もう少し締めることにしよう。

水疱症、レイカ
水疱症、レイカ
水疱症、レイカ
水疱症、レイカ

4月12日、揖斐川工業のレイカ

水疱症は進行しないので、症状は出ているが、

上の葉が伸びてきたので目立たないのは事実。

初期の立ち上がりは遅れたが、伸びてくれば影響は少ないと思われる。

やれやれ、この段階でやっと、少しは安心できる

最初から揖斐川工業さんに大丈夫とは言われたくない

慎重に調整をして栽培しているのだから。

レイカ、自家播種
レイカ、自家播種
レイカ自家播種
レイカ自家播種

レイカ自家播種

地上部は12日苗より大きいが

地下部は追いついていない、まだ根も広くなく

水の吸い上げ量も少ない。

一部広げてみたが、急速に乾いても、根の大きさが追いつかないので

様子をみて、根が伸びるのを待つ。

 

石川さんより、ポットの追肥について相談を受ける。

エーザイのポット錠を入れるかどうか?について

土壌分析の結果は、ECも低く、窒素も少ないが床土に混ぜた

ぼかし肥料の量から計算すると、窒素はその8倍くらい

無いと勘定が合わない、窒素とECとも正比例していない。

従来なら、ECより追肥だけど、今回は自分たちで土壌分析を行っている。

カルシウム、リン酸などとECとPHの関連性を見ることも出来る

何よりも、毎年の経験が大切で、単純にECだけで追肥をしてはいけない。

分析は絶対量では無い、小さなポットでも、抽出液に養分が全て

溶け出すわけでは無いので、経験と、関連性を見ることが大切だと思う

今回は、最初の元肥で、生育に必要な肥料分は十分にあると考えられる

短期的に不足が出るようなら、液肥で対応した方が良いとの結論。

特にカルシウムが少ないので、液肥による追肥は、カルシウム入りが

良いのでは無いかと、話し合った。

ポット錠など固形は過剰になったとき減らせないので、見送ることにする。

以上を農家同士で話し合うことにより知識も知見も身につく、

普及員に聞いてただ、追肥せよ、とか足りているでは、自分で判断出来ない。

農家は経験と、計算と理論を考えてまた経験にフィードバックしていくのが

技術的に向上する為には必要だと考えている。

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育苗、その9 比べてみれば徒長が見える?

花村苗、桃太郎
花村苗、桃太郎
石川苗、桃太郎
石川苗、桃太郎

同じ日に搬入した苗、

家の苗と石川農園の苗は、よく見ると違います。

同じ時間帯に撮影した物です。

 

石川苗は、上手に水を絞られ、抑制されています。

東美農農協の標準の姿をしています。

哲也の時代から、ここの苗は技術標準を良く守り、安定しています。

 

花村苗、今年は土の構成も少し変更し、水の量も昨年と変更しました。

ちょっと曇天続きで、徒長気味になりましたが、まあまあ予定の姿をしています。

苗半作、僕も大きな失敗を1度やっています、試行錯誤を繰り返しました。

6年目ですが、やっとこ先の状態が少しは予想出来るようになりました。

 

求める姿、求める状態が、僕は標準とは違います。

自分の理想の姿に、苗の状態を持っていければ、

それで大丈夫だと考えています。

 

定例会では、僕の苗は、ポットの状態から、

一様に水が多すぎる、伸びるぞ、大苗だ、と講評されました。

僕は、僕は下手ですから・・・としか言いません。

石川苗と比べると、枝が徒長しているのが良くわかります。

それで今後問題が出るわけでは無いと考えます。

ストレートに素直に伸ばしながら、もう少し徒長を押さえたいと思います。

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上矢作トマト組合・定例会

19日木曜日 上矢作トマト組合の定例会。

組合を構成する七つの農家と一つの営農組合を、構成員自身でまわりながら、

各農場を視察していく、毎月一回の恒例行事です、

もちろん、農協職員、農業普及員も同行します、

10人以上の人間がぞろぞろと順番に回っていきます。

今回は、今シーズン一回目、

育苗期なので、午後は早くしまう必要があります。

なので、午前中から昼食をはさんで回ります、それと、

石川哲也のお墓参りをすることになりました。

コースはおきまり、岩村からスタートし、組合長の農場で全体会をして、

普及所の栽培情報をもらい、普及員の質疑応答で終わります。

昼食は朝日屋さん

上矢作のお食事処は

道の駅、卵屋喫茶らんらん、喫茶恵、朝日屋、藤吉の5軒あります。

朝日屋と藤吉さんが料亭なので、会食を行うときは交互に、依頼をすることが多いです。

田舎は、食事に行くのも固定的になりがちで、激しい競争にさらされる事も無いですが、

いつも同じの顔なじみ、いつものもてなし、という、安心感はあります。

お客も、町内の人間がほとんどだから、これで良いのかもしれません。

まあ、僕は、もっと、改良を重ねる変化があっても良いと思いますけど。

同じトマトの苗なのに、育てる生産者の個性がしっかりと出ます。

お祭りが終わり、桜も咲いていて良い天気。

忙しい毎日、貴重な一日です、

定例会も無駄な一日にしたくは無いですね。

 

花芽が見えます
花芽が見えます

一番早い花芽、6段目の花。

通常の購入苗では、8から11段目になることが多く、

6段目は滅多にない、次の花芽までがばらつくことが多く、

本人曰く、あまり低いのも良くないそうで、

8枚目ぐらいがちょうど良いみたいです。

ここらあたりの調整は、温度管理、湿度など

自家播種ならではの、調整技術ですが

確立されているわけではありません。

 

全体会の様子
全体会の様子

定例会最後の質疑応答

月刊の技術資料を配り、おきまりの説明をして、質問をします。

技術資料は正直、毎年大きく変わることはありません。

農家はいつも質問するだけで、提案も、議論もありません。

普及員も、見聞は農家より沢山あるでしょうが、

正直、対等に栽培についての議論をしないのは、退屈じゃないかと思います。

正直、我々は技術を一定のレベルに引き上げるのが仕事で

より良い栽培方法を、探求するのは農家の仕事だと思いますよ。

そう言います。

タブーですかね、

組合長もコメントはしますが、特に変える気は無いようです。

変えていこう、常に技術を向上させ、新しい取り組みをしていこうと言うのは・・・。

勝手によその技術を取り入れたら、組合の信用に関わるから、組合を出て行くように。

そう言われますから。

農家は黙って、自分の技術をしまい込む、そうなります。

定例会も、一つ間違うと、互いが勝手な事をしていないかチェックをする

相互監視にもなってしまいます。

そうならないように、僕は技術を刺激し合う定例会にしたいのです。

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苗鉢上げ最終便、育苗その8

育苗の様子、特に問題は無し。

桃太郎がそろそろ広げないと、樹がもたれ合って、細くなってしまいそうです。

レイカの水泡症の苗は、まあ普通です。

あまり元気な状態が続かず、ペースが落ちている感じ

泉農園の苗約3000本を今日鉢上げしました、女房と、親父に手伝ってもらい

何とか、夕方までに植え終わりました。

今日は暑いので、少し遮光したまま、しおれてくるので、

植えた分から根回し水の灌水を行い、夕方には根回し灌水も全部すましました。

植えたその日に根回しをするのは、特に夕方に灌水するのは良くないと

言う人もいますが、植えたその日はショックで動きませんし、

僕は手で土を押さえないので、セルのピート土と鉢の床土が離れているので

セルが鉢の土から水を得ることが出来ないので、灌水により、セルと鉢の土を

一体化させたいので、植えたその日に、すぐ根回し灌水を行います。

これで徒長したことは一回もありません。

翌朝は、当然水は灌水しません、次の日は遮光し、静かに養生させます。

これで、今期の苗が全てそろいました。

気合いをいれて、今年もしっかりと良い苗を育てます。

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トマト苗、その7

お祭りで忙しくて・・・・遊びですけど。

3日分の変化を順番に載せて見ました。

毎日見てると、変化は少ないですが、写真で見ると、

少しずつ成長しているのがわかります。

セルの写真は、自分で播種したレイカです。

これにも水疱症が出てしまいました、しかし、情報が入っていたので

回避処理をして、農協で共同購入した苗よりは、被害が少なくて済みました。

水疱症の原因は、葉の薄さ、接樹をするために徒長気味に

生育させるため、全体が柔らかいので、

発生するのでは無いか?という見解です。

少し全体を堅くする、養生室での高湿管理を短くし、トンネルによる

養生を取り入れる、などの回避方法が今の所考えられます。

ここら辺は

苗は堅く締め作りが良い、苗の水はおちょこ一杯などど指導しますが、

僕の場合

鉢上げした、レイカの苗、水疱症がひどいですが、

これは逆に、締め作りをせず、水を多めに与え、

徒長気味に伸ばして、葉面散布で加速させ、

次の葉を早めに出させる作戦で、管理しています。

水疱症で葉の有効面積が小さいので、光合成能力に欠けると思われるので、

乾燥状態よりも、湿度を高めにし、光合成をより促進させるよう、仕向けます。

桃太郎も、天候が悪く、気温も低いため、こちらも柔作りです。

 

育苗経験もたった6回ですが、毎年、結果と原因を考え

何故、そうなったのか反省しながら経験を積んで来たからか、

今年は苗で、迷うことはあまりありません。

おおよそ、予測の範囲内で動いてくれるので、心配はしていません。

苗が全滅に近いような大きな失敗も3年目にやっています、

その時は正確な理由すらわからなかった、

後から勉強し、おおよその原因を突き止め、

床土を替えたりしながら、悩んで来ました。

今だって正解とは言えないし、百点満点でも無いですが、

おおよその、状態と、未来の予測が出来るようになってきたので

管理をするのも、水を灌水するのも、少し楽になりました。 

 

何とか、このまま定植まで持って行きたいと、思っています。

楽にはなりましたが、気は抜いてはいません。

 

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トマト苗、水疱症、その6

レイカの水疱症、

12日に来たレイカ×がんばる根  ひどい水疱症が出ています。

泉農園の苗にも出かけたので、緊急で、接ぎ木の養生方法を変更し

被害を少なくしました。

それにしても、葉っぱが半分しか無いような樹が3割くらい見受けられます。

 

サカタは、この症状は、生理的に避けられないので、仕方が無いそうです。

苗のメーカーは、これ以上広がらないから、これで大丈夫だそうです。

農協は、このことは前から告知して、承知して、レイカの栽培をしてもらって

いるので、責任はないそうです。

 

ふーん、何も問題無いんだ、良かった・・・・

 

ふざけるな・・・・・・・・・・・・・

 

告知して、周知なら、何故ロスを見込んで、育苗しないのか。

今回予備苗も3%しかない、

影響があっても、天候気候のせいにされる、病気も出やすいが、

最終的に、僕らの努力で、影響を最小限に抑えるしか無いのです。

消毒を多めにしてください・・・・誰が農薬代を出すの・・・俺じゃ無いか?

 

農協職員も、言い訳ばかり、前から生産者さんには承知の上で

栽培してもらい、わかっていること・・・だったら苗屋はそれに対処

出来るだろうが・・・・

 

言ってることいちいち、突っ込める。

お前らどっちを向いている、誰から給料をもらってるの?

農協職員は組合員の為の専従職員と違うのか?

回れ右して、メーカに言わんかい。

 

組合長に相談する・・・・こういうのは無理だ、言っても無駄。

 

何のための役員なの?・・・メーカに対し、団体で交渉するのが

目的の組合と違うの?

 

もういいや、俺がうるさいだけの、人物みたいに扱われる。

 

俺が世間知らずですか、長いものには巻かれろか。

 

腕があれば対処は出来る、今回も俺は、回復させられる。

 

結局、最後は生産者に全てつけは回ることに違いは無い。

 

言い訳ばかり聞かされ、結局私たちには責任はありません

レイカを選択するあなたたちの責任ですから、と言っているだけ。

 

泉さんの苗の一部にも出たけれど

泉農園さんの担当者、S氏は、俺の技術不足で申し訳無い、

来年からの対処法を検討し、出さない方法を考えようと言います。

こういう苗に対して、大丈夫と言い切るのは、苗屋の恥だそうで。

あっぱれ、僕はS氏を信頼している。

 

こうで無ければ信頼関係は出来ない。 

信用を軽く見ている人間に、商売は出来ない。

発展も無い。

 

 

 

 

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トマト苗、育苗中、その5+新苗搬入

4月12日

今朝の4月6日苗、桃太郎×頑張る根

今朝の石川農園の同日の苗 桃太郎×頑張る根

右木子さんが葉面散布、機械から水が噴出してるのを発見

冬場の凍みで、ポンプカバーにひびが入った模様、僕も何度か同じ故障を

やっている、ここら辺は凍みが激しいですが、日中暖かいので、油断して

水抜きを忘れる事も多く、良くやってしまう。

 

今日は、家にも新苗がくるので、午前中にしたくする

ポットの穴開け、僕は膝が痛くなるので、基本的にたって行えるようにしています。

家は少数精鋭で省力化を目指しているので、手抜きではなく、

工程を減らす、外注する、作業のやり方を見直して、効率を上げる努力をしています。

しゃがんで穴を開けるより、たって行うと倍の速度で穴を開けられます。

欠点は、雑になりますが、棒を動かすやり方に工夫をし、同じ品質で開けています。

 

毎年、改良を重ねていくことは、商売なら必要です、

いがいに、農業の現場では忘れられているようです。

 

レイカ×頑張る根  かなりの水疱症が出たようです。

これは生理障害らしいのですが、自分の播種苗にも出たので、

今年の気候も影響があるのでしょうか?

これが苗の歩留まりに影響が出るかどうか、まだわかりません。

 

夜間、苗の状態を確認。

トンネル気温良し、樹の状態は、日中、夕方と違い、夜の姿勢をとっているのを確認。

今のところは良し、僕は水を絞りませんし、温度を下げませんが、

実際、徒長で悩んだ事はありません。

このバランスの取り方、生育の判断は、

栽培技術のブレーンに習った技術ですが、

ポット土の調整方法、栽培管理の方法、毎年改良を重ねていますけど、

今のところ、この気候でも、安定して生育しています。 

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トマト苗、育苗中、その4

トマト、苗の接ぎ木はカミソリで切断し、専用チューブに刺して、つないでやるだけです。

そして高湿度、高温の養生室に入れて数日間養生します。

写真のとおり、カメラがすぐに曇ります。

今日、写真は無いですが、加湿装置の近くから、

の葉、茎に水泡状の腫瘍が一部発生しました。

これはサカタのレイカに見られる症状らしく、病原性では無いとの事。

加湿装置の近くに多く見られるようなので、とりあえず、湿度を落として対処。

農業普及所を通して、サカタに問い合わせてもらいました。

タキイの桃太郎には見られなかった症状です。

レイカの歩留まりが少し下がる結果になるかもしれません。

 

苗の写真 朝ー夜ー朝 

こうして写真を撮ると、わずかずつですが

変化しているのが良くわかります。

今まで、定期的に写真を撮ってはいますが、

こうしてきちんと整理して無いので、

ブログは、その点、プレッシャーが

かかるので、結果として、自分自身が振り返るのに有効だと思いました。

見る人が見ればいろいろ意見をいただく事も出来ますしね。

このホームページ自体、トマトを買ってくれた人に、

栽培状況を公開する為に、始めた事ですが、

いろいろ、フェイスブックと合わせ、

活用法を考えていきたいと思います。

 

とにかく今年は、低温、高温、強風、それに長雨と

のっけから荒れ模様です。 

予定も栽培管理も予想がしづらく、農家泣かせの年になりそうです。

だからと言って、泣くわけにはいきません、持てる力を全力投球し

力を出し切って頑張ります!

 

 

 

 

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トマト苗、育苗、栽培中、その3

夜の苗、昼の苗

夜、ハウスのトンネルを開けて、トマトの苗を観察してる人

あまり居ないようです、

以前話を出したら、夜にトンネル開けやつはいない

そう、言われました。 

僕は1日一回は夜に開けて観察します。

トマトの苗は夜に成長します、

昼間は光合成をして、夜は転流を行いますから、昼間と夜では

トマトの姿勢は、当然違います。

この変化を見ながら、生育の状態の判断をします。

一般には、昼間の姿勢だけですが、トマトの苗は

夜昼の姿の違いが特にはっきり出るので、わかりやすいです。

具体的な、事はノウハウだから、言いませんが、

写真をみたらわかります。

 

今日は、泉農園で自分の苗の接ぎ木をしました。

今年で3年目ですが、何せまだ数千本しかしたこと無いので

へたくそ・・・・ 泉農園の白須さんはもう何十万本も継いでいるので

手際の良いこと、懇切丁寧に、接ぎ木のこつを教えてくださいます。

僕の育苗の重要なブレーンです。

 

トラクターが直りました。

天才的に、電子回路を作ったり、再生するIさん、さすが、

回路の部品を交換して、代理店が不可能だと言った

回路の再生を成し遂げました、もう、ほんと天才!

感謝、感謝です。

この人も僕のシステム設計・製作の重要なブレーンでメーカーです。

 

早速、親父が、田んぼの代掻きの部品を溶接して修理しました。

親父も僕の機械修理の担当、ブレーンです。

僕は自分一人では何も出来ないかもしれません、

なので多くの優秀な人に力を借りて、事業を進めています。

ありがたいことです、感謝、感謝です。

 

メーカーが部品の保証を切ってしまったトラクター

たった一つの電子回路で、トラクターが歯医者になる

販売店も、メーカーも次が売りたいので、修理や再生はすぐに

出来ないと言ってくる、それで、安くするから次を買いませんか?

すぐ、言ってくる。

不誠実・・・・機械が壊れなければ、新車は売れない、

壊れる機械なら、やっぱり売れない・・・これはジレンマだとは思う。

ユーザーからしてみれば、壊れない機械、または壊れても

部品が出続けることは大切。

僕が持っている重機をコマツに統一したのも

部品の保証が長いからです。

 

手持ちのコピー機でも。部品の保証が切れますの

通知が来ました。

 

これからの日本は、右肩下がり。

新車、新車、の時代では無くなった気がします。

修理しながら、大切に使って、資源の有効利用をする。

そんな時代じゃないでしょうかね。

それで成り立つビジネスモデルを考えないと、

お客を置いてきぼりにするメーカーは、売れないと思います。

 

なんか話がとっちらかりましたね。

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苗、育苗中その2

春の雨が、今年は多くて、いろんな仕事が遅れています。

苗を育苗する専門のハウスばかりで無く、ポットに入れての育苗は

栽培するハウスにビニールを敷いて、仮の育苗施設にします。

育苗しながら、育苗ハウスを整備し、植えながらまた元の畑に戻し

其処にまた植えると言う、4月5月は大変な忙しさになります。

ついでに、祭り、有害鳥獣の許可とわなの設置、PTA、子供会。

田舎の生活は、仕事に追われ、残業や転勤といったことは少ないですが、

特に農家は転勤とか配置換えは関係ないです、しかし

その分、暇に見られがちですが、実際は、雨が降っては予定が崩れたり

苗が手元に来てからは、1日たりとも離れられませんし

生き物だから、天候で変化が変わるし、

常に、予定が流動的に変化するので、しっかりと

段取りを頭に入れて、変化に対応しないといけないので、

仕事で、段取りがぱっぱと、組めないような人には向いていません。

 

それ以外にも、資材の発注確認、技術の勉強、ネットの対応

家事、育児、普通に忙しいです。

サラリーマンと違い、日常生活と仕事がリンクして動くので

家に帰って、休みでは無く、布団に入るまで休む暇はありません。

テレビを見るのも好きですが、和風総本家とかいってQとか、

この時期から、見なくなります。

もちろんDVDを借りて見る暇も無く、ゆっくり音楽を聴く暇も無いです。

 

軽トラのCDには斉藤ひとりさんの講演が12本あって、順番に聞いています。

それも精神的な勉強ですからね。

 

農業はゆったりと人間らしい生活が出来ると、考えている人、

人間らしいですが、物事をぱっぱと、こなせない人には向いてないですからね。

もっとも、農業に限らず、そんな、のんびりしては、子供を養って

生きていける世の中では無いですよね。

誰の人生も波瀾万丈、どんな人生にもドラマがあるはず。

病気も怪我も無く、働ける事に感謝します、幸せ幸せ!

 

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苗、育苗中その1

4月7日の苗の様子

上は花村トマト農園の苗、

下は石川トマト農園の苗。

どちらも同じ桃太郎×頑張る根、 昨日納入された物です。

 

同じ苗でも、石川さんとは植え方、最初の水、気温管理、

そしてポットの土の作り方。  

産地ですから基本は同じですが、水やり等には個人の

考え方の違いが出ています。

 

産地でも各農家それぞれトマトの味が違ってきます。

どちらが旨い、とかの話では無く、

もちろん人より旨く、人より品質を上げる競争も

した方が良い、だけど仲間だから、お互い、

良い工夫は教え合ったら良いのです、

俺だけが良いのでは無く、みんなが良くなったら、産地も良くなる。

そう考えたら良いのです、僕も個人的に研究してますが、

仲間には、気づいたこと、工夫は隠しません。

でも、自分だけ守る人には、僕も教えませんけどね。

 

農産物であるトマトには育てる人の個性が、自ずと出ると言うことです。

石川農園でも故哲也と右木子さんでは違って来たように見えます。

自分のトマトを食べてもらうと言うことは、

自分の個性を味わってもらうのと同じ、

だから、たった一つのトマトに、全力を出し切って栽培します。

トマト一つに愛をこめて、今日もトマトの世話をします。

 

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購入苗、来ました。

購入苗来ました、

桃太郎×頑張る根の組み合わせで、1300本。

始業式で早帰りの子供達、女房、親父に手伝ってもらい、鉢に移植しました。

購入苗は根回りが少なく、セルに付着して抜けません。

そのまま抜くと千切れてしまいます。

セルをもむ人もいますが、根が傷みます。

家ではセルの底の穴から棒をさして、あらかじめ抜いておきます。

どっちにしても根は傷みます。

これをあらかじめ穴を開けておいたポットに刺していきます。

ここで肝心なのは、決して根を押さえないことです。

極力、根っこに、ストレスを掛けずに移植するのが大切です。

植えた後の根回し水でセルを土になじませます。

ここらにも、文章ではわからない、経験とノウハウがあります。

気温が寒くてもストレスなので、ハウスを閉め、暖房機を焚いて

少し熱いくらいの気温で移植します。

環境の変化はストレスです、変化を減らす努力は必要です。

日没前に、トンネルで被覆します。

ハウスはポリで囲っただけなので、

温室と違い、温度の維持が難しいです。

暖房機で室内が氷点下にならないようにして、

トンネルで、地温を利用してさらに温度を下げないようにします。

これは夏秋トマトの方法で、温室育苗よりは低コストです。

ネポン加温暖房機を入れているのは珍しく、普通は灯油ストーブ程度です。

ストーブは酸素を奪うので、樹にはストレスです。

トマトの木は夜間は酸素を必要とするので、二酸化炭素は要りません。

暖房機は酸素は持って行きませんが使用頻度からすると、高価過ぎます、

なので、僕のは中古の古ーい、もらい物です、

燃費が悪いのが欠点ですが、使用期間は短いので、

とりあえずハウスが暖かくなれば良いのです。 

 

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自家苗、購入苗。

今朝も寒かった~。

朝は薄く雪が積もり、気温は氷点下。

温室構造の泉農園さんでも、暖房機がうなる中

それでも結構下がります。

育苗の温度管理データーと言うのは、

一般的には機密でしょうか、農協に聞いても

苗メーカはなかなか出してはくれないそうです。

泉農園さんで研修を受けることにより、

そんなデータも教えてくれますが、

実際は立地条件に左右されます。

自分の施設を作ったら、最適管理温度を自分で作ります。

苗メーカは、苗を作り販売するのが目的の温度、作りやすい温度。

農家は、健全な生育をした苗を育てるのが目的の温度、作り難くても、

それがトマトの為なら、そうするのが、自家育苗の目的の一つですから。

 

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見かねて・・・家族はありがたい。

ポットの土詰め。

頑張っても、一人だと1日で1200個程度です。

5500個詰めるには5日かかります。

さすがに一人では間に合わないので、

長男、女房、さらに親父も手伝ってくれました。

長男にはお小遣いでお願い、女房は元々専従者だから、やってくれないと。

親父は、見るに見かねて・・・。

おかげで1日で2800個詰めることが出来ました。

合計3日で終了しました、何とか間に合って良かった。

 

 

 

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被害あり。

苗は順調です。

爆弾低気圧・・・、泉農園さんのある、阿木の広岡地区は風がまともに吹き付けます。

苗ハウスは無事でしたが、ポリの古くなったシクラメンハウスの

屋根がめくれて、中が水浸しになりました。

次の日にすぐ、業者の手によって仮補修しましたが、

中のカーテン等に痛みがあります。

東美農トマト組合でも、ハウスが何棟かつぶされたり、めくられたり。

農家は自然災害にも備えておかないといけません。

僕のハウスも標準型なら、たった6年で3回くらいは、

屋根ポリが飛ばされたと思います。

高価でも、補強ハウスの効果あり。

もっと補強しといても良いかなと思っています。

 

 

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突風、そして雪景色。

突風から一夜明けて、冬景色。

この気温差、もーしんど。

今年の天候はやっぱり不順です、このところ毎年不順。

腕が試される・・・・がんばります!

としか言えません。

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突風!

写真ではわかりにくいですが、すごい突風でした。

僕のハウスは峠にあり、南側が下りで開けているのでまともに風が当たります。

同じ地区の石川トマト農園は、一つ沢に入って、南北側に山があるので、

うちに比べたらまるでそよ風・・・立地条件でずいぶん違います。

だから、ハウス本体を強化型ハウスにしていないと、風が吹くたびに、不安になります。

今日は結局、ハウスについていて、補修や点検を繰り返して、一日が終わりました。

 

農業は自然に左右されます、被害が出ても何も保証が無いのです。

だから、準備して被害を最小限に抑えなくてはなりません。

自営業、農業は、普段しっかり儲けて蓄えておかないと、いざというときに立ち直れません。

大震災で、苦境に立たされた農業者の事を考えると、胸が痛みます。

明日は我が身、できる限りの備えをして、原発も脱原発に賛同します。

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